「悪いトコばっかイジメないで、たまには爺さんの擁護したれや」
『市民ケーン』の件と合わせ、ハーストがカワイソに思えて来るのアタシだけ???
「じっちゃんの名にかけて、孫娘ちゃんのアテクシが世直ししてやるッ」
「同志タニア、礼の代わりに同意するわ~」
(パティ・ハーストを誘拐したシンバイオニーズ解放軍は最初、身代金と同志の釈放を要求したが
戦術変更し、パティの父親に対し「カリフォルニア州の貧民6万人にそれぞれ70ドル分の食料を与えよ」と命令した
合計で420万ドルとなり、いくら大富豪といえどもこれは流石に無茶な要求だったが、已む無く実行し始めた
反資本主義・貧困層解放を掲げる左翼過激派組織と、彼らの敵である金満のタイアップで結局、社会貢献とかw)
先週の続きというより、今週が本番よ
「パパ~、 (☍﹏⁰)。 、世間はみ、ミ、皆して、アタイを笑ってるのかな…」
「心配要らん!ワシを助けてくれたマリちゃんを馬鹿にする奴、皆頃しにしたる (メ゚皿゚)」
ハースト家にとって敵といえば、『市民ケーン』もでしょね
ハースト爺は『市民ケーン』の製作を察知し、映画が自分と愛人マリオン・デイヴィスを侮辱していると考え
その公開を妨害しようと持てる影響力を全て行使した(評論家の買収や、劇場への圧力など)
世界大恐慌時、マリちゃんはパパから貰った装飾品を手放してカネの工面なんて恩返しやねと泣かせるし
パパは激怒が脳内出血を召喚してそのまま地獄落ちでもおかしくない後期高齢者であった
あのさ、『市民ケーン』のモデル、本当にハースト爺&マリちゃん?
つか、ハースト爺&マリちゃんだけが、映画のモデル??
スーザン・アレクサンダー(ケーンの2番目の妻)に引っ掛かるのだガー!!!
圧勝を予想された知事選挙の前日、歌手である愛人の存在をスッパ抜かれたケーンは落選し、妻も彼の元を去った
ケーンは愛人スーザンのために巨大なオペラ劇場を建設し、自分の新聞で大々的に宣伝したが、不評は覆うべくもなかった
悩んだ末に自殺未遂を引き起こしたスーザンは大邸宅に幽閉されたが、やがてケーンの元を去った
モデルを製作者都合で大幅に脚色するとしても、スーザン=マリちゃんなら馬鹿にされ過ぎだよ
根拠其の壱:「マリオン・デイヴィスは無能じゃない」
大昔、淀川長治爺さんが監修した無声映画女優アルバムに、「綺麗な人だったよ」
綺麗な人だったよ=それだけの人だったよを指す
ま~その通りだったんでしょ
が
しかし豪華なコスチュームを身にまとう彼女の映画が大好きだったハーストも、
『お人よし』や『活動役者』(ともに1928年作、キング・ヴィダー監督)で見せたコメディエンヌとしての才能を見抜くことはできなかった。
ハースト爺に見る眼備わっていて、コメディエンヌとして10年限定で売り出しとけば?
10年限定の理由:「年齢+ドモリ、そして時代」
トーキー映画の出現で、映画にはもう出られないだろうと心配していたが、実際には然程障害にはならなかった
しかしながら
1990年代から2000年代に入ると、三十路→四十路のメグ・ライアンがラブコメの女王失格のように
吃音マリちゃんが三十路迎えた頃に誕生したトーキー映画に引導渡され失格でも構わなかったと思う
若く華やかな20代のうちに、マリちゃんの持てる才能が発揮されていればね
トーキー出現を度外視しても同じ話ね
根拠其の弐:「スーザンの設定が、無能なオペラ歌手という点」
彼女はオペラ歌手を目指していた。
ワルスカの4番目の夫、ハロルド・マコーミックが彼女の歌手としての才能の明白な欠如が知れ渡っていたにもかかわらず、
大々的に宣伝を打ったことを取り上げて、ケーンの2番目の妻であるスーザン・アレキサンダーのモデルに加えている。
映画評論家のロジャー・イーバートは、『市民ケーン』のDVD解説において、
才能のないスーザンの人物造形は、ワルスカに基づいていると指摘している。
マコーミックは多額の金をワルスカのボイスレッスンに費やした上に、
1920年にはシカゴ・リリック・オペラでルッジェーロ・レオンカヴァッロ作のオペラ『ザザ』 (Zazà) を製作して彼女を主役に配置した。
彼女はドレスリハーサル中に演出家と衝突し、舞台の上演前に降板してしまったという。
ワルスカの声には凄まじいものがあったが、マコーミックだけには快かったのであろうと当時の人々は評している。
他に説明要るかしらん
ハースト爺&マリちゃんだけじゃないのよ、米国金満バカップルは
ガナは鹿喪
1.Archadie d'Eighnhorn(ロシアの男爵で軍人、1914年に彼の飲酒癖がもとで離婚)
2.ジョゼフ・フランケル博士(Dr.Joseph Fraenkel、ニューヨークの内分泌学の権威、1920年に死別)
3.アレクサンダー・スミス・コクラン(Alexander Smith Cochran、カーペット業界の大立者で富豪、1920年に離婚)
4.ハロルド・マコーミック(Harold Fowler McCormick、実業家、1922年に結婚し1931年に離婚)
5.ハリー・マシューズ(Harry Grindell Matthews、イギリスの発明家、1941年に死別)
6.テオス・バーナード(Theos Casimir Bernard、ヨーガ及びチベット仏教の研究者、1946年離婚)
金満と離婚してまっせ
ハースト爺の亡骸を息子どもが取り上げるまで、寄り添っていた=恩人を看取ったマリちゃんと雲泥の差ですやん
…オーソン・ウェルズに蹴り入れたい気分、わかってクレタ???
ハースト爺&マリちゃんにも基づいてるにせよ、何かチョイと冤罪っぽいのガー
(6 ̄  ̄)ポリポリ
最後に
ガナ・ワルスカの歌声見つけ出したわ
共演者は、旦那のカネで買うたのやらの第一級でやんす
聴いた感想?
「一応、サマになってる
なまじ聴けるレベルだけに却って、音楽の才能と感性に欠如が浮き彫りに」
自分を信じて、鳥のように空高く羽ばたけ - 戯れゴトFootball
改めて、20世紀の誇る天災もとい天才と感じ入った
20世紀から21世紀にかけて誇る流石のオスカー女優も、ま~だまだ修業不足やなw