mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

【悪夢】ニッポン存亡に繋がる未来の悲劇(後編)

前編から続いた




2007年6月下旬、お坊っちゃまの車椅子レンタル業者おねえさんが
「障害者いる家庭を見ていて何が怖いって、75歳の母親が一人で50歳の息子を介護するようなケース
お母さんが倒れたら、子供はどうなるんだろうとね」
ママ倒れるの早期発見であれば、緊急性が認められ、仮の施設にでも取り敢えず入所出来るはずよ
一人親の障害者家庭には、公的機関による巡回が必須と言える




ただママには、「一人で介護するにしたって、早いうちから手を打っとけば…」
障害児の在宅介護に拘るを責められない家庭もあるけどね
「障害者年金。ウチのお坊っちゃま:15万円台。従姉の義兄さん:12万円台」
この数字、「障害児の両親ともに、あるいは一人親家庭が、国民年金か、年金受給出来なかったら?」
施設入所が最善とわかってるが、収入源である障害児を手放せない、親にすれば忸怩たるケース多いのよ
中年息子に何かの援助として5千円支給され、拝みながら涙流す老母の最期:「母子ともに餓死」
何とも後味悪い話が、10年くらい前に聞かれた
恐らく、表に現れないだけで、似た話わんさかあるんだろな
障害者介護家庭、老人介護家庭、どちらにもね




31歳・元社長令嬢はなぜ餓死したか…冷蔵庫にはマヨネーズの空容器だけ
産経新聞 12月19日(木)12時20分配信

電気やガス、水道さえも止められた部屋。現金も食べ物もなく、冷蔵庫には中身がなくなったマヨネーズの容器しか残されていなかった。11月下旬、大阪市東淀川区豊里の団地の一室で、この部屋に住む無職の女性(31)が餓死しているのが見つかった。女性は生前、認知症を患う60代の母親と同居しており、亡くなった会社社長をしていた父親の保険金を取り崩しながら飢えをしのいでいた。ところが、その蓄えも今年、底を尽きてしまい、死亡の数カ月前には親族に「お金がなくて困っている」と訴えていた。こうした窮状は行政や近隣住民も知らず、誰からも手を差し伸べられなかった。女性はなぜ、ひっそりと亡くなったのか。

■変わり果てた姿

11月15日。「母親が入院している」との通知が、東淀川区役所から女性の姉夫婦に寄せられた。

姉は数年前に嫁いで団地を出ていた。その後は女性が母親と2人暮らしをしていた。母親が体調を崩したのであれば、区役所からではなく女性から連絡があるはずだった。

それなのになぜ区役所から連絡が-。

不審に思った姉夫婦は団地に向かい、部屋に入った。そこで見たものは、女性の変わり果てた姿だった。以前から和室の押し入れに布団を敷いて寝ていたが、この布団の上にあおむけに倒れ、女性はすでに死亡していた。

驚いた姉夫婦はすぐに110番し、大阪府警東淀川署が捜査を開始。遺体には刃物で刺されたり、切られたりといった外傷はなく、盗み目的に室内が荒らされたような形跡もなかった。

事件性はうかがえなかったが、“普通”ではないことは分かった。11月中旬だというのに、女性は半袖・半ズボン姿。遺体はやせ細り骨と皮だけの状態で、腐乱していた。

室内には食べ物が一切なく、お金も見当たらなかった。貧困による餓死の可能性が濃厚だった。実際、女性の部屋にはこんなレシートが3枚残されていたという。

《8月21日 うどん200グラム72円、上白糖1キロ166円》

《8月21日 昆布つゆ500ミリ99円》

《8月29日 パン2個80円、ジャム2個96円》

司法解剖で詳しい死因は分からなかったが、亡くなったのは10月ごろとみられている。8月29日は母親と2人でパンを1個ずつ食べたのだろうか。これ以降の約2カ月間、女性は食べ物を一切、買えていなかった可能性がある。

■会社社長だった父

捜査関係者によると、女性は昭和57年に東淀川区内で生まれ、両親や姉とともにこの団地で暮らしていた。父親は部品製造会社で社長を務め、工場も所有していたという。恵まれた家庭に育った女性だったが、中学生のときにいじめを受けて登校拒否に。高校に進学することもなかった。

そんな女性を家族も支え、父親の会社で事務員として働き始めた。だが、暮らしを支えていた父親が平成17年に他界。経営していた会社は倒産した。姉は結婚し、家を出ていたため、女性は認知症を患う母親とともに生活していくことになった。

頼れるものは、父親が残した保険金だけ。2人はそれを切り崩して生活するしかなかった。次第に困窮していったとみられるが、近所の住人らは誰も、こうした女性の状況について知らなかった。それどころか、女性がめったに外出しないことから「母親の一人暮らしだと思っていた」という。

■2度のチャンス

誰かが気づくことはできなかったのか。実は少なくとも2度、女性を救えたかもしれない機会があった。

1度目は平成21年11月。すでに父親の生命保険で暮らしていた女性は今後の生活に不安を覚え、母親と一緒に東淀川区役所の生活保護を担当する窓口を訪れた。

女性は「仕事が見つからない」と打ち明けたが、当時は保険金も残っていたため生活保護を受給することはできず、担当者は「お金がなくなってからもう一度相談に来てほしい」と応対した。しかし、その後女性が窓口を訪ねることはなかったという。

次の機会は女性の遺体が発見される約1カ月前だった。

東淀川署によると、10月17日、女性が住んでいた団地の管理会社から「何度か部屋を訪問したが、応答がない。電気も止められているようだ」と相談があり、署員が部屋を訪問した。すると、室内で母親が脱水症状を起こして倒れていた。母親は病院に搬送されたが、このとき署員は、別室にいたとみられる女性の存在に気づかなかった。

