mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

袖振り合うも多生の縁、そのまま縁結びすると他人の空似

Hatenaブログは検索エンジンに強いよね

ブログも何ヶ月以上続けてると検索からの流入が増え、ウチもそれなり検索数増えている

GoogleYahoo!の両検索共に、Yahoo!旧本館記事への流入が多い

中でも

mathichen.hatenablog.com

これが安定して稼いでいる

https://gunnereds17.blog.fc2.com/blog-entry-6137.html

https://mathichen.blog.fc2.com/blog-entry-12268.html

Yahoo!ブログ最終期記事だから、FC2本館にコピペでないリアルタイムコメント載ってるんだけどw

 

 

 

 

 

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アジャーニちゃんといい

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夢見る頃を過ぎても、永遠の少年少女(前篇) - 心の旅路

夢見る頃を過ぎても、永遠の少年少女(後篇) - 心の旅路

淫行疑惑ポランスキーといい、親父趣味のナタキンといい

男(女)の嗜好に拘りを通り越して執念すら感じるわ

 

 

 

 

皆同じ顔やんでは、他にも男女1名ずついる

 

 

 

 

男では

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舞台演出家・映画監督のサー・ピーター・ホール

1956年に女優レスリー・キャロンと結婚し、一男一女をもうけたが、1965年に離婚

(間男、明記するとウォーレン・ビーティーが登場して、嫁に逃げられた)

1982年にオペラ歌手マリア・ユーイングと再婚し、女優となった娘レベッカが誕生したが、1990年に離婚

キャロンが歯を見せて笑ったら、大口が特徴のユーイングそのまんまやんw

 

 

 

 

女では

あ、その前に、ひたすら長い前提として

 

 

 

 

 

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左上:作曲家フランツ・リストとその娘コジマ(コジマの母は、父の愛人マリー・ダグー伯爵夫人

左下:×1同士で再婚したコジマとリヒャルト・ワーグナーワーグナーが、 指揮者ハンス・フォン・ビューローから見て間男となった)

右上:

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悪の華に漂うは知的な香り - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

ワーグナー家長男夫妻ジークフリートとヴィニフレート及び4人の子供たち

右中央:ジークフリートの息子's、長男ヴィーラントと次男ヴォルフガング

右下:ヴィーラントの長女ニケが、高祖父リストの写真と並んでいる

 

 

 

 

そもそも作曲家同士がよく似てる所へ、父親似の娘が父親と同じ顔した男と結婚したら?w

重症ワグネリアンの所為か、英国出身の長男嫁が年取るにつれ「ワーグナー顔」となるからww

孫の代ではそれほど濃くない「リスト顔」が、眼鏡掛けると父親そのまんま玄孫娘に濃いのガーwww

 

 

 

 

ワーグナーの曾孫娘と言えば

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ヴォルフガングの娘's、1945年生まれのエーファと1978年生まれの馬鹿利異名もといカタリーナの異母姉妹

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ワーグナー家の栄光ふたたびは近い - 映画、音楽、文学

ヴォルフガングが存命中に次女を後継者に指名し、長女を協力者に据えた

その背景として

ヴィーラント亡き後、バイロイト運営権などを巡って

ヴィーラントの遺族とヴォルフガング一家が互いの取り巻きを交えての内紛を繰り広げた

何しろヴィーラントが、歌手エリーザベト・シュヴァルツコップの旦那から

「君の家は『トリスタン』と『指環』の伝統を守っているね。何故って?

酒や料理が出されるといつも決まって裏切りや卑劣な行為が必然のように続くからね」

「ニケが、爆弾だよ」

最終的にヴォルフガングが兄の一族をバイロイト運営から完全に排除して総監督の座を守った

ヴォルフガングの長男ゴットフリートが従妹(ニケ)と同類に加え、親父との確執あって、妹'sの登板となったのね

16歳頃から帝王学仕込まれていたカタリーナは指名当時、まだ20代後半で、それなり可愛かった

四十路に入った近年、「リスト顔」が現れ始め、ぶっちゃけブッサイク路線一直線にw

母親がプリ子上がり=ワーグナー家には曾祖母の伝統も濃いとアタシゃ勝手に解釈しているを追記しといて

 

 

 

 

という辺りで、女では誰が「皆同じ顔やん」について

 

 

 

 

 

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昨日記事に登場したアニヤ・シリヤだよ

 

 

 

 

19際の時、バイロイトのオーディションを受け、ヴィーラントに公私両面で抜擢された

42歳のヴィーラントには嫁そしてニケ含む二男二女がおり、でもシリヤちゃんがミューズだというので、周囲が半ば黙認の愛人だった

両親揃っているも私生児で、祖父に育てられ音楽等を仕込まれたから、ファザコン傾向であろう

しかしヴィーラントが病を得て1966年秋に急逝し、シリヤちゃんは翌1967年を最後にバイロイトを去った

早い話、「嫁が追い出した」

 

