The Sound of Silence～豊穣な調べ～ - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
但し、元々は聴こえていたなど条件が限られる
音は聴こえないけど視覚で音楽を楽しむ方法はある
後述する
まず昨日記事への補足
女帝マリア・テレジアが、政治力や駆け引き能力は長けていたにせよ、女に国の指導者不向きの例よ
1行に纏めると「政略結婚が常識の時代に自由恋愛結婚が許され、ハッピーな家庭生活で、しかもカトリック」
ワタクシの結婚生活が幸福だからアナタ方の結婚生活も幸福と信じて疑わないタイプ
娼婦にも「自堕落により」「家族養うため」と分かれるものを、十把一絡げに鞭でシバキ回して感化院送りにした
寵臣カウニッツが愛人の所でお泊りだっけに「フシダラな！」と口も利かなかった
16人も産んだだけあって完全に子宮でモノを考える近視眼の権化
自分達以外は意識低いと見下す副業チュプ等のバリキャリという無駄に意識高い系21世紀女様達の祖先w
『漂流教室』についてもう少し触れると
誰の目にも見えているのに誰も語らない「不思議」が指摘出来る
「不思議」は一つの仮説により説明が付く
説明しろ？嫌じゃ！ボケ防止のため自分で考えろw
ヒント：「終末の後には無の世界だけと決まってなけりゃ、『漂流教室』は20世紀終わりか21世紀今頃を描く創世記」
ところで
円盤を手に現われた悪魔はKK、つまり他の男女は鯰電化の秋家
ベイリーさんとアタシゃ「本当、メンドクサイ頃な」、これはコロナ狂騒曲とりわけ💉を憂いている意味
今朝見た夢がマジわからん
「買ったばかりのPCを新幹線車内に置いたまま」「そして神戸」「駅構内から出られない」「白い血」
どおいう意味の夢なんだろー(・・?(゜_゜>)
その後に見た夢が、ワーグナーでも『ニュルンベルクのマイスタージンガー』でなく『ニーベルングの指環』四部作
『漂流教室』の影響かね、よりによって
ハリー・クプファーがバイロイト音楽祭で演出した舞台設定で現れた
この演出、人呼んで「チェルノブイリ・リング」、終末後の世界を描く
一説では
Götterdämmerung, act three - YouTube
音楽祭100周年を迎えた1976～1980年に上演されたパトリス・シェロー演出の続きだってよ
クプファー演出画像3枚目が、「歴史の道」
画像は指環第一夜『ワルキューレ』第二幕冒頭だけど
序夜『ラインの黄金』から第四夜『神々の黄昏』まで全篇、「歴史の道」の路上に描かれる
『ラインの黄金』序奏前には、黙劇
そこでは民衆が、道の「煙が立ち込める穴の下」を見ている
煙というのが、シェロー演出『神々の黄昏』幕切れで滅亡を迎え燃え盛る世界からのもの
世界が滅亡したからといって神々の治める世界がであり、人類まで滅亡していないので滅亡の目撃者がいる
シェロー演出が19世紀の産業革命頃を背景に特権階級の栄枯盛衰を描くを思えば、目撃者は労働者階級であろう
神々の消滅後、人類がどうやって世界を再建したか？
その答が、「チェルノブイリ・リング」と云われる
クプファー演出がシェロー演出の続きだったら、人類に学習能力無しを指すよね
何しろ「チェルノブイリ・リング」w
尚、シェロー演出は初年度の大不評を受け、コンセプトは変えずテコ入れした翌年以降評価が上がった
初年度のコンセプトのままかどうかわからんのがクプファー演出
映像化以前の舞台を現地で観賞した者の話によると
初演がベルリンの壁崩壊前年の1988年、映像化がソ連消滅前後の1991年と翌1992年
つまり「東西冷戦コンセプト」が使えなくなってテコ入れした可能性が濃厚だそう
そもそも、演出家を選んで構想から舞台初演まで少なくても数年要する
1986年4月26日に起きた原発事故から2年そこらの1988年初演に間に合わない
映像化は「東西冷戦コンセプト」を廃棄せず活かした「チェルノブイリ・リング」と思われる
「チェルノブイリ・リング」をヒネクレタ見方すると、007と世界は二度死ぬとなり、真夏でもエアコン不要だ
カネ金かねMoneyまみれのトンキン五輪への嫌がらせにペタリした映像ねw
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経済力抜きに、バッハやガ～ス～爺どもの小型版我利我利亡者
結局、仮に一般国民全員が五輪を観るとしても、TV観戦が圧倒的大多数だから
ニッポンの夏＝酷暑に緊張する夏をガン無視し、大暑翌日～盆の時期と一番クソ暑い日程が平気ヘーキじゃん
「対岸の火事で済む者にとって、世界の滅亡すら酒の肴となる娯楽番組」と書いた
シェロー演出後の人類、世界再建に一段落着いたら、人類同士で支配者と被支配者に分かれ、支配者階級はゼータク三昧かよ
だとすれば、クプファー演出幕切れに違和感が生まれる
支配者の滅亡を酒の肴として眺める被支配者が何でゼータク三昧出来るん(・・?
