mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

悪魔のようなCinemaで死ねば…

当所への検索で上位に入る記事として↓

2014/10/4(土) 午後 6:17【L'important c'est d'aimer.】


佳人薄命ですな、1982年、43歳の若さで亡くなった。記憶の中の顔と姿は、若いままだけどね
アンジェリーナ・ジョリーに似てると言われるmathichenさん、自分ではロミ・シュナイダーに似てると信じる
気づけば、ロミーより5年長く生きてる48歳の秋を迎えていた…意味不明に泣ける

記事題名は、1974年ロミー主演映画より
このフランス語わかれば
ハリウッド女優なんて小便臭い小娘で、後世に残るだけの女優に何が重要不可欠か知れるわな
「重要なのは、女である事。商売上の駆け引き抜きに愛する意味を知らずして、人生の機微を描けるものか」




…51歳現在、自分の記事読んで、もっと泣ける(遂にボケたか)




le train=‘離愁’(1973年)
Les dernières larmes de Romy Schneider=La Passante du Sans-Souci=‘サン・スーシの女’(1982年)
撮影当時、前者:34歳、後者:43歳
現在・過去・以来に亙って、洋の東西を越えて、その年代で達観したような、ロミー級名女優何人いる?




この間、ジャンヌ・モローが亡くなったね
フランス女優への最大の賛辞である「聖なる怪物」、最後の女優が逝き、絶滅したと断言する




んで、思い出した2013.09.22 Sun. 12:08 FC2別館記事をば(記事題名使い回し)

非常に眠たいが、寝るわけにいかんワケがある
タヌキ寝入りしないための更新だ

自称(多分、世間公認):『悪魔のようなオンナ』
語源は、トシヨリなら説明するまでもなく

ストーリー
パリ郊外の小学校。校長のミシェルは、病弱な妻クリスティーナがありながら、同校の女教師ニコールと愛人関係にあった。粗暴なミシェルに我慢が出来なくなったニコールとクリスティーナは結託し、ミシェルを殺害して敷地内のプールに遺体を沈める。その後、ある理由でプールの水を抜かねばならなくなった時、沈めたはずのミシェルの遺体が無くなっていた。それからというものの、2人の周囲には、ミシェルがあたかも生きているかのような物証が次々と判明し、ついには警察の介入を招いてしまう。

エピソード
公開当時は、製作者からの言葉として「鑑賞後、ストーリーを決して口外しないように」との注意がされた。

Wikipedia:『悪魔のような女』より引用 )

ヒッチコックが嫉妬覚えた、映画史上稀なる傑作
1996年米国版、ハリウッドのアホさ加減が知れるわ
シャロン・ストーン、IQ154の頭脳誇りたい?にしては
やたら洋服着替えるのは、何でも似合うボディ自慢?
イザベル・アジャーニ、40歳にしては可愛く綺麗ながら
やたら脱ぐのは、年下の男前獲得した自信?
( * アジャーニは当時、息子生まれ、その父親いうのが
ダニエル・デイ=ルイス…お互い何考えとったんじゃ~)
何よりダメな点として、「一度限りのネタに手を出した」
再映画作品は当然、元映画が知られている前提になる
知らないからこそ驚愕の作品の再映画化はアカン
元映画が緻密であればあるほど、細部でも改変ダメだし
まァ、米国版はサイテーの意味では観る価値大きい

悪魔のような女たちと複数形にすべきかも
ただクリスティーナは、マクベス夫人同様
罪悪感を抱く分、まだ小悪魔ともいえる
罪悪感を抱くように見えて、実は…のニコールが
正真正銘の悪魔だわ

シモーヌ・シニョレ、大好きな女優よ
彼女は英語堪能とあって、英国映画‘年上の女’に主演
米国と英国両アカデミー主演女優賞の他
カンヌ映画祭女優賞も受賞という、数少ない女優の一人
( * 同一作品での米国アカデミーとカンヌ受賞って
米国側のカンヌへの対抗意識から、滅多に出ないの)
例えば、‘嘆きのテレーズ’のような
運命など不可抗力による薄倖のヒロインも巧い一方
知性を試される‘悪魔のような女’などにおいても
悪女でございますと嫌味にならず演じ切れた
悪女=美女の公式、あれ当てにならんぞ
文字通りの美女が演じ切れるか、それはまた別の話だ
顔の造りは決して良くない、でも美女悪女演じられる
これはシニョレの他、ロミー・シュナイダーと断言する
Romy Schneider - Interview Le Trio infernal
地獄の貴婦人(1974年)~「悪」によって美しくなる女 
( * シニョレは、ドイツ。シュナイダーは、オーストリア
どちらも外国産フランス名女優というのは、偶然?)

外国産フランス名女優といえば

経歴
ヴェラはブラジルのリオデジャネイロに生まれ、第二次世界大戦前にフランスのパリに移住した。その後、アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが監督する映画にスクリプターとして参加し、それがきっかけで1950年に結婚した。アンリ=ジョルジュは自分の映画製作会社を、彼女にちなんでヴェラ・フィルムと名付け、ヴェラを自分の監督作品『恐怖の報酬』(1952)、『悪魔のような女』(1955)、『スパイ』(1957)に出演させた。また、『真実』(1960)では、共同脚色者として参加している。

『真実』の撮影中、監督のアンリ=ジョルジュと主演のブリジット・バルドーの仲が取り沙汰され、ヴェラは神経衰弱に陥った。1960年12月、ヴェラはパリのホテルの浴室で心臓発作を起こして急死した。46歳。服毒自殺という説もある。遺体はモンマルトルの墓地に葬られた。

Wikipedia:『ヴェラ・クルーゾー』より引用 )

代表作に匹敵する、悪夢のような最期を迎えたね
男どもを翻弄する小悪魔を演じていたBB
悪魔のような女に見えてきた…





…80何歳にしてトド体型で存命中のBBが、逝くタイミング逃がした思うのアタシだけ???




16:17分記事へと続く