mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

新・クイーンズ・ロジック/女の言い分・男の言い訳

前の前の記事で、デュ・バリー夫人について触れたね
ベルばらを取り出して確認したら

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史実の存在が漫画で描き方変わるのは創作の一つとして認めよう
低年齢層読者が漫画と史実を混同しかねない点が難題だ




【Liens de sang...Amour et orgueil(嵐の中の真実、そして、愛と誇り)】

ベルばら読んだ方々、第1巻を思い出すべし
嫁入り直後のアントワネットちゃんが、ルイ15世の行かず後家三姉妹から
「娼婦がね、貴族様を騙くらかしてさ」、デュ・バリー夫人の素性について吹き込まれるでしょ
ゾ~ッとしたアントワネットちゃんは、お母様なら鞭くれてやって感化院送りにする女じゃんと答える




デュ・バリー夫人は、本名マリ=ジャンヌ・ベキュー
フランスのシャンパーニュ地方(現在のムーズ県ヴォクルール)の貧しい家庭に生まれた
母アンヌ・ベキューの私生児であった
弟が生まれて間もなく母は駆け落ちし、叔母に引き取られて育った
ジャンヌが7歳の時、再婚した母に引き取られてパリ(現在のパリ5区など)で暮らし始め
金融家の継父から大層可愛がられ、まともな教育を受けさせて貰える身となった
15歳で修道院での教育を終えると、初めはある家の侍女をしていたが、素行上の問題から解雇される
その後、男性遍歴を繰り返し娼婦同然の生活をしていたようだが
1760年にお針子として≪ア・ラ・トワレット≫という洋裁店で働き始めた
美しいジャンヌは、やがてデュ・バリー子爵に囲われると、貴婦人のような生活と引き換えに
子爵が連れて来た男性とベッドを共にした
家柄の良い貴族や学者、アカデミー・フランセーズ会員などがジャンヌの相手となり
その時に社交界でも通用するような話術や立ち振る舞いを会得したと推測される
1769年にルイ15世に紹介された
その5年前にポンパドゥール夫人を亡くしていたルイ15世は、ジャンヌの虜になって彼女を公妾に決める
デュ・バリー子爵の弟と結婚してデュ・バリー夫人と名を変えたマリ=ジャンヌは、型通りの手続きを終えて
正式にルイ15世の公妾となり、社交界デビューした




…デュ・バリー夫人の何処が悪いと言うのやら
漫画では、結婚翌日に旦那を毒殺し、貴族夫人として堂々と宮廷入りしたと、行かず後家トリオが説明する
史実だと、国王にお目通り叶ってから、正式な宮廷入りを保証する貴族との結婚をしているとなる
旦那が誰しも認める自然死でなく不審死を迎えるなら、リスキーで、行かず後家トリオの説明が不審だ
公妾に出世したデュ・バリー夫人が実質的な女王の如く振る舞い贅沢の限りを尽くしたのは事実であろう
しかしながら、夫人を非難する資格持たない者がいるよね
説明要る?
マリー・アントワネットに決まってるじゃん!」




真面目な話、史実のマリア・テレジアって、自分の幸福な結婚生活が世界で唯一無二基準
寵臣カウニッツでさえ、女遊び方面が女帝の逆鱗に触れ、門前払い状態で女帝に謝り倒したってよ
石頭の堅物で、尚且つ、国家最高権力握る嫁だったら、亭主の不倫及び隠し子なんて?
隠し子見つからんので取り敢えず…、隠し子発見の前に女帝が逝って…、っちゅうオチね




と、【Liens de sang...Amour et orgueil(嵐の中の真実、そして、愛と誇り)】に書いた
女帝はな、皇帝の一人娘で、王侯貴族には稀な恋愛結婚を果たした
皇帝の一人娘=生まれながらの最高権力者
王侯貴族には稀な恋愛結婚を果たした=我慢や挫折を知らない飽食小皇帝
こんなんが、女帝なんかになったら?
女は基本、近視眼発想というか、子宮でモノ考える生き物であり、自分ガー代表選手みたいなものよ
なまじ有能だったら、アテクシ基準が世界基準で、他者を忖度するなど考えられない
家庭生活、結婚政策の節を読んでみんしゃい
「戦は他国にさせよ。幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」、それが、ハプスブルクの家訓
だっちゅうのに、自分は恋愛結婚しながら、16人産んだ息子と娘には政略結婚を命じた
お気に入り娘1人にだけ相思相愛の彼氏との結婚を許すなど、他の子にしてみれば「ズルイ!」
末っ子息子のすぐ上の姉、11番目の娘であるマリア・アントーニア、後のマリー・アントワネットの場合
母は、唯一の難産したもあってか、夫フランツ譲りの遊び好きな娘の身を死の直前まで案じていたが
この娘だって、6歳くらいの段階で、未来のフランス王妃が確定だぞなもし
換言すれば
「女性君主としては家庭的な環境を整えたマリア・テレジアながら、子供たちを姦計にも利用した
素直な子供で、それが子を産む道具である娘だったら、余計な知恵がつかぬよう、籠の鳥に育てる
血筋の良し悪しが価値基準である欧州王室の中で最高級に位置するハプスルブルク家の生まれともなれば
血筋しか威張れる能が無いから、俗世間の人間模様理解する道理が無い」




