mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

しなやかな敗者たち

2014-03-21-Fri FC2別館記事より、そして追記









しばらく前、背後にいた某飲み会グループ会話に
「女はあまり出来ない方が、上手く行くねん」
いまどきの兼業主婦にしては賢い声が聞かれた
そう、女が出来過ぎると、男は甘える生き物と化す
ゴミ捨て程度で何もしない家事したつもり亭主を
兼業主婦同士ボヤく光景見るが
「女に経済力求めるなら、男は主夫能力持て」
最初に躾けとかないと、男は本当何もしなくなる




専業主婦の母親に育てられた男の場合
妻が一人で仕切るのが、女性の常識と刷り込まれ
兼業の妻に専業と同水準の家事育児を要求する
兼業主婦の母親に育てられた男の場合
父親が積極的に家事育児分担していなかったら
「ウチの母親は立派に、主婦を仕事と両立させた」
専業主婦の母親に育てられた男と同じく
妻が一人で仕切るのが、女性の常識と刷り込まれ
兼業の妻に専業と同水準の家事育児を要求する
とにかく、夫の母親が基準として
同水準が常識とばかり、妻に求めるのよ




料理上手や料理に意欲的な男にも、ピンキリ
家内を見渡し、家族の健康に目配りしながらと
どんなに上手くても男の料理、趣味の域を出ないでは
男はやはり、ド厚かましい生き物と化す
今日のヤホー【みんなのアンテナ】にも
『料理ができすぎる夫』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1051580240?fr=top_mantenna
『毎日同じ自慢をする夫について』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1174265451?fr=top_mantenna
『料理力が小学生以下の夫・・・』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1445211424?fr=top_mantenna




3本目の質問の夫、始末に悪いね
○教えてあげようとしても、変なプライドがあって
「男子厨房に入らず」ならぬ「女子厨房に入らず」状態
○何回か指摘して「ハイわかった」といっても
同じ間違いを繰り返す
男女とも真のプライド持つなら、腰低く、聞く耳持つ
結局、自分が偉く、妻を軽視してるのよ
注意しとかないと、料理に限らず、他にも面倒出てくるぞ




ちょっと脱線すると




近藤紘一著‘したたかな敗者たち’に
南ベトナム政権役人の知人が登場する
上流育ちで人柄良い知識人
近藤家の食事に招かれた際にも
丁重な物腰で、ナウ夫人の手料理を褒めた
が、ナウさんは、近藤氏に
「もう、あの人を家に呼ばないで」
お役人さん、無意識ながらも失言しちゃったの
彼は、北ベトナム出身
北出身者には、南の人たちを軽視する向きが見られ
お役人さんも、近藤家での食事中の会話に出てしまった
「悪気なく言ったのは、私にもわかる
北の人たちが皆、南をバカにしているとは言わない
私の友人にも、北出身は多くいて、皆いい人よ
でも、あの人だけは、もうダメ」




「おつかれさまです。

料理を作ってくださる旦那さま、とてもありがたいですね!羨ましいです。

しかし、友人はいただけませんね…。
共働きで疲れて帰ってきてる奥さんが作ってくれた料理を卑下し、
勝手に泊り、後片付けは女の仕事、とばかりの様子…。
失礼にもほどがあります。
わたしなら、大量の洗い物を前に、すべて皿を割ってしまいそう(^o^;)

そんな友人、いりません。
外で飲んできてほしいです。」




夫の友人、あるいは、妻の友人が
連れ合いの友人になると決まっていない
家に招く時には、夫や妻に配慮
もしも友人が無礼働けば、連れ合い守る義務ある
友人付き合いをやめるまでしなくていい
二度と家に招かず、外で飲むべし




ただね
独身じゃない友人の家にしょっちゅう泊まるなんて
どんだけ無粋なノーテンキ野郎なのさ
夫が家でしょっちゅう自分関係の宴会やるのも問題だ
妙な男気を持ち、友人たちにイイ顔したいだけでしょ
これは恐らく、夫がいまだ独身気分抜けない証拠よ
共働きの妻って、帰宅後も、何かと忙しく
用事済んだらノンビリしたいのに
連れ合いに目配りせず、心情汲み取れないの




従って、1本目の質問の夫も、友人と同じ穴のムジナだ
アタシが嫁なら、その場で、二人とも張り倒すぞ
亭主が文句言ったら、まとめて路頭に叩き出してやるわ
「料理出来たって、それで天下取ったと思うなよ
明日着るワイシャツにアイロン掛けてくれる
干してホカホカの布団に寝られる
その上、貧乏甲斐性無し野郎の補填してくれる
誰のおかげ様だ?生意気な顔するんじゃねえよ、カス
悔しかったら、アタシのやってること、全部やってみろ
そうすりゃ、男なんて如何にクソガキか知れるわ」




男女とも、好いたハレタだけで通るのは、婚約するまで
結婚を決めた瞬間、恋愛関係は終わる
そこから先は、日常生活の繰り返しを、共に歩む
結婚後もラブラブは可能、だが二人きりの世界じゃない
恋愛結婚など本来存在しないの
生活環境変われば、当然、交友関係も自然と変わる
付き合い続くにしても、付き合い方が変わるのよ
子供生まれたら、小綺麗なオママゴトで済まず、尚更ね
何にせよ、自分一人の自由にならない
どんなに楽しくとも、手放すべき時には潔く捨て去るべし
記事題名の意味だ




亭主も子供もいないアタシが
永遠でなくホントに17歳の時にわかってたのに
いまの小娘青二才、マジ精神年齢低いね~




カナダ在住女性が、「専業主婦なんて富裕層にしかいなくなった」
なるほど世界的に見れば、そうであるものの、共働き先進国では、夫が進んで家事と育児を分担する
「子供預けてでも働け」、それでいて家事や育児、年取れば介護も、妻の仕事と真顔でぬかすニッポン男児
いざ妻が優位に立つと今度は、「男の沽券云々が傷つけられた」とブツクサ言い出すエネ夫と、敵は配偶者なり
もお一匹残らずシネと思うけど、最初に夫を躾けとかない妻も悪い
メンドクサイとばかり自分で何もかもやっといて、愚痴るなどバカとしか言えん
実際、日本の主婦は必要以上に働き過ぎるという調査結果出てるよ
離婚しなくたって、お坊っちゃま亭主と優等生女房による一蓮托生の前途に待ち受けるは
「オレが先に死ぬから~」に限って、嫁が先に倒れ、病人に「オレの飯は?」と右往左往のザマであり
お気楽男の好きなように出来る一人暮らし程度の家事能力など、下の世話つまり文字通りクソの役にも立たんし
高給取り共稼ぎの果てに貧乏老老介護共倒れの暗夜行路でしょうよと、お悔やみ申し上げます




負けるが勝ち
世の年齢問わぬ青二才亭主族、心安らかな余生送るを願うならば、嫁の座布団亭主くらいが賢明だよっての