散々(゜_゜>)悩んだ挙げ句
飲み会やってる大人達から離れる少年少女
画像左側にいるおっさん、これは地下世界に住む小人ニーベルング族のアルベリヒ
彼がライン川から「全世界の権力を秘める黄金」を盗み、物語が始まった
このアルベリヒ、第二夜『ジークフリート』第二幕までは確実に生きてるが、『神々の黄昏』が微妙だ
第二幕で息子ハーゲンと話すも、居眠っているハーゲンの夢に現れる格好で、それが最後の登場となるしね
個人的には、ずっと生きていると見る
クプファー演出の黄昏そして指環の幕切れに佇んでいる
『ラインの黄金』黙劇場面にも寝ている姿で登場する
彼を放置する形で民衆が解散した所で黙劇が終わると即、序奏が始まる
最初寝ているなら、演出家が何しろクプファーとあって
1978年に初演された『さまよえるオランダ人』に通じる「全篇、夢でした」(・・?
肖像画を片時も手離さない少女が出ずっぱりで、飛び降り自殺して終わる妄想劇と異なり
指環は、アルベリヒの寝て見るクソ長い夢を描く
最後の最後まで夢でなく、ラインの乙女達の手元に戻った黄金（指環）を取り返そうとするハーゲンが川に溺れる辺りまでがそうだ
酒を片手にTV眺める面々、少年少女、これは現実世界の人間達
TV画面に映ってるのは多分、神々の滅亡でなく、何か他の悲劇的状況あるいは悲喜劇だ
悲喜劇なら例えば、一般国民の誰得ともならず特権階級のツケだけ回されるトンキン五輪みたいなものがねw
とにもかくにも、何事も対岸の火事でいられる者達がTVを眺めている
少年少女だけが「何かが狂っている」「逃げよう」
佇むアルベリヒの胸中：「この世界もいずれ、退廃が進み、滅びる」
アルベリヒそれと黙劇の民衆というのは、神々の治める旧世界からいち早く抜け出した者達
旧世界の呪縛から逃れたものの時を経るにつれ堕落した民衆に対し
クソ長い年月を寝て暮らしているというか、ほとんど世捨て人みたいなアルベリヒ
善人とは言えないなりに解脱の境地にあるアルベリヒが「世界は二度死ぬ」を予知している幕切れと思う
ま～アタシの妄想劇かも知れない「チェルノブイリ・リング」解釈だけどw
演出自体は本当『漂流教室』同様、古びず、普遍性を持つ
先見の明、これは1994年から始まったベルリン国立歌劇場演出にも適用される
『ワルキューレ』
浄められた夜 - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
1.17以来、アタシが『ジークフリート』を聴くと地震発生する濃厚のため、一音も聴いてないよを強調しといてw
ワルキューレには、第二幕、神々の長ヴォータンの叫ぶ「Das Ende!（終末だ！）場面がある
ベルリン版では、ヴォータンが叫んだ直後、トネリコの木が腐って折れたかして倒れた
※1997年と2002年の日本公演をNHKホールで観た時は 、天井からドサッと落ちたっぽかった
つまり、終末を招く環境破壊もテーマの一つだけど
ベルリン版は人呼んで「インターネット・リング」
インターネットがまだ黎明期にあった1994年に、IT社会が必ずしもアカルイミライと言えないを示唆したのが凄いわ！
アツベリヒの寝て見る夢である「チェルノブイリ・リング」だって結局、進み過ぎた文明の敗北じゃんw
という所で、当記事冒頭に戻ると
音は聴こえないけど視覚で音楽を楽しむ方法とは？
オペラだよ
それも
Das Rheingold (Entry of the Gods into Valhalla) - YouTube
時代設定を変えるような読み替え演出でない、絵本みたいな古典的演出だよ
日本語字幕アリ映像を探し、 もし手に入るなら対訳本も買って作品研究したら、読み替え演出の一部可能となるかも
賭けに等しくなるが、読み替え演出の全てが音消したら何やってるか全く意味不明ばかりじゃないからね
シェロー、クプファーの指環四部作がそおだよw
