mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

衣食足りた時に、医食同源の意味を知り、実践する重要性

9月15日といえば、旧・敬老の日
○○の日なんて一日限定みたいな感じだ
世のジジババさぞかし、「フンだ!息子や娘よ、サッサと片付け~孫梅~介護しろ~」と想像する
子供いない場合、「今日はシンドイよって、買い出し行け~飯作れ~パシリ恵んでくれ~」が個人的感想である




仕事が日常的に夜遅くまでの49歳独身娘が二人いる
晩御飯は?(どーでもいいけど、夜御飯と平気で書ける日本語能力がツバメの低空飛行水準何とかしてくれ)
一人は、帰り道に何か買うか、同居ママの気が向いたらお恵みを有難く頂く
もう一人は、一人暮らしの部屋での自炊は基本せず、適当に食べて帰る
後者の外食続きの理由として、夜10時過ぎると、そんなにガッツリ要らないが一番に挙げられるが
「一人口は食えぬが二人口は食える」
生活するには、独身でいるよりも世帯を持った方が経済的に得策であるように
自炊は毎日、計画性持った献立と買い出しの基づかなければ、節約どころか高く付きやすくなるも一つ
夕方以降、半額品の刺身やポテサラ、あるいは、時間制限無しに1玉19円の激安麺
24時間営業のスーパーやコンビニ
行かず後家予備軍、売れ残り爺さん、嫁に逃げられたばかりの青二才にとって、飢え死にせず済む現代である




上段は、独り者だからこそ許されるのであって、子供いたら原則アウトよね
栄養士の資格持つ保育士が一昔前、「学校給食が、食育にとって最後の砦」
意味不明なまでにアレルギー増えた時代に、画一的な給食がそぐわないのは事実
しかしながら、放置子、ド貧乏家庭児童にとっては、マトモな飯にありつけるわけだ
あれこれ理由を見つけ出しては給食費払わね基地親の撲滅を願うばかりである




多忙な日にやむなく半額品オンパレードとか、たまの手抜きとか、そりゃ構わん
子供が喜ぶからとお菓子やカップ麺が常食となると、将来に禍根残すのが怖いのさ
自分が肉食べないからと、旦那に肉ほじくり出させた餃子の皮を食べる嫁は
母親の姿を日々食卓で眺める子供の常識となっては困る、オマエは一生子供作らんでくれ
息子の婚約者を自宅に招いた結果、両親とも「あの娘は止した方が…」の理由として
「豪華仕出しと手作りを取り混ぜた心尽くしの和食(この言葉も嫌いだが、許容範囲)に、マヨネーズかけまくり」
息子が食前に冷蔵庫からマヨネーズ取り出して彼女の前に置くって、彼女はマヨネーズが日常食と言える
アラサー後期がこの調子だと、子供の幼児期にママ生活習慣病で早死にしかねんわ
こちらも子供がママの刷り込みを受ける恐れあるので、不良物件は破談の方向で進めるが無難だ




基本が出来ていないと、何が禍根残すか?
上段から読み取れるよねの例として
『きりたんぽ鍋の作り方』




秋田県の実家から遠い地の大学に通う息子の元へ、ママがきりたんぽ鍋セットを送ってやった
息子は久々のオラが故郷の美味に大喜び、早速、サークル仲間との鍋パーティーを計画するも
長ネギを買い足す程度ながらサークル仲間が買い出しに向かったのが、間違いの元だった
きりたんぽ鍋材料には邪道とされるものがいくつかある
・甘味と水分が多く出る白菜
・風味が変わってしまう魚肉(竹輪などの練りもの)
・匂いが変わるニンジン
・風味が変わるシイタケは入れない
だったっけ?きりたんぽ鍋に関する正確な所は、人生もうじき半世紀にしてきりたんぽ鍋未食のため知らん
水分が多く出ると×というならば、豆腐も入れないよな
ところが、主催者が遅れて到着時、ある程度煮上がっていたきりたんぽ鍋には、白菜と豆腐が放り込まれていた
主催者自身が買い出しに行き、現場を仕切り出していたら、問題起きず、彼の落ち度とも言えるけど
きりたんぽ鍋材料の説明しても、「何でだよ?」「お鍋には、お豆腐が常識だよ~ん(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ」
主催者は意気消沈ガックリ、食後の報告電話受けたママは「その子たち、将来が思いやられるね…( ´Д`)=3」




南半球の国に住む秋田県人が、自作のきりたんぽ鍋を作った話を読んで思い出した、正真正銘の実話だ




Made in 南半球のきりたんぽ鍋
比内地鶏は適当なチキンに、芹はクレソンに、他にも入手困難な材料は代用品を使用した
これは秋田県人が納得して故郷の味を曲がりなりに再現しており、無問題である
日本国内、しかし自分の知らない地域の郷土料理を食べるんだったら、基本に忠実が基本となる




いや、どの料理にも、基本に従うのが一番であり、未知の料理なら絶対でしょ
巨大掲示板の必須アイテムであるメシマズ嫁
彼女らとて、破壊的な調理水準以外、レシピに従って作れば、そこそこ食える物作れるはず
基本が出来ていない所に、TVで紹介してたからと生かじりの情報をアレンジと称してみよ
食わされる亭主や子供は毎日、新たなる恐怖へのチャレンジ哀れ過ぎる




