mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

一蓮托生を問う意味

まず、昨日の、堺市という名の世界一デカイ墓場都市役所本庁2階、保険年金課ロビーでの会話より




ジジィ保佐人候補の司法書士女史について、社協ねーさんと、「視野と守備範囲広いのが、人間大事やね」
司法書士社会福祉士の資格併せ持つを指すが
専門職にも多岐に渡る知識取得を実感し、育児一段落後に福祉資格取得勉強始めたなど
女史の成育環境から見ると、それなりの社会的地位築くにはやはり幼児からの計画性必須だわとの結論出た
ま、それ言うなら、社協ねーさんも立派ざます
子供3人を自分の手で育てながら、様々な職業を渡り歩き、勉強し、40歳で社会福祉士になったんだからさ




社協に寄せられるジジババ関連相談で一番多いのは、経済問題。次に、家庭環境の悩みという
「同居は同居で大変。けど、別居は別居なりの面倒出るわな」
昨日記事には別居の方を書いたが、同居の方を書くと
「mathichenさんの言わはるように、『家族や身内の中の第三者が、敵』、ホンマ多いですわ」




家族や身内の中の第三者が、敵。第一位に輝くのは、「手は出さず、口を出す者」
ジジババを直接面倒見る者が、ジジババ納得の上で、施設入所させる方向を
「父ちゃん母ちゃんが可哀想だ。家族が世話して、看取るのが、人間の常識だ」みたいに喚く息子や娘とかね
可哀想に思うんやたっら、息子や娘、自分の親やねんから、オマエが仕事辞めて専業介護人になれ
ド素人介護だと、どんだけ困惑多く、お手上げか
仕事や女性の権利向上を盾に、対岸の火事とばかり逃げる頭の中身も貧乏なクソガキにわかるかえ?
介護職は厳しいけど、公私の切り替え出来て、相手と適度な距離置ける
専門家が身内の介護関わると、理想と現実のギャップに困惑する傾向が見られる
ただ彼らは想像力に恵まれるならば、少なくとも介護者の話を真剣に聞き一緒に悩むを見習え




社協ねーさんも「その手、いますな」認めた例として




舅を自宅で看取った嫁が肩の荷を下ろしたのも束の間、夫から離婚を切り出された
理由は、何事も下半身で物考える現代おサルの定番:「不倫相手と一緒になりたい」
「介護にかまけ、家事の手を抜く、女子力落としたお前が悪い」
「オンナは若いのが一番だわ。お肌ピチピチだし」
何が始末悪いかって、息子たちが父親に同調した事
「そうそう、専業主婦なんて寄生虫のクズなんだから、オマエなんか捨てられて当然なんじゃ」
夫婦には娘たちもいるが、この娘たちが、「お母さん、もういいよ。アイツら捨てて行こう」に励まされ、離婚へ
貧乏なりに母娘が楽しく暮らし始めてほどなく、男どもの動向が伝わって来た
夫:「プリンちゃんに捨てられた」
プリンちゃんなんて、結婚する気無いか、カネに欲かいて男と二人夢のネズミ~ランド的生活しか興味無い
汗臭く無駄飯ガッツリ食う中坊おる家に暮らしたいと思うわけねーじゃん、ザマミロ
息子たち:「母親に、『受験生であるオレたちのため、家に戻り、飯作って世話しろ』と命令メール飛ばした」
中学生にもなれば、最低限度、飢え死にしないだけの知能は持つと思うが?
母親としては不安に思う部分あったものの、娘たちから「ほっとけ。親父ともども死ねばいい」に思いとどまった
娘たちの目に、兄弟が糞父親のコピーでしかないが見えていたのよ
介護の隙き間時間、家事その他に追われる母親に向かって、「おい、祖父ちゃん呼んでるぞ」の低能だもの
「専業主婦に寄生しなければ暮らせない男こそが、真のクズ」、その一言に尽きるというオチね
女がいなけりゃ家計も家事育児介護も成り立たんのに威張る男はもお、死んでくれるのが安上がりとも言えよう




