mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

三重の旅路(後篇)

前記事から続いた




娘介護人は行きつけの居酒屋を夢見るほど、実家に拘束される
俗世間から見れば、「長男嫁がそれでイイのか?」
婚家女主人である母上様に文句無いんだったら、イイだろ!
大学卒業後、帰郷せず、都会でデキ婚離婚再婚するドラ息子やフシダラ娘こそ、辺境に強制送還せい




母上様は、嫁親がデイやショートを嫌がらないと聞いて
「そうだね。楽しんでくれているのが一番!
だけど家族は、着替えとか持っていく物の用意をしなくちゃいけないね
それが、結構大変だよね」
アタシゃ改めて、「経験値と想像力の兼ね備えは大事だ」と感じ入った
家でジジババ見るってのは、とんでもなく大変な事
「ディに行っているのなら、介護人にとってイイ事だよね!休めるね!」
ホント、俗世間はオメデタイ
日中、見張る時間は減る代わり
ジジババ在宅では出来ない仕事を片付けたり
暇が作れても、いつ何時の緊急連絡を念頭に置いたり
専業でなく兼業だって、介護経験者にはわかる初歩中の常識だっての




母上様ご自身の介護人経験値も大きいですが

嫁と姑の関係って、オトコ一人を巡る永遠の宿敵関係
母親が息子をちゃんと大人扱いして信頼を置く所の姑は、嫁も信頼してくれるし
嫁の方でも、姑に信頼置けますよね

息子と娘の両方、それなりの人格を持つもの
親が信頼しないなどの家庭が、子供の不信、そして宇宙人を生みやすいのやら

母上様だって、そりゃ長男がマスオさんとして離れているんじゃ、内心お寂しいでしょ
それでも、嫁親に何が必要かを、母上様なりに想像し、理解を示して下さるのが有り難い話この上無し




いくら自分の稼いだカネだろうと
実家暮らしの息子や娘の飯を作れるほど、年金受給世代ママン元気だろうと
世の中の現実が、明日は我が身かもに置き換えられないタイプであれば
中高年が、毎日食べ歩き記事UPして、ナイス!打ち合うとか
幼稚園児水準、IQ-17、汗顔の至りと
ラーメン屋から帰ったら、パパンが突如として徘徊始めるを見て、思い知れ

…(汗)、(´ー`A;) アセアセの類が頻繁に見られる現代とはいえ
日本語歴数年のロシア人嫁が、てにをはを間違えないと合わせて使えるぞ
『汗顔の至り』、日本人にわからない事無いわな???





前記事冒頭の
「毎日が日曜日にして、毎日が月曜日のユウウツ(この行の意味、後で判明する)」
・ごく初期でも、介護は一度直面したら、ジジババ(障害者)逝くまで続く
・被介護者が生きている間、心休まる日は一日も訪れない
・一見、普通の人々に映るため、理解されない




「一見介護度が軽めの方はまさにその通りで
おまけに初めて会う人には認知症の部分を見せない傾向があり
まさかそんなに訳わかんなくないだろと思われてしまいます」
前記事に引用した言葉がソックリそのまま、介護人やキーパーソンに適用されるに、皆様お気づき?
一見わからないから、外野のウッカリミス起きるのは致し方ないと思うし、許容範囲もある




ただね、知らず知らず、相手の地雷を踏んでいる事もあるんだよを強調したい
「外食での1人焼肉が気軽に手頃で出来ても、大勢で食べるから楽しい焼肉は、嫌だ」
「行きつけの居酒屋以外、外での孤食は嫌」
本当、カネとかの問題じゃないんだよ
アタシゃ一応女だけど、若い時分から、ラーメン屋や焼肉屋に一人で入るを躊躇しない
四半世紀前に1000円以内で食べられる焼肉ランチあれば、即☆だったと思う
いまは、外飯で福沢諭吉使うぜ~の日でも、焼肉屋にだけは入りたくない
どんだけ美味であったって、一人黙って焼いて食うのは絶対、美味くなく、周りの集団客がウザイ
グループで食べるを僻んでるんじゃなく
介護人やキーパーソンとて、外食行ける者は行くし、ブログやSNSにUPもするし
それらが、宇宙人、そこまで行かずともノーテンキ組、見分けられる事しばしばなので
楽しそうなグループ客を見ると、「コイツら、無病息災の宇宙人じゃねーだろな」と疑ってみるためだ
兄弟姉妹にジジババ丸投げ組なら、首根っこを捕まえ熱い鉄板に顔面押しつけたくなるわ
「隣席のおひとりさん、友だち無いの?惨め~」みたいなのが伺えれば
友だち100人いたって、皆が、有事に駆けつけてくれたり、助けてくれたりするわけじゃねーと雷落としたくなる
貧乏共稼ぎを美徳とする甲斐性無し無責任青二才なんかであれば
貴様らの有事の際、一匹狼の介護人やキーパーソンとして達人に勝てると夢にも思うなよってね




もう一つ、重要な点を
「親兄弟はもう無いが、天涯孤独以外、連れ合いで介護に直面する可能性」

つまり、「日本国民ほとんど全員、地獄は持ち回り」をメモメモ






「当たり前に思える事が実は当たり前でない事を知る」
「必要以上に欲張らんと、目の前の御馳走に感謝する」
「四の五のヘリクツ並べるより、頑張らない事をサラリと頑張る」

という事への、神さんと悪魔からの御褒美を、ラーメン横綱記事に書いた
亀の甲より年の功の、オサレな格言じゃん(自画自賛




懐事情が大きく関わり、marcelへもそうそう行けない
「80歳になっても、働くしかないってか~」
半月後に37歳迎える哲平ちゃん、これから半世紀近くマジ大変ね
嫁と子供1人で満足を十分わかってるから
今月32歳と売れ残り街道まっしぐらなのに、子沢山夢見る、でも預貯金無し
元先輩、蕎麦屋降格した誰かさんより頭イイので
他者からの御褒美受ける価値認められると、たまには店行こっと




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