鍋セット送ったママが呆れたのは何より、「ガキの常識が社会に通用すると思うんじゃねーよo(`ω´*)o」
基本知らない仲間内で済む範囲だったら、チョコプリンみたいなドム豆腐放り込もうが好きにすればいい
秋田県人が指南してくれる、何が文句あるのさ有難いと思え
ともかく、豆腐が必鍋の須アイテムと、六法全書の何処に書いてある?
鍋と一口に言うが、豆腐入れない○○鍋が、北半球と南半球双方に数知れず存在する
鍋に限らず物事の基本知らないと、就職後、上司との食事の際に、トンだ赤っ恥かいてもシラネ




ガキの常識を振りかざせば、どんな赤っ恥かくか?思い出したついでに書くと




京大水準大学の新卒男子が、上司と一緒にラーメン屋に入った
上司は、完飲まで行かずとも少しはスープ味わうのが正しいラーメン道を知る賢人
その上司がレンゲを手にスープ飲もうとすると、部下という名のヘルシー厨の御高説が始まった
上司の嗜好に口出しは無論、大将が目の前にいるカウンター席でと、流石は腐れゆとり世代である
上司にやんわり窘められ、一旦口をつぐんだものの、「子供じゃあるまいし…欲望に負けて…」とブツブツ続いた
上司が放置しといたら、部下は帰社後に、「○○さんが非常識ですよね」と同意を求めて歩き回りする始末
新卒だからと甘やかさない厳しい偉いさんにもやらかし、雷落とされ、職場での信用失墜に救われた




ウチの現・特養の女王様、元料理番ババァも、メシマズというほど酷くないが、意味不明なアレンジャーだった
すき焼きの出来損ない手前に、漬物キムチ入れたのを、キムチ鍋として供された記憶が蘇る
贈答品の生食用河豚を、河豚=中毒、焼いてテメエ一人の腹に収めたも蘇る
(アタシゃ三十路に入って初めて、鍋用切り身がスーパーで安く買える九州にて河豚食えたを備忘録)
それにもメゲず、調理に興味ねーし苦手は事実ながらも、メシマズ嫁なんかよりゃ基本知ってるわ
自分自身は孫娘ですら呆れる調理不得手だけど、その継母のおかげ様で健啖家祖母さんの功績である
「我が家の味を学ぶべし(`・ω・´)」というのに限って、半額品オンパレードの貧乏人姑と対照的に
富裕層姑が健在の間は、貧乏育ちの嫁もキチンとした料理を日常的に作れたと思われる




味覚というか食文化は、幼児期の刷り込みなんだよ
日本料理の水準が高くとも、世界一の美食と決まっていない根拠よ
日本料理の美味を食べるたび、「日本人に生まれて良かった♪☆」と感想述べるブログを見ると
「そんだけ言い切れるだけの、世界各国の料理を、日本人向けにアレンジしていない状態で食うた事あんのか」
「『Wurstをウィンナーなどと言わないドイツ人に生まれて良かった♪☆』も、真なりだ」
心の母国でWurstわんさか堪能してえ~はさておき、幼児期の食事が将来を左右するものなんだよ




離乳食済むか済まないかの赤ん坊にハンバーガー食べさせるのを見ると、本気で殺意覚える
ヘルシー志向を口にする時点で不健康を自爆してる現代だけど
子供に軟らかい食べ物を食べさせるのはわかるが、滋養も何も無い物を与えるなよ
年齢上がっても軟らかい物ばかり与えてると、顎の力、つまり咀嚼力が発達しないよ

もっとも、子供からジャンクフードを完全禁止しろとは思わない
添加物は悪と喚く、自然派飼育じゃなかった育児ママに育てられる幼稚園児が
園児仲間のカバンを漁り、市販お菓子を食べまくる例に、栄養失調が指摘されていた
砂糖を与えないでいると、脳ミソが糖分欲して良くないんだっけか、ドロボーは身体が警告出しての行動だったの
ヘルシー志向家庭育ちが成人して独立後、甘甘お菓子食べられなかった反動のジャンクフード三昧もいるという
砂糖が悪だとしても、必要悪なのよね
そこの所わからない親だと、安全な食品ふんだん食だろうが意味無いわけ
この段にも、「物事は、基本知らないと逆効果、場合によっては退化」を読み取って頂けますわな
何事に於いても一度途絶えた伝統や価値基準が復活するのは至難の業であり、亡国の一途の一つをね




さて、腹が減った
腹減り過ぎて記事題名浮かばん、スポナビ様記事のを使い回して
スーパーのおひとり様用すき焼きが半額になってへんか、一っ走り行って来よっと
当記事読んじまった男前、敬老精神持ってるんだったら手を挙げろ
味付けが関西風or関東風すき焼き作ってやるぞ
和牛嫌いのため豪州牛or米国牛だが、誰が何と言おうと牛肉が、すき焼き肉の基本を叩き込んでやるわ
豚肉禁止のユダヤorアラーの神さんだったら大喜びで食べてくれるんだろな
ユダヤの方は、律法に沿った処理肉に限るから、肉は持ち込みでお願いします
血やリンパ液を完全に抜いたスカスカ肉に、割り下をドップリ染み込ませて美味くしてやんよ~