mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

生涯教育と言える親学校の生徒諸君!

『兄弟が障害者の方お話ししませんか』
http://girlschannel.net/topics/105834/
障害者のきょうだい児が抱える悩みは根深い
世俗の無病息災組が如何に無知で無慈悲か、ガキの頃から結婚適齢期までタップり味わわされるからよ




親がどこまで、きょうだい児と真摯に向き合えるか次第で、状況変わるけど
兄姉の場合、親も好きで障害児産んだんじゃねーしの諦念は持てる、それでも不満わんさか抱える
弟妹の場合、オレらは介護要員として誕生させられたんかいと疑心暗鬼になる
兄姉と弟妹いずれにせよ、「親がまず、障害児の人生への責任果たしやがれ」と強く要求する
・親が先立った後の障害児をどのように世話するか、準備万全にしておけ
・きょうだい児への負担掛かるは避けられないが、最小限に留まるよう配慮せよ
障害児が長子であれ何番目かであれ、とにかく誕生した以上
間違っても、「健康な子供欲しいから」みたいに、次の子をもうけるなよっての、迷惑千万だ
次の子が必ず健康という保証無いしね(先天性、後天性に関係なく、障害持つ可能性は誰にもある)




きょうだい児で厄介なのは、障害児が多胎児の中に産まれたケース
多胎児全員健康であっても、複数人の同時進行育児は、一人っ子親が見たら発狂する級大変だっちゅうのに
多胎児の中に障害児がいたら、育児といい、経済負担といい、苦労に半端無いよ
巨大掲示板には、次のような報告が見られる
『【これは無理です】両親「障害をもった兄が大事だから、弟(俺)はいらないww」→
しばらく経って、両親「兄がタヒんだから、会いにきなよww』俺『え?」→その結果...』
http://lifewars.net/archives/39888368.html
弟は、祖父母に丸投げされ、祖父母弱ると、子供いない夫婦に養子に出された
良い養父母に恵まれ、実親子同然となり、大学まで出して貰って目指していた仕事に就けた
実両親はといえば、兄を喪い、「財産掠め取られたら困る」と捨てた弟に、介護目当て?の甘言を
…無理に決まってるわな( ゚д゚)ヴォケ!!




上の報告コメント欄を見よ
1. 名無しのウォーズマン 2015年08月15日 07:30
    男版生徒諸君乙
    ナッキーの時も思ったけどそんな屑に孝行する必要なんて無い
    彼らは自ら親としての立場も権利も捨てたんだ
    今更虫がよすぎるむしろ気持ち悪い
    投稿者が孝行すべきは育ててくれた祖父母と養父母だよ




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北城 尚子(きたしろ なおこ)
主人公。聖美第四中学校2年A組にやってきた転校生。愛称「ナッキー」。裕福な家庭に生まれるが、双子の姉・真理子が生まれつき極度に病弱であったため青森県に住む祖父母に育てられる。彼女はマールと母が写った七五三の写真を見て、勉強も遊びもすべてを全力でマールの分、二人分生きようと思った。学業は学年全国トップクラスでその上運動万能、人望も厚い。中学ではソフトボール部、高校では女子バスケットボール部に所属。自身の体験から学生生活の大切さを伝えるべく中学教師を目指す。
北城 真理子(きたしろ まりこ)
ナッキーの双子の姉。生まれつき病弱なため学校には通っていない。愛称「マール」。あやとりと編み物が得意。僚一に贈られたリンクスという子犬を可愛がっていた。16歳で夭折したものの・・
北城 未知子(きたしろ みちこ)
ナッキーの母。夫の誠士とは駆け落ち結婚だった。赤ん坊のマールが長く生きられないと知り、マールの育児に専念するためにナッキーを実家に預けた(このことは後々までナッキーの心の傷となっていく)。ナッキー14歳のときマールの余命が残りわずかと知り、ナッキーを引き取った。マールの死後、その精神的ショックから一時ナッキーをマールと思い込む。
北城 誠士(きたしろ せいじ)
ナッキーの父。世界的なホテルグループ『ホテル・ユニオン』の社長。落ち着いた人格者で、家族を心から愛している。
宮島徳一郎(みやじま とくいちろう)
ナッキーの祖父。北城学園開校式の日に脳内出血で倒れるが、ナッキーと未知子の看病で回復する。地元の誰かと結婚させて未知子をずっとそばに置きたいと考えていたため、誠士と結婚して東京に旅立った娘に捨てられたという思いが強く、娘同前の孫・尚子のことも未知子らは捨てたと2人を蔑み暴言を浴びせたりした。しかし、自身の介護で倒れた未知子を見て娘が体が弱いことを失念し、過労死という言葉もあるほど介護する側の負担は大きいことをその時になって悟り、意識を回復した未知子と和解した。未知子を母親失格と罵りもしたが、自身も未知子がナッキーの母親である前にナッキーの祖父母たる自分達の子供であることを見失っていて父親失格だった。
宮島里(みやじま さと)
ナッキーの祖母。ナッキーフィンランドへ渡ってしばらくして亡くなったが、誰がナッキーの考えに反対したり敵になっても彼女の味方でいて欲しいと夫に言い遺していた。
飛島 峻(とびしま しゅん)
3年生で美術部の先輩。画家志望。ナッキーの想い人であり、ナッキーの本質を早くに見抜いた人物。父 青一(せいいち)は世界的に有名な画家。尚子に自作の絵を届けに行く際に交通事故に遭い、利き腕の右手が不自由となる。マールとのふれあいから左手で絵を描けるようになり、マールと婚約。マールの死後は世界を渡り歩きながら絵を描き続けている。3歳下の弟 遥がいる。





