mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

殺人的酷暑から復活の日を果たし、殺人ミステリーに涼を求める昼下がり

夜中の雨が止んだら、窓を全開にすると扇風機で楽勝の朝と昼が訪れたもんで

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TVある本間三畳の上階へ行き、『犬神家の一族』をミタ

 

 

 

 

録り損ねたけど、8月2日には

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復活の日』が放送された

ねらわれた学園』『早春物語』『天と地と』が続き、8月第1週夜のWOWOW角川映画特集だった模様

 

 

 

 

往年の角川映画から傑作を選ぶなら、1976年版『犬神家の一族』、次に『復活の日』でしょね

復活の日』では、世界初の南極ロケだの、チリ海軍の協力を得るだの、どんだけ金満やねんの角川春樹御大が製作費ケチらず

原作者の小松左京ともども、40年後に世界を襲うコロナ狂騒曲を予知しとったんかいと言えるだけの成果は出している

 

 

 

 

ケチケチしていないと言えば、『犬神家の一族』で挙げると、犬神佐兵衛の、死の床に就く姿以外は遺影を含む生前の写真類

そのためだけに明治や大正の設営を惜しんでないじゃん(三國連太郎の出演料も?w)

犬神家の一族』はやや見劣りする2006年版が存在するので

新旧どちらも大滝秀治が演じる大山神官の場面も、2006年版では随分アッサリ短く済まされているは置き

角川映画の船出となる1976年版への意気込みが見て取れる

2006年版を擁護するとしたら

 古館弁護士が最後、「天から来たみたいな人」と〆る

昭和が天上同様、別世界となった2006年に、天から蘇らせて再び天へ戻らせたような終わり方した点よ

 

 

 

 

1976年版で笑かす場面を挙げとくと

「(まだ数年経っていない)空襲で亡くなったとされる青沼静馬の母・菊乃

静馬が松子BBAに正体バラす場面では、(外地からの帰還兵)静馬が9歳の時と言うので、計算合わない」

「犬神佐智と犬神小夜子は従兄妹同士で出来ちゃってるけど

犬神佐智:川口恒、犬神小夜子:川口晶が、実兄妹とあって、静馬が姪に当たる珠世を狙う以上にマズい配役」

「渡辺刑事:角川春樹、顔はマァ悪くねーし、台詞回しもヘタじゃない」

「ドサクサ紛れに胸の辺りをとか(# ゚Д゚)つ〃∩ ゴルァ ゴルァ ゴルァ

ま~年中無休24時間忠義無双への御褒美という方向で許そうw」

 

 

 

 

  

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