mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

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タワレコ限定〉初演140年記念!オール日本人キャストによる朝比奈&新日本フィル“指環”全曲を復活
カテゴリ : タワー限定 ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2016年07月12日 12:00

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2016年8月5日(金)リリース
販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社フォンテック

株式会社フォンテックのご協力により、タワーレコード限定販売品としまして、2008年に再発された記念碑的な名盤「朝比奈の”リング”」全曲を、ちょうど”リング”の初演140年にあたる、2016年8月に復活販売いたします。この”リング”全曲は、1988年の初発売以来、仕様を変更して朝比奈の生誕100年にあたる2008年に再発されましたが、暫く流通しておりませんでした。この度、タワーレコードのみでの完全数量限定盤としまして、この記念の月に再発売を行うことにしました。
朝比奈&新日本フィルのよるこれらの一連のツィクルスは、1984年の第121回定期演奏会から始まり、1年に1回のペースで演奏会形式として取り上げられ、1987年10月に全曲演奏として完結しました。日本における記念碑的な演奏会の全記録です。そのうち、最後の「神々の黄昏」の全曲演奏は日本初演でした。その後何度か同様の企画は日本でありましたが、全て日本人キャストによるこれらの記録はまさに歴史的価値が高いだけではなく、技術的にも日本におけるワーグナー演奏のひとつの重要な転換点にもなりました。
今回の復刻では前回時と仕様は同様ですが、タワー限定としまして価格を6,000円+税で販売いたします(前回時は9,524円+税)。お求めやすい価格で、この記念碑的な名盤を堪能できるチャンスです。尚、限定数のみの復刻のため、品切れの際はご容赦ください。
* 仕様は2008年7月31日発売の再発時と同様の形態となっております(スリムケース。歌詞対訳なし仕様)。
* 解説書も上記発売時のものをそのまま再現しておりますので、一部、現況と異なる表記がございます。予めご了承ください。


http://tower.jp/article/feature_item/2016/07/12/1101
日本での部分初演

ラインの黄金』が1969年に若杉弘指揮、二期会メンバーにより、『ワルキューレ』が1967年に大阪で開催されたバイロイトワーグナー・フェスティバルにてトーマス・シッパーズ指揮NHK交響楽団、ジェス・トーマス、アニア・シリアなどにより、『ジークフリート』が1983年に二期会メンバーにより、『神々の黄昏』は後述の朝比奈隆指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団などにより行われた。

日本での全曲初演

前述の『神々の黄昏』初演を含む1984年から1987年にかけて1年1作ペースで行われた朝比奈隆指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団などによるオール日本人キャストによる演奏会スタイルでの上演を初演と見なすか、1987年に来日公演を行ったヘスス・ロペス=コボス指揮・ベルリン・ドイツ・オペラによる上演を初演と見なすか、2通りの見方があるが、基本的には連続して演奏された後者を日本初演扱いにすることが多い。

その後も日本で『指環』が上演される時はだいたい4年がかりで完結させることが多い。

Wikipediaニーベルングの指環より引用 )





ウェブリ休憩所から、2009年記事【贖罪の日(ドイツ鎮魂歌第1番】へのTB記事のため
何やかんや検索かけてたら、何故か朝比奈爺さんの指環にブチ当たった
ニーベルングの指環四部作に対抗したわけじゃないドイツ鎮魂歌四部作当時、意味不明の腰痛に悩まされたが
今日は今日で背中イタイのに、ワーグナーなんてクソ長いもん困るがなっての




多国籍軍による指環の指環や録音が多い中、オール日本人キャスト
ワーグナー史珍事として、朝比奈爺さん版を日本初演扱いしたって構わないわよ
CD購入してまで聴きたい物好きいればの話ね




…とココまで書いて、恐ろし過ぎる真実に気づいてしもた…





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バイエルン・ミュンヘンSDは気にしなくてよろしい
(改めて見ると、マティアス・ザマーって、クリスティアンティーレマンに似てる…これも恐ろし過ぎる真実である)

アタシが何故、朝比奈爺さんの指環を買ってしもたのかが気になる

「値下げ盤だったから」、その辺しか理由思いつかない




指環を聴き通す気力体力無いし
ジークフリート聴いたら、地震来るし(真剣に怖いジンクスなんよ)
当分、塵芥にまみれとけとして




昔々、NHK-FMをDAT録音した、1969年日本初演の♪ラインの黄金
智の女神エルダが登場以降、ヴァルハラ城への入場までの20数分だけど
そのテープ探し出して聴いてみよかしらん
二期会が20年余りをかけて上演した指環四部作
19872年上演の♪ワルキューレは確実に録音あるはず
1944年生まれと、当時まだ28歳(誕生日前なら、27歳)の若さで歌った木村俊光のヴォータンに興味津々
首都の大舞台で若造が大役任される、こーいうのは後進国なればこその特権でしょ
録音が残ってるのであれば、ワーグナー上演史資料の意味合い込めてCD化する価値持つと思う




なお、30歳そこそこでのヴォータンといえば


Hans Hotter, bass (1909-2003)
Die Walküre (Wagner)
"Leb' wohl, du kühnes herrliches Kind"
recorded in 1942
( the date in the title of the video is wrong, the correct is 1942... SORRY ! )

33歳での歌唱、まだ重ったるくなくて、喘息の影響も当然無い
美声を取るか、表現力未だしを取るか、そこが評価の分かれ目と思われる