上段最後の2行、「手は出さず、口を出す者」が如何にアホかを示してますわな




この際だから、子持ち男が再婚出来ても不良物件の可能性大、一度は疑ってかかれの例を三つ
後妻も同罪の可能性持つを念頭に置いて読んでね




(其の壱)
20代後半女性が、小学5年生娘持つバツ1男性の後妻に入った
娘とはお互い遠慮しながらも良好な関係を築け、夫両親とも穏やかに暮らしていた
長男誕生までは、ね
娘という生物は一般的に10歳頃より、色気づき、扱いが難しくなる
妻と死別した男性が、娘の授業参観で、娘が他の女の子と比べて地味過ぎるに気づき
スーパー雑貨コーナーでなく、一軒構える洋服店に連れて行き、好きな物選べと言ったら
欲しい物ガマンしていたらしい娘が泣いて喜んだというのを見てもわかるよね
母親の場合に於いても、若い後妻であれば育児経験不足から、見落としが多くなりがちである
20代継母も、中学テニス部に入った娘が、必要な物を言いたいのを遠慮していたに気づかなかった
遅ればせながら娘の希望に添い、娘に感謝されたまでは良かった
夫:「遠慮する方が悪い」
父親に娘の扱いは難しいにせよ、仕事から帰れば、育メン気取りで長男ばかり構い、娘には知らんぷりが言うな
夫両親:「我が家の跡取りとなる長男ちゃんに使うべきおカネを女の子なんかに使うとは、ダメな嫁来たもんだ」
孫を差別化、これ将来的には、「跡取りに面倒かけられない。お姉ちゃん、アテクシたちの介護しなさい」が濃厚
夫と両親に共通する疑惑としては、「オトコ作って逃げた前妻思い出させる子供が憎い」であるが
遠慮しがちな娘を見た冷静沈着な第三者曰く、「後妻さんが来るまで、娘は虐待されていた可能性見えるよ」
「前妻さんが、夫や舅姑の冷酷ぶりに耐えかね、道踏み外した可能性もね」
この一家がその後どうなったか知らんが、後妻さんが生さぬ仲の娘を案じ、真剣に悩んだのは事実である




(其の弐)
30代前半女性が、妻と死別した男性の後妻に入り、夫の連れ子である小学高学年兄弟、夫両親と同居始めた
数年経たずして、夫婦不和を迎え、妻は夫の援軍である舅姑にも愛想を尽かし、離婚が決まった
妻が幼い娘連れて出て行く準備始めると、無口ながら継母を気遣ってくれていた長男が
「あの…余裕あるなら、ボクと弟も連れて行ってくれませんか」
息子たちが父親と祖父母にぶつけた怒りの内容というのが、「死んだお母さんを侮辱された」
大人たちの背景に何があったかともかく、母親の遺品が粗末に扱い捨てられりゃ、子供の人間不信は当然の話
息子たちは法的に個人の意思認められる年代に達していたおかげ様により
これまた貧乏暮らしながら、母親と3人異母兄妹生活が始まり、息子たちは一転明るくなった
一方、跡取りおれば女なんかいらんわの父親と祖父母には、老老介護に悲鳴上げる日々だけが待っている模様