要するに
自分は何一つ犠牲にせず成長した皇女が、身過ぎ世過ぎに身体張る娼婦の事情なんぞ
女帝と11番目の娘双方理解不能に決まってるわ
娘には、次を言いたい
家運を回復するという目論見を持って、王妃に近づいて取り入り、彼女の寵愛を手にした
王妃と言っても世間知らず小娘なんぞ、赤子の首ひねるより容易い話だ
ポリニャック夫人はしかも、フランス革命発生時、真っ先に国王夫妻を見捨てる非情ぶりを見せた
王侯貴族とてな、自分より格上に媚びを売って身過ぎ世過ぎを図る、言わば娼婦の一種では?
それが悪いと言うんじゃない
悪いのは、人を見る持ってない者、例えば宮廷世界しか知らないお姫様育ちとかだよ
追放直前まで天然痘に倒れたパトロン爺さんに付き添ったデュ・バリー夫人と、どっちが上等?」




…1975年、堺市立安井小学校4年3組を担当した教育実習生とのお別れ会で、ベルばらをやり
ポリニャック夫人を演じたアタシによるフランス史はここまでにしとく




以下は
「人間の能力に民主主義など存在しない
ミソも糞も同じ仕事するのは悪平等である
というより、個人の能力や適性に応じた配置してこそ、民主主義である
個人の能力や適性に応じた配置した社会が、本当の1億総活躍社会である」
前記事について、ひたすら長い補足をば




こんばんは

「つ」で数えられる年齢、つまり10歳未満が、子供の人格形成期と言われます
せめて就学前まで、片親が家庭に専念が
「子供を持てば、いざという時に親が頼りとなれる見本を教えられる」
自分自身が将来家庭を持つであろう子供にとって有益です

親視点に立てば
「自分が選択した家庭射会に貢献せずして、一般社会への貢献など噴飯物
「女の自立なんて、子供が健康である事と自分は不死身幻想に甘えるを意味する」
誰もが家庭持てるわけじゃないのに、苦労知らずの甘ったれと言いたくなりますよ 

2019/7/20(土) 午前 0:02 mathichen




某所にコメントした
相手さんの返信を纏めると




主婦が社会に出て働き、収入を得る事だけが女性の自立じゃない
デジタル大辞泉によれば、「精神的に自立する」
自立とは他からの支配や助力を受けずに存在する事を意味する
幼い子供を持つ場合、親だったり保育園だったり、誰かの支援があってこそ成立する
子供が寝ている時間を除いて、親といる時間より保育園にいる時間の方が長い事になる
生まれてから就学までは、子供の成長も著しい時期
その数年間は、親にとっても子供にとっても掛けがえの無い大切な時間だと思う
どんな仕事より育児はやりがいのある事、育児しながら自分も成長出来ると、本当に「育児は楽しい」
子供を保育園に預け、仕事復帰をした次女も、経済力の問題が無ければ「自分で子供を育てたい」




相手さんの孫ちゃん、ようやっと魔の2歳児なので、発熱等が少なくない
発熱したら保育園に登園不可だから、急遽預かるジジババも大変だ
孫ちゃんには母方だけで超高齢曾ババが2人いるしね(後は言わずもがな)




辺境公務員Y子ちゃんが何年も前に、「障害とかそこまで考えてたら、子供なんて作れない」
言わんとしてる事はわかる
でもね、職場復帰確定、つまり産休育休を取って子供産むリスクは大きいよ
まずオカン自体、産後の肥立ち悪いとか、産褥に苦しんで逝くとか、十二分以上に考えられるよ
35歳以降の高齢出産が増えりゃ尚更だよ
娘チヨを44歳初産で母娘共に無事だったY子ちゃんが珍しい部類に入るんだよ