 

 

 

ヴィーラントを喪って失意のシリヤちゃんを慰めたのが、ベルギー人指揮者アンドレ・クリュイタンス

ヴィーラントを通じて知り合ったバイロイト常連同士の年齢差は35歳で、クリュイタンス既に61歳

クリュイタンスとの仲も、1967年6月3日にクリュイタンスがパリで急逝したことにより不運の結末を迎えた

1年足らずのうちに2回も若後家さん状態なんて、27歳での引退考えるほどそりゃ凹んだ

尚、シリヤちゃんはパリのクリュイタンス自宅を後年購入し、そこに住んでるから余程惚れてたのね

場所が何処であれ家を購入した背景には、「離婚」があった

 

 

 

 

若き日のシリヤちゃん持ち役の一つとして


Anja Silja sings "Vieni! T'affretta" from Macbeth by Verdi

Anja Silja sings "La luce langue" from Macbeth by Verdi

ヴェルディマクベス夫人が挙げられる

1969年頃に歌った折、フランクフルト歌劇場音楽監督のクリストフ・フォン・ドホナーニと知り合った

(『マクベス』上演した歌劇場は確かハンブルク国立歌劇場)

11歳上のドホナーニは最初の妻と離婚して子供が3人いる「男やもめ」であった

子供の1人が

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ドホナーニ家の仇敵であるナチス役を演じたユストゥス

クリストフ・フォン・ドホナーニ - Wikipedia

ユストゥスから見て祖父と大叔父が1945年に強制収容所で処刑されたと説明して

シリヤちゃんとドホナーニの結婚生活は公私共に比較的順調であったが

1984年にドホナーニがクリーヴランド管弦楽団音楽監督に就任すると、シリヤちゃんの生活に変化が出ることとなった

クリーブランドには歌劇場は無く、シリヤちゃんは「ドホナーニのファーストレディ」の座に甘んじた

楽の調べを新世界より - 映画、音楽、文学

米国の楽団シェフ夫妻は、特に中小都市の場合、町の名士

米国初の黒人シェフが白人の奥方を迎えたのは、聴衆との橋渡しお願いします大きい

マダム役に専念出来る夫人でないと務まらず、バリキャリ志向というか天才肌に無理な相談

窮屈に感じている頃に

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Leoš Janáček - Jenůfa (subtítulos en español)

イェヌーファ - Wikipedia

未婚の母となった養女の名誉というより自分の名誉を守るため嬰児殺しする「教会のおばさん」

Singing Actressに打ってつけの役柄の依頼届いたをきっかけに、ドホナーニと不和になり、遂に離婚

んで、先述のクリュイタンス自宅購入に至るんだけど

 

 

 

 

 

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左上:眼鏡掛けてるヴィーラント

左下:眼鏡無しのヴィーラント

右上:ドホナーニ

右下:クリュイタンス

皆同じ顔に見えるやんw

 

 

 

 

つか

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左は21歳のシリヤちゃん、右は40歳のシリヤちゃん

微妙におっさんどもと似てへん(・・?

ドホナーニとはお互い爺婆を迎えると

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双子の兄妹で通るでw

 

 

 

 

双子の兄妹と言えば、すぐ『ワルキューレ』を連想するので

 

 

 

 

 

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1990年代前半に、ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団による『ニーベルングの指環』を

ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団全曲盤あるのに企画した英国Decca

やっぱアカン思うたのか、『ラインの黄金』『ワルキューレ』だけでポシャってしもた

ワルキューレ』で結婚守護女神フリッカ、おっかない嫁を歌ったのが、メゾの役柄も歌い始めていたシリヤちゃんであった

離婚までそう長くない録音時期から考えて、フリッカは自分の実亭主とガーガーやってた気がしなくも

 

 

 

 

 ついでに

 

 

 

 

シリヤちゃんから「おまいさんが外でこしらえた兄妹が駆け落ちとか、どないかせいやッ」

と脅される亭主、神々の長ヴォータンを歌ったのは、米国のバス=バリトン歌手ロバート・ヘイル


Wagner Die Walküre Der Augen leuchtendes Paar Sawallisch - Behrens - Hale

これは、NHKが撮影したバイエルン国立歌劇場映像より

ヴォータン歌うバス=バリトンだと概ね、R・シュトラウスサロメ』の首斬られる預言者ヨハナーンも歌う

ヘイルも歌い、録音残している

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サロメが嫁で、この夫婦も顎のシャクレ具合が特に似てると思うの、アタシだけ???

ちなみに、この夫婦も離婚し、嫁が鬼籍に入っている(13歳上の元亭主はまだボケず元気な様子)