mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

同じ名前でも、イタリアは好き、緑は嫌い

サントリーホールのホール・オペラ、「コジ」で一区切り

2010年3月12日

 

  演出より何より、音楽そのものの魅力に真正面から向き合い、オペラの新たな楽しみ方を提供してきた東京・サントリーホールの「ホール・オペラ」シリーズ。1993年からほぼ毎年開かれていたが、14日に幕を開ける「コジ・ファン・トゥッテ」で一区切りをつける。08年に始まった「モーツァルト&ダ・ポンテ3部作」もこれが最後となる。

 

 オーケストラがピットに潜る通常のオペラとは違い、オーケストラも「主役」となって舞台にあがり、歌手たちと同じ空間で音楽を紡ぐのがホール・オペラだ。

 

 昨年の「ドン・ジョバンニ」では、若く身軽な歌手たちが舞台にしつらえた装置から客席へと縦横無尽に駆け回り、ホール全体をエネルギッシュな舞台空間に変えた。

 

 サントリーホールはこのホール・オペラでプッチーニやベルディ作品を上演。08年からはモーツァルトのイタリアオペラを採りあげた。

 

 今年の「コジ・ファン・トゥッテ」は、昨年同様、演出のガブリエーレ・ラビアと指揮のニコラ・ルイゾッティがタッグを組む。ルイゾッティは自ら通奏低音も演奏、親密な音楽空間を紡ぐ。「ドン・ジョバンニ」で主役を演じたマルクス・ベルバと村娘ツェルリーナを演じたダビニア・ロドリゲス、欧州の歌劇場を席巻する若手テノールのフランチェスコデムーロらが出演する。

 

 公演は14日と20日が午後4時から、17日は午後6時半から。1万5千円~2万7千円。電話03・3584・9999(ホール)。(吉田純子

 

asahi.comより )

 

いつの間にやら終了してたのね

 

 

♪椿姫第二幕、ハゲタコ親父が病人に向かってエラソーに「息子と別れてくれ」の場面

教育TVでの放送でしたという教育上いくない!話

 

この翌年、1995年GWに、♪リゴレットを聴きに花のお江戸まで

 

 

これは、1986年の(西)ベルリン・ドイツ・オペラ公演、第二幕アリア♪悪魔め鬼め

娘を誘拐しやがって、やい返せ~と、宮廷の連中にわめき懇願する場面

まだ50歳、声に勢いあるざます

 

 

これは、1994年ミラノ・スカラ座公演、第二幕終わり部分

悪い虫野郎に復讐だ!の親父と、悪い虫でも好きなんだから赦して~の娘

原典主義(楽譜に忠実に振る主義)石頭指揮者のため

ヴェルディ先生の認めた高音出さない何とも盛り下がるオチは置き

 

江戸へは、親父役のレナート・ブルゾンが聴きたくて

 

梅干し要らずで頑張らんかいの長友と違い、どこの国行っても何でも食べる順応力

だから好不調の波が少なく、2011年には75歳ながら現役続けられるのですってば

 

イメージ 1

 

1998年上演の♪ナブッコCD

 

≪ワルツ堂≫によく来ていたオバちゃんが行く予定にしていたら、親父の急病により×

新幹線チケットともども無駄にしたくない、誰か行けへんかしら~

パソコン通信(死語)で知り合いを当たるも、月曜日夜の公演では行けるかいな多し

で、アタクシが代わりに棚ボタ、渋谷のビジネスホテル代他少しだけでとお得な結果に

 

指揮者のダニエル・オーレンが面白かった

途中ブーイング飛ばした観客の方向へ↑みたいな握りこぶしを見せて

「これで文句あっかッ。どおよ?」と先より良いアンコール演奏をやって見せた

日本人でも3人乗れば窮屈になるタクシー後部座席なのに

ユダヤ人(アラブ系の血を引くけど)+イタリア男2人の3人で乗り込もうとしたり

(楽屋口での目撃談)

 

 

これは、ヴェローナ野外音楽祭より序曲部分

 

一度でいいから、こんな環境でオペラ観聴きしたいわ