(其の参)
前妻原因による離婚した男の再婚家庭に、前妻が引き取った娘が父親に会いたいとの連絡入った
父親は、前妻への恨み辛み抱くにせよ、前妻の産んだ子に「興味無いよ」
それまで前妻側祖父母が間に入り、孫に瞼の父親への幻想抱かせたのがまずかったわね
母子家庭育ちの友だちが言ってたけど、同居親とその援軍が洗脳しなくたって
「クソ親は切るに限る。子供の成人する頃には、子供自身がクソ親を見極める頭出来る。大きな心配は無い」
面会については、幻想を幻滅に変え、娘の人格形成に悪影響及ぼすを考慮し、避けるのが一番
ただですな、後妻さんよ、アナタ本当に、その男でいいの?
理由はどうあれ一度でも子供を捨てた者は、子供と同時に倫理観も捨てたも十分考えられる
ハードル低くなっているため、何度でも捨てる可能性ある
つまり、もしも新家庭が崩壊したら、後妻の産んだ子供も拒否する可能性持つんだよ
「デキ婚するくらいなら、然るべき家庭に養子に出し、生涯親子の名乗り上げないも、親心の一つ」
離婚しなくとも親と同等のおバカ育つ連鎖を断ち切れが、mathichenさんの生涯揺るがぬ鉄の信念のため
子供を新旧に分け、つまり取り替え簡単な玩具と見なし、「次は失敗しない」と言える輩は信用ならん
アナタの産んだ子にまで、疑いの目を向けられたら?
夫婦どちらも別れた連れ合いの下に子供置いて来た再婚から生まれた女性によれば
「未知の兄姉たちはどう暮らしてるんだろ
彼らの家庭壊したに等しいワタシたち異父や異母の弟妹たちを恨んでるのかな」
人生新規蒔き直しは出来るものの、過去を完全に白紙化するのは難しいわけ
本人に罪の無い事で、家族の連帯責任取らされ、人生選択肢奪われる懸念と合わせて覚えときな




上段最後の行、「某県の放火犯家族の末路を見て、感を深めた」




ある店舗に軽い嫌がらせのつもりで、火のついた煙草をポイ捨てしたら、電気系統ショートによる火災発生
死者や負傷者出た事で、総計十数億円の賠償が命じられた
犯人は獄中のため、家族が背負う羽目になった
県内に知れ渡った企業勤務の父親は、あと10年ほどで定年退職して悠々自適の老後から一気に暗転
自主退職して退職金を貰い、資産全部売却して、小さいアパートに移り暮らした
それでも賠償額が大き過ぎるので、専業妻にパート出て貰い、一人分稼げるを見届けた後、自ら命を絶った
その時点での賠償額は不明だが、無論、これと資格持たない女の細腕で払い切れる額じゃない
妻は疲労困憊により、夫の後を追った
その他の家族はというと、既婚の兄弟は離婚後やはり自ら命を絶ち、学生だった兄弟は退学して行方不明
一家全滅状態の悲報に、人望厚かった父親の元勤務先では、皆泣いたという




…事件の被害者家族のその後わかるが、加害者家族のその後はわからない多いよね
一部を除いて匿名報道が原則の北欧と対照的な、容疑者時点で実名報道多い日本の状況もあって
罪の無い家族への容赦仮借無い誹謗中傷を防ぐためだそうな
アタシゃ、誰でも知ってる凶悪事件のスクープ当時
匿名報道された犯人の素顔スッパ抜いた写真週刊誌を、某所で「見る?」と聞かれ、「見ない」と断ったが
軽い気持ちで見ちゃうトホホな者って想像以上にいて、メッチャ気分悪かった
某タレントも、「あの写真が、家族が例えば偽装離婚して子供の姓を変え遠方に暮らす可能性潰した」と嘆いた




回心的改心による更生果たしたって、迎え入れる家族も、独り余生送るカネも、無い
それどころか、何人もの人生を破壊し、死に至らしめてしまった
社会的犯罪でなく、庶民の離婚にさえ、似たケースわんさか聞く




「人生新規蒔き直しは出来るものの、過去を完全に白紙化するのは難しいのよ
本人に罪の無い事で、家族の連帯責任取らされ、人生選択肢奪われる懸念と合わせて覚えときな」
意味わかるでしょ
物事を熟慮せずに何でも自由だと声高に叫ぶのは、低脳の証明なんだよ
不測の事態であろうが、身内に大迷惑かける事態に至れば
両親や祖父母が寝込んだなら、大兄弟姉妹末っ子が無償で生涯働くに臨みましょね
僥倖心捨てる事だけが、唯一の贖罪である
それを自覚し、真摯にお役目全うすれば、天は見通し、神さん仏さんも少しはお慈悲恵んで下さるわ