mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

The Morning After.(新しい朝が訪れよう)

前記事から続いた




ウェブリ休憩所記事【心の綴り方教室】に取り上げた漫画
定時制の学校は高校でさえ底辺扱いされる現代だ、中学なんて人外境認定されるであろう
長い目で見れば、幸子の山の手時代の友人たちが十中八九、負け組だよ
山の手の学校が公立と私立どちらかによって差は出るものの
大人になって信頼に値する人間関係築ける子は、幸子しかいるまい




義務教育の時期に出来た友だちについて
「公立だと特に、家庭環境や知的水準を無視して強引に一箇所に押し込む面がある
自分で選択し、同程度の価値観や知的水準の集まる高校以上に出来た友だちが、長続きする」
との指摘に、一理は認める




でもね、大学同窓会に出席したら、あまりの変貌ぶりに愕然とする同窓生っているわな
卒業後も途切れず交流続けてる友だちにさえ、社会人環境次第で、落差が生まれるもんだ
出世コースに乗った俺様、高スペック彼氏を見せびらかしたいアテクシ
といったのが、結婚式に学生時代の友だち招待してマウンティング要員にするとか見られる
グループ内の家柄と学歴の面で釣り合ってようと、個人の中身が釣り合わなくなるはまま起きる
そもそもある個人の社会的地位と人柄が反比例するケースだって見られる
黒●瞳の娘みたいな陰険なイジメ女子とか、私立にだって底辺いる
下層民とて見下す対象を探し、移民いたぶるとかなれば
それなりの高い階層だったら、私立は村社会だし、村八分対象が選び放題だっての




ある会社には、上司に撃沈された大卒男子どもがいた
仕事出来んくせに高卒先輩を見下しまくる大卒新人がいて、先輩が内心イライラしてた頃
新人がある日、大人数の飲み会で、例によっての場面に於いて、新人がゴマスリに腐心する有能上司から
「お前な、俺も、高卒なんだけど」
新人含む大卒男子どもを凍りつかせた上司は続けて、ただし今度は高卒部下に
「我々にはアイツらみたいな知識や資格は無く、不足分を補う努力が要る」
大卒にアグラ状態で、肩書は立派だが宝の持ち腐れの連中が如何に愚かであるかを説いた




もう一つおまけに…
両親を喪い、祖父母の世話になった3兄弟がいた
長男は高卒で就職し、必死で稼ぎまくって、弟たちを大学に行かせた
次男は県外の私立大に、三男は地元の国公立に
やがて次男が結婚する運びとなり、結婚式日取りも決まったが
「高卒労働者なんて人間の底辺で恥ずかしいから、結婚式欠席してくれ、もう関わらないでくれ」
兄に連絡した事で、次男の人生は詰んだ
「誰のおかげで、お前が大学院まで行けたんだ!」と、まず、祖父母を怒らせた
院まで進んだ理由が研究などでなく、四大でのサークル延長だったもんで、怒りの火に油を注いでしまい
およそ1000万円を兄に返済するよう命じられた
三男が、家の経済状態を鑑みての地元国公立に進んだ
次男が、「ウチの経済状態なんて知らなかった」と、大学でグータラ遊んでた言い訳通じないよね
「そんな恩知らずに、ウチの娘はやれない!」、婚約者両親から引導渡されたのも当然である
ホント、馬鹿だ
子供の結婚相手家族に、低学歴、障害者などがいると、嫌がって反対する家が多い
高卒兄を擁護する弟婚約者親に育てらてたお嬢さんは身元正しい絶品だろうに、モッタイナイ限り




ちびまる子ちゃんは虚実入り乱れる世界ながら、現実に近い人間偶像が描かれる
実はお嬢様であった花輪君もかつて実在した
この花輪君、「どうして私立に行かないんだろ」、周囲がヒソヒソするほどの富裕層に属する
市井の公立小学校に通う理由ともかく、花輪君が幸せならばイイじゃないの
パパと一緒に海外で仕事するママの帰国時、まる子たちがお屋敷に招待される場面あるね
その夜、ママが花輪君に、いつも留守にしてゴメンネと謝り、「いいお友だちがたくさんいてヨカッタわね」
花輪君だってホントは、ママが家にいて欲しく、寂しい
でも笑顔で、ヒデ爺もいるし、ダイジョブだよと答える
ヒデ爺に送迎して貰い、友だちとアハハハ♪過ごし、給食に大好きな酢豚登場したら喜ぶ
下々の集まる小学校が、花輪君にとって楽しく相応しい通学先という事よ




これまたお嬢様である、生徒諸君!ナッキーもそう
ナッキーは生後すぐ、青森に住む母方祖父母に預けられた
双子の姉さんマールが虚弱に生まれついて、両親の手がナッキーまで回らないためだった
マ-ルの余命限られ、残り少ない時間を、ナッキーも両親や姉と過ごす目的で、東京に呼び戻される
ナッキーが聖美第四中学で悪たれ団を結成した事で、お屋敷に庇護されるマールも外の世界と繋がった
ナッキーには実の所、障害持ちマールが中心となる日常に寂しさや苦痛が生まれるものの
開業医の跡取り息子から商店街の娘まで幅広い友だちが救いとなった

