中途半端な寒暖差による風邪引く前に寝込んでる本日
布団の中でイラ~とした件
寅さんあれから22年、吉岡秀隆と後藤久美子の再会/映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』BD&DVD予告編 - YouTube
満男主体の話だけど
満男が非モテのまま20余年後、欧州で人妻となった元カノ泉に金満アレジの写真を見せられ、(´・ω・`)凹んで欲しかったw
そもそも『男はつらいよ』を、寅さんから満男への世代交代可能とアタシゃ考えていた
満男がテキ屋稼業を継がなくても、🗾全国津々浦々をほっつき歩く姿似合う思うどぉ
世代交代無理なら、主演の渥美清が亡くなった時点で、寅さんはフーテンのまま行方知れずとし
『男はつらいよ』シリーズ/(^o^)\が良かったワイ
その後を曖昧にし、観客に想像させるのがむしろイイ作品という意味よ
市川崑監督の撮った石坂浩二の金田一耕助シリーズ - Wikipedia
6作品だが、『犬神家の一族』が2回なので、横溝正史の執筆した原作は5作品である
映画化5作目に当たる『病院坂の首縊りの家』をよーく思い起こしてみれ
冒頭とラストシーンでは、老推理作家(横溝正史)夫妻と仕事を手伝っている親戚の薬学生・妙ちゃんを
冒頭では金田一さん、ラストでは本條写真館助手の黙太郎が訪ねて語り合っている
ラストシーンでは金田一さんは既に渡米していてサンフランシスコから便りを一度寄越しているが、姿見せないのは恐らく
事件解決後、世話になった人々に巨額の寄付をし、米国に姿を消し消息不明となる原作を踏襲している
市川崑監督にはその後『八つ墓村』、野村芳太郎監督の1977年松竹版より比較的原作に忠実な1996年版あるが
毎度お馴染み加藤武など出演するも、豊川悦司主演のため、別枠だし
石坂浩二の演じた金田一さんはどう言うか、007は二度死ぬならぬ金田一耕助は二度消息不明じゃね
とにかく、市川崑監督の撮った石坂浩二の金田一耕助シリーズは何ともスッキリしない幕引きしたと言える
ところで、横溝ミステリーの映像化について、何回考えても
横溝正史シリーズI(1977年)
横溝正史シリーズII(1978年)
名探偵・金田一耕助シリーズ(1983年 - 2005年)
これらを超えるの、令和現在、もはや(ヾノ・∀・`)ムリムリとの結論に至る
市川崑監督のそれですら
『犬神家の一族』:「起きしなに何品食わせるねんの日本旅館ブレックファースト」
(いきなりピークを迎える)
『悪魔の手毬唄』:「ボンビ~共稼ぎには高嶺の花である割引無しの高級ランチ」
(ピークとほぼ同等)
『獄門島』:「ランチもお高い茶廊でのお三時あるいは遅い昼食」
(ピークを維持しているが、幾分弛緩し、マッタリ感に覆われる)
『女王蜂』:「夕方の、仕事上がり後に立食屋で軽く食前酒と腹ごしらえ」
(余力は持つが、手詰まりに陥って斜陽へ)
『病院坂の首縊りの家』:「まだ宵の口に終わる簡素なディナー」
(余力すら使い果たし、体裁整えるだけで精一杯、もはや過去の名声や遺産で食い繋ぐ)
2006年版『犬神家の一族』:「日々ひたすら自炊と倹約に励み、給料日前には裏の畑で収穫したネギの炒め物がおかずの一汁一菜」
(自己破産や生活保護申請まで至らず、しかし朝昼晩パート掛け持ちする身)
…ちゃう(・・?
2006年版犬神家構成員の顔触れは、往年のスター&一枚看板張るには小粒が少なからずである
往年の「銀幕スター」、TV出身でも昭和の黄金期を知る出演陣が、横溝ミステリー映像化の根幹でしょね
『犬神家の一族』を例に挙げるならば、松子BBA女優が鍵を握る
個人的に好きなのは
黒澤明、溝口健二といった巨匠の作品に出演した「銀幕スター」にしてTVにも早くから出演した、1977年毎日放送版の京マチ子だけど
1990年テレビ朝日版の岡田茉莉子が、TV版松子BBAとして対抗馬と見る
『人間の証明』を思い起こしてみれ
大きな銀幕に堪える「華」、映画出演もするTVサイズ女優には難しいモノを備えている
無言で居並ぶ人々を睥睨出来る存在感が、松子BBAの成否を分けるんだよ
横溝ミステリー映像化は今後も続き、それはイイ
ただ、洋の東西どちらも「銀幕スター」が皆無とまで言わんが小粒となり
スターもどきが雨後の筍の如く粗製乱造というか消費主義的というかの21世紀現在
「起きしなに何品食わせるねんの日本旅館ブレックファースト」みたいな豪華メンバー揃う作品はもう現れるまい
洋画を例に挙げれば
Winner is ... Loser ! - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
栄華のThe End - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』がそうちゃうん
令和の👀に古臭かろうと、昭和後半から平成前半にかけての頃、20世紀中に生み出された横溝ミステリーを一度は観ておくべきね
あ”
何で寅さんがやねん以上に、「祟りじゃ~」とオカルト仕立てに探偵不要のコレもお忘れなく
6歳で映画初出演し、ショーケン(萩原健一)の少年期を演じた吉岡秀隆の暑苦しさたるやw