しばらく前に読んだ女性記事では、オカンに「シネ!」と思った
エキストラ専門女優でね、育児ノイローゼになったんだって
このままではヤバイと見た保健師が手助けして、家の外へ出したまでは認めよう
「保育園には、お兄さんお姉さんがたくさんいて、子供の世界が広がる」、それも認めよう
いくら母親が健康的に過ごす事が重要と言ってもな、子供より自分ガーの匂いがかじられるのがアカン
保育園も完全無欠じゃないんだから過信するな
人間は、特に子供は、常に無病息災と決まってない
仮に、2人以上の子供を持ち、1人が障害負ったらを想像した事あるのか
親が障害児に責任負わなかったら、健常児の人生食い潰すに繋がるんだよ
好きな事だけして生きられる分際で世の中知ってるつもりの因業小娘なんぞ
子供が急病時に真っ先に駆け付けられない母親なんぞ(おっと、父親もだ)
同じ空気吸いたくないどころか、人間として生きる価値すら認めんわ




オカンは今も無事だが、子供が生後数ヶ月目に発症し、離婚に追い込まれた実話もあるぞ
夫婦共稼ぎしか認めない亭主が、働けないなら不要と、嫁を子供と一緒に捨てたの
嫁が職場復帰確定していても、ガイジが足枷になって稼げないと踏んで逃げたわけ




女の自立なんて、基本は何かと甘えん坊である男の劣化を招くを意味するのよ
「おふくろと同じ女だから、お前もおふくろと同じ事やれて当たり前と、夫が主張して困る」
世の嫁どもがよく愚痴るけど
子供って母親の専業と兼業を問わず、自分ち基準が刷り込まれやすいを忘れるな
ダメ男が生まれ育つ環境の責任の半分は、女自身の責任っちゅうコト
女自身がタネ蒔いといて、男を非難し倒して、女は常に被害者なのよーの場合、アフォの一言に尽きる




まともな殿方の中に、「男に出来る事、男に向く事はね、ドンドン頼ったらいいのよ」
その通りだ
女から頼られず、そのくせ、「ワタシばっかり負担ガー」など四の五の文句並べられるだけ
男がモノ言えば唇寒しの女尊男卑志向の憂き世
そんなんで、男に真の矜持が身に付いて保てるか?




繰り返すが、女は基本、近視眼発想というか、子宮でモノ考える生き物である
近視眼発想が良い方向に進んだら、いつまでも餓鬼な遠視眼発想の男を紳士に育てられる
現実は、女尊男卑志向が言い過ぎとしても、今日日の女は歯止め利いてない感じだよ
女は本来、一国一城の主に不向きである
女王様となるなら、表向きは男を立ててやり、縁の下の力持ちが相応しい
本物の女王様、ベアトリクス前オランダ女王様の王配、クラウス・フォン・アムスベルク殿下
「私の重要な仕事は、開会式のテープカットをする事です」
永遠の婿殿的に自分の立場を弁える謙虚さ=女を真に理解出来る男で、女の暴走を食い止める働きもする
もうこの際、男に一定の歯止め利くならの話、男尊女卑がこの世の正義と言い切ってやるわ




女が皆外に出て働くようになると、女同士の不均衡を生むも忘れるなよ
仮の話、保育園不足問題が全面解決するとしよう
預ける側は嬉しいだろうが、預かる側の事情を考えると?
他人の子供を預かる仕事に従事する結果、自分自身の子供持てない保育士とかだ
保育士が子供産む順番決められる保育園なんか、最年長が40歳近くになっても子供諦めてなければ
後が閊えて困るし、最年長をも含む保育士全員が出産機会を失ってしまう恐れだってあるぞ
保育士に産む順番は無いとしたって
ズッコンバッコン出来婚が産み垂れ流したみたいなのが保育園絶賛利用出来る結果
保育士が産児制限して仕事に追われるようならば、女が皆平等と行かなくなるね
そう、女の敵は女と言えるわよ




いくら女の権利向上しようと、男の権利をも向上させて均衡が取れる
今の女がやってる事って言わば「女様社会」であり、女が撲滅を願ってる男社会と何ら変わりない
男のサル真似にしか過ぎない
もう一つ、女様社会は男社会が現存する土壌に立つため、女は自分で自分の首絞めるよ
女の権利向上の課題が根幹から改善されず、男を追い込んで男の反感を喚起するんだから




女の権利には、職業選択の多様化の他に、昔ながらの良妻賢母として生きる権利も含まれる
外で就業するに向く女もいれば、家で主婦として働くに向く女もいる
女三界に家無しの一択が横暴だったら、猫も杓子も外で働くの一択も横暴だ




ちょっと考えたらわかりそうなものなのに、今日日の男女は高学歴のくせにわからない
同じ人間と考えたくない、それが隠さぬ本音で〆とく
あ、記事題名に新が付くけど、旧記事は↓
「人類滅ぼすのはたぶん女やと思うわ」
投稿カテゴリ選択の理由であり、全アタシが同感を表明する