mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

【悪夢】ニッポン存亡に繋がる未来の悲劇(前編)

字に書いて絶叫しなけりゃスッキリしねえ~。写経代わりの備忘録よ。今回もまた前後編に分ける巨編~
記事題名は、アメブロ別荘→ウェブり休憩所に続く使い回し(ただし前2回は、『ニッポン』でなく『日本』)




月曜日の堺市社協との陰謀会議に於いて、茶飲み話程度に、社協に寄せられる相談を聞いた




ウチは、お坊っちゃまが、独立行政法人国立病院機構入所する頃に必要上、世帯分離したため
いま現在、超おバカ夫婦とmathichenさんの3人世帯である
月曜日に書いた記事中の
「夫婦の世帯分離させる方針を固めた。分離すると、それぞれの口座への負担が減るためよ
嫁は国民年金ながら、亭主から引き離し一人家庭の世帯主にすれば、素寒貧に至った場合のナマポ可能」
これ社協に相談寄せた3人世帯から見ると、「ラッキー☆じゃん(怒)」
そこの家は親が在宅続行故に、受けたい支援が受けられず困窮との事
ジジババぶっ倒れても同居者いれば、同居者の数多ければ多いほど、公的サーヴィス手薄になるせい
mathichenさんの場合、ババァ入院当時の病院ケースワ-カーが堺市役所本庁に
「mathichenさんはあくまで居候であり、ジジィが介護者です。じゃないと、死人出ますよ」
と掛け合い、役所が「死人出る=市の不祥事」の想像により、わずかながら美味しい特例認めさせたんだけど
そうしないと、1人で何もかも後始末してたアタシゃ、Yahoo!本館開設前にぶっ壊れた確実と書けば?
数年前、《Walty堂島》のJazz担当が、母子家庭の中年息子客に
「同居者おったら公立施設まず無理やけど絶対ダメというわけでもない、ダメ元申請しとけ」
と進言する場面を見たが、本当、イチかバチか賭けてみるまで、介護者支援システム手薄なのよね




社協は何も老人介護及び老人介護による生活困窮の相談ばっかり受け付ける機関じゃない
よーく考えようおカネは大事だよぉ☆も、人生いろいろ♪の相談が寄せられる




昔々、俳優・若山富三郎が、レストランでの食事中
クレカ精算する客を見て、同席した山城新伍に「あれは何だ?」と質問し、クレカの説明受けると
「ほ~、世の中変わったな、便利な物があるんだな」
実はクレカについて何もわからなかった証拠として
「新伍、オレにも何枚か作って来い」
…自分が申請行きなさいよ
借金が得意な勝新太郎のお兄さんだからね、下戸で大の甘党=世間知らず、カネにも甘かったと思う
つまり、「クレカを打出の小槌と思い込むトホホ」
なお、若山さんが審査通ったかは不明でやんす




ともかく、社協に寄せられる金銭相談で最近多い内容が、クレカ関連
クレカを打出の小槌と思い込み、負債という鉄槌打たれる奴が、想像以上に多いんだって
『クレジットカード 謎の引き落とし』
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa8909186.html
これ匹敵する謎と言えよう
歓楽街通い亭主とか、ネトゲ嫁、そんな類の負債は自業自得、ほっとけ
そりゃ気の毒過ぎて、家族たまったもんじゃないわの例が、知的障害者のケースである
知的障害者と言っても、ごく軽度、以下の感じ




mathichenさん従姉の義兄さん(旦那の兄)、年齢:50代、見た目:風変わり程度
ムチュコタン不憫の義母さんが上げ膳据え膳やってたもんで、ママ昇天後、どうなるの?
嫁(従姉)が生活指導してみたら、何も出来ないと思ってたのは、天国のママ一人
義父さんともども掃除だけは苦手、それ以外の家事は出来るようになり、野郎二人暮らし楽勝となった
都合による介護サーヴィス少し受けるようになったが、自炊やれと言えば再開可能という
ところで、調理というのは、障害の等級・度数を左右する項目であるを、皆様ご存知?
「火の元・複数の調理器具を扱う、高度の判断力、つまり軽度と見做される」
実際、義兄さんの場合、親が裕福なので、障害者年金全部ボクのお菓子代、一人でバスに乗って買い物行く
金管理も生活指導により、ボク自身がやってるほど、要するに周囲の見守り程度で済む知的障害者である




上段のように、最低限度でもカネ扱い方知るタイプなら、問題無い
ごく軽度の知的障害者って、一見しただけでは健常者と変わらない人多いでしょ
そのタイプが、クレカ=打出の小槌組だったら?
詳細は伏せるが、トンデモナイ展開に陥った、知的障害者抱える家庭が存在する




「おねーさん、信用格付が代償である自己破産って、楽になるのは一時だけがわからないのが増えました
100万円台の負債額で自己破産申請する奴なんてアホですよ
200万円辺りまではね、仕事持っていて、毎月コツコツ返済すれば、数年以内に完済出来ますからね」
前記事に書いた、元サッカーショップ店長の言葉、本当その通りだね




障害者自立支援システムって、両刀の剣だと思う
障害者と一言に括るが、障害内容は千差万別のため、支援内容も千差万別の必要性持つ
当人の安全保つべく権利を制限するのも一つの支援方法、それも人権擁護とちゃうんかい




『3人目の子供も障害児みたいです』
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1115/364103.htm
『きょうだい児の方の意見求む』
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1120/365211.htm

『親の死後 障害のある姉のこと』
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0208/384944.htm




2ch.には、3つ子として生まれた女性の兄弟が障害者という話載ってる
物心つく頃から娘は何でも後回し、親に搾取され続け、どうにか結婚出来たら「許してない!」
婚家へのトラブル避けるため、泣く泣く離婚を選択、再婚もしないと決めたなんて、悲惨過ぎるわ
きょうだい児も、双子の片方が障害児などは特殊として、兄姉、弟妹、この差は大きいぞ
弟妹が障害児であれば、親も好んで障害児生んだわけじゃなし、諦めつく部分あるのに対し
兄姉が障害児の場合、弟妹にすれば「自分たちを生んだのは、介護要員確保のためか?」の疑心暗鬼となる
「昔は最初の子や上の子が障害児だと、もう子供作らないのが常識だった」
「縦の関係である親子と違い、横の関係であるきょうだいは、元来そして成人以降は特に、他人の関係に等しい」
「親がまず全責任持って、障害児の人生設計と実行しとけ。その上での、きょうだい児からの支援じゃ」
これらが、きょうだい児の本音だけど、何か文句ある?
文句ある奴、自分の生んだ子供が健常児でも、子供の成人まで責任持って面倒見てるんだろな?
親は子供持つ選択出来るが、子供は親を選べない以上、親の無責任な真似は絶対許されんぞ
親の責任を問い続け、納得ゆく事情以外での子連れの離婚や再婚を心底軽蔑する、その理由だ




後編へ続く