ナッキーが「親に捨てられた」と心に傷持つ
これは、学生編には明確に描かれなかったよ




中学3年の夏休み、悪たれ団連れて青森に里帰りした時
祖母ちゃんが悪たれ団に、幼児期のナッキーの思い出話を聞かせる場面では
「祖父ちゃん祖母ちゃんが誤魔化していたせいで
ナッキーは、『自分にはどーして、他の子のように、父ちゃん母ちゃんいないのか?』と質問繰り返していた
マールと母が写った七五三の写真を見て、親きょうだいの存在を知り、「会いたい!」と家出した際
疲れて寝る格好で駐在さんに連れられ家に戻ったナッキーの手に、七五三写真を見て「もう誤魔化せない」
祖父ちゃん祖母ちゃんが全て打ち明けた事により、ナッキーはマールの分、二人分生きようと思った」




ナッキー、いままで寂しい思いさせてしまって、ごめんなさい」
マールの亡くなる直前、夢か幻か、無邪気の極みマールがお姉さんらしく真摯にナッキーに詫びる場面を思うと
何の場面だったか、両親(片方だけ?)がナッキーに後ろめたい言葉を漏らした時
大人の事情を理解していて、それを心の中で伝えるを思うと
ナッキーは両親と姉に対してむしろ、同情していた
マールがどうやら20歳まで生きられそうにないと判断された14歳の時点で
短期間だがナッキーを家族と一緒に過ごさせたいと、両親が引き取りたいと申し出たら
ナッキーは一晩自室に籠って考えた後、陽気に「東京行ってくるわ」、その日のうちに単身、青森を出発した
転校当時、ソフトボール部の勧誘にあれこれ条件提示して特例を承諾させるほど、下校を急いだのは
学校はおろか外の世界をまるで知らないマールの遊び相手するためだった
飛島先輩が北城家に住む形でマールと婚約する、つまり見せつけられる苦境に耐え忍びもした




教師編、最終章をよく知らないので断言出来ないけど、「親に捨てられた」と思い込むエピソードあるんだろね
マールが詫びる場面も、家族に認められたいというナッキーの深層心理が生んだと言える
学生編に、マールの分、二人分生きようと思ったを、自分のエゴだと叫ぶ場面にも当てはまる
でないと、母のせいで、学校行けないほどマールなりすまし努められる道理見つからないよ




世俗の知的と身体両方の障害への偏見が絡むが影響して
障害児親のきょうだい児対応に、完全無欠なものは思い浮かばない
当記事に於いて、介護カテゴリ記事へのmathichenさんコメントを、世俗に読んで欲しいとは思う
お父さん(夫)の介護するおっかーさん、申し訳~




お父さん&おっかーの息子さんの場合
障害児のきょうだい児に通じるもの実感します

30年ほど前、ラジオ大阪の人気番組に
笑福亭鶴瓶放送作家による【ぬかるみの世界】がありました
リスナーと電話するコーナーに、ダウン症持つママさん登場したら
作家の方は、ダウン症気遣うに終始に対し
鶴瓶は、「お母ちゃん、他に子供は?」と質問しました
「他の子おるんやったら、その子大事にしいや
ダウンちゃん放置しとけ言うんやない
ダウンちゃん面倒見た上で、他の子に気配りしいやという意味やで
他の子にも、親に甘える権利あると言いたいねん」

お父さんが一家の長であるは、その通りです
息子さんの権利がちゃんと認められたらOKなんですよ
過去におっかーさんのミス見られたにせよ
反省を活かし、いまは息子さんの権利守ってるからこそ
息子さんがスクスク育ち、学校行ってくれるんだと思いますよ




鶴瓶ブッサイクやのに、掃き溜めに鶴の一声いうんか、セスク級男前の言葉やんけ
ラジオ聴きながら泣いたん思い出して、また泣いてしもた~