同署は「母親は以前、家族と暮らしていた」との情報を得ていた。しかし、近所の住人に対する聞き込みでは「母親の一人暮らし」との証言ばかり。室内には洋服が掛けられていて別室とのふすまに気づかず、署員は母親の1人暮らしと判断し、引き上げたという。

女性が死亡したのはこの前後とみられる。もし、このときに女性が生存していれば、そして署員が別室を確認していれば、母親と同様に助けられた可能性があった。

■貧困は若者世代にも

女性のように孤立死した事案で現場清掃を行う府内の業者は「孤立死は遺体が相当傷んでしまっているケースも多く、弔いも十分にできないこともある」と話す。家族や知人、近所の人が孤立死したときに「あのときこうしておけばよかった」と後悔しても遅いのだ。

東淀川の女性と同様の事件は、昨年2月、さいたま市のアパートで親子3人が餓死しているのが見つかったほか、今年5月には大阪市北区のマンションで死後数カ月が経過し、体の一部がミイラ化した母子が衰弱死しているのが発見されている。

貧困問題に詳しい小久保哲郎弁護士(大阪弁護士会)は事件の背景を、「これまでは高齢者や障害者が社会的弱者とされてきたが、長期間の不況で仕事が見つからず困窮してしまう若者も多い」と分析する。

貧困を軽減するためには生活保護などを利用することが重要で、そのためには行政の積極的な関与が欠かせないといい、「役所に来るすべての相談者をケアすることは現実的には不可能だが、今回のようにリスクが高い相談者は継続的に見守っていくことが必要だ」と指摘している。

( 出典先:Yahoo!ニュース )




このニュース記事、2013年に読み、以来1年以上トラウマ状態を、何とかして~
昨日、13日の金曜日公的年金支給、ウチの超おバカ夫婦の年金振り込まれ一安心したし
取り敢えず今日の所は、滋養強壮する余裕持つ、強引に気を取り直して








今回の前後編記事題名ネタ元よ
妻に先立たれ、大病を患い引きこもる父親、父の年金を頼りに生活する息子
年金不正受給事件を題材に、日本が抱える『無縁社会』の悲劇を描く




息子は、妻子に去られ、職も失った
せっかく築いた自分の家庭と人生を、親の身勝手で崩壊させられた、という解釈で合ってる?
血縁なれ合い主義を家族愛と呼ぶ後進国の、介護者の心身双方の支援しない世俗は無慈悲
年金不正受給するのもわかる




Yahoo!ニュースへのコメントには、「お姉さん、もっと連絡とろうよ・・・」
言えてるね
餓死した妹のお姉さんはそうじゃないだろうけど、きょうだい間でよく、「介護はやった者負け」と擦り合い起きる
きょうだいが結婚を機に家を出て、残った者が貧乏クジ引くは、残った者の人生選択肢奪う格好になりやすい
せめてもの負担軽減として、出た者は多忙だろうが時間作り、目配りや手伝いする必要ある
でないと、自分に後悔として跳ね返る
親戚なんて、面倒から逃げる腐れ生き物だ。絶対といっていいほど、当てにならんと覚悟しとけ
介護者が亡くなり、被介護者が生き残った場合、擦り合いの結果であれば尚更
逃げた連中には今度こそ、逃げ場など許されないし、許すべからず
フシダラ三昧を自由だという小娘青二才連中には、問答無用で生涯無給働きクタバレ命令お願いします




ニュースへのコメントには他に
「不正受給する人がいるせいで、
こういう本当に生活保護を必要とする人への審査も
厳しくなってるんでしょうねえ…。」
…だから、生活保護子育て支援金の類を、パチンカス母や遊園地代に回す共働き夫婦全面排除しろっての




内臓疾患により働けなくなり、貯金無く、両親は弱りつつある、夜も眠れない40歳独身というのがいた
YouTubeへのコメント欄にも
「私も病気で父が亡くなり母だけになりました。
私は大手に働いていましたが、病気で辞めました。
今は母の年金での生活で暮らしています。
このような映画は当たり前です。
皆さん現実から目をそむけないでください。」
…そう、20歳過ぎれば坂を転がるように経年劣化の一途、バレンタイン♪チョコより甘い猶予無い現実が迫る




国がどうしても在宅介護推奨するんだったら、在宅介護研修受ける義務とシステムの法制化が先決
就労世代全員、おひとり様人生選択なら絶対、健康である限り問答無用の在宅介護研修期間を設ける
それが無理であれば、未だ無病息災な者たち自ら、経験者に頭下げるだけの危機感を持つべし
いつ誰に襲いかかるかしれない現実を看過すると
独身者か既婚者か問わず、対岸の火事の如く見て見ぬ振り見殺しにすると
自分が似た状況に陥った時、「自分は何も助けなかったくせに、ド厚かましい」と誰も手を差し伸べてくれんわ
少なくともmathichenさんは、この7年半余りの間アタシ見くびった連中全員ザマミロと背中向ける
「慈悲と無慈悲は持ち回り、状況を好転させるも暗転させるもテメエの心懸け次第」、ほれメモメモ




「子供の幸福が、親の幸福な余生に繋がる」
そうも言ってられない介護地獄に見舞われた現代ながら
『母が病気なのに結婚するなんて身勝手ですか』
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0102/472386.htm
家族から金蔓にされてようと無かろうと、千載一遇の好機逃さないため全力で逃げ切ったと信じたい