転校直後、未来の医師である田村君から、成績良い=家庭教師何人も雇ってのガリ勉と思われた際
「田舎から来た私の成績が良いわけ無いと思ってるの?
自分の世界(東京)を中心に地球が回ってると思うんじゃないよ!
勉強なんてその気になれば、どこでも出来るわ」
あれ、爽快な場面だったわ




「うん、英語の学校にはいろんな人がいるかもしれないけれど
東京でも、ここでも、リセの仲間は皆お金持ちの家の連中だろ
外交官や大きな会社の偉い人の子供たちがほとんどだ
でもね、それが当たり前の世界だと思ったら大間違いなんだよ
この世の中には、不幸なことがいくらでもある
悲しい人はいっぱいいるんだ」
「いまはいい友だちでも、長い間会わなければ、友情は色褪せていく
それは仕方ないことなんだよ
だけど、お前が本当の誠実さを持って付き合えば
このうちの何人かは、たとえ遠く離れて住んでいても
お前の中で一生涯、心の通う友だちとして生き続ける
そうした本当の友だちを持つことはこれからのお前にとって
とても大切な財産になるんだ」
近藤紘一の言葉の重み、わかるよね
ブン屋(新聞記者)の父親とて、決して貧乏じゃない
外交官や大きな会社の偉い人には負けるが、娘のフレンチスクール通いとパリ留学を適える経済力は持つ
ミーユンの友だちイヴォンヌは大学教授の娘であるが
フランスの中流以上は少なからず、質素で、地に足を着ける価値観を持ってるので
娘にも、フランスの旧植民地出身とフツーに付き合える精神均衡が見て取れる
富裕層の集まる学校といえど、頭の中身も富裕層でなければ、選民思想にして卑民思想という意味だ




Ahoo!知恵袋でアタシに嫌味かまし青二才なんて、さぞかし惨めな末路を断言する
「男は女に何も求めてないよ」とぬかしたボンビー共稼ぎド底辺無責任甲斐性無しだよ
人と違う事言ってたら、友だち失うよwてな感じだったけど
耳当たりのイイ事ばっか並べてる奴なんざ、大抵は皮相的で、本当の友だちじゃねーだろガキめがww
厳しい事も言ってくれる者が、本当に自分を思ってくれてたりする
子供が母親を必要とする幼児期に保育所やジジババに育てられたKATAWAにゃ理解不能ってか
保育所はあくまで仕事だし、ジジババは孫ちゃんに対して親同様の厳しさ持てないからな
叱らない教育の元凶に、叱られ経験無い育児世代も含まれるんじゃないのかね
ともかく、友だちと思ってた者が、相手の方では知り合い程度はよく見るよ




ママ友なんて特にそうじゃない?
子供の存在あればこその交流で、子供が成長したり、学校が変わったりすると、自然解消となる
子供の成長後も親しくというママ同士の場合、1人が相手の夢を理解したのがモノを言った
他のママ友が「そんなん、あり得へんわ~」とドンビキした、育児終了後の夢を
「ワ~素敵♪☆」、話を熱心に聞き、ずっと応援し続けてくれた
夢の実現さておき、自分を信頼してくれる相手なら嬉しく、お互い梅干BBAまで続くわ




知り合い程度に思われてるとわかれば?
例えば、プリンちゃんしてる子に「不倫はダメだ」と忠告したって聞く耳持たず
彼女がスッタモンダに遭遇し痛い目見る時になって、「真剣に止めなかったアンタが悪い!」の逆切れ
と、何言っても、自分がカワイソみたいに悲劇の主人公的なのがいるから
大喧嘩じゃなく、「コイツ、あかんわ」と踏んだのであれば、徐々にフェードアウトで自然解消したらと思う
若い頃から何十年行き来するも、知り合い程度に思われ、間が空くと「お宅さん、どちらさん?」
相手の羽振り悪くなった、相手が病気で再起不能となったなどで、疎遠にしたり忘れたり
そういう者はね、ブーメランに当たるからほっとけ
人間関係にはスッパリ切るのが良いものはあるが、己の損得勘定だけで切るのはダメ
病気で使えねーと切ったら、自分が同じ立場になった時、かつての自分と同類からバッサリ切られるぞ
人間なんてね、自分自身が痛い目を見ない間は何でも対岸の火事
自分だけは不幸が通り過ぎてくれると信じられるほどオメデタイものだ
不義理には不義理返しを食らうような奴は勝手に朽ち果てりゃいい




1人でも大事に思い合える者が残って、その1人を大事にして行ったらいい
その1人が遠く離れた場所に行こうと


いつの日にか、自分を想い出すがいい
ただ心の、片隅にでも、小さくメモして