mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

歌に生き、愛に生きた、無比の歌姫にして歌う女優マリア・カラス

思わず「ちゃうちゃう(違う違う」とツッコンダ件

ja.wikipedia.org

31 cosas escalofriantes y trágicas de María Callas, una tragedia griega - YouTube

サムネの「la  amante de Onassis(オナシスの愛人)」に異議あり

 

 

 

 

La diva María Callas voz excelsa y única.

Su vida artística fuera de serie, pero su vida normal una pesadilla.

El haber conocido al tal Onasis fue su ruina como mujer y artista.

歌姫マリア・カラスは素晴らしい独特の声を持っていた

彼女の芸術家としての人生は規格外でだったが、彼女の普段の生活は悪夢のようなもとなった

このオナシスと出会ったことで、彼女は女性として、芸術家として破滅した

海運王オナシスに懐妊を報告したら堕胎を命じられ、その後JFK未亡人に取って代わられた件は置いといて

「○○の愛人」といった表現に当てはまらない規格外の人物と思うぞなもし

どう言うか、「○○の愛人」は○○が男女どちらでも、愛人は○○の付随的な存在でしょ

 

 

 

 

セレブリティ - Wikipedia

セレブリティ(celebrity)、ないし、セレブ(celeb)とは、世界的にマス・メディアや大衆に広く認知されていること。

名士、著名人、有名人。ただし日本国内では、本来の英語とは若干異なる意味で用いられることが多い。

英語のCelebrity

…自分自身がエンタテインメント界、スポーツ界などで成功したというわけではなく、

単に有名人の家族・友人であることで「別枠の人」扱いとしてセレブとされることがある。

「あの有名人○○の家族・友人・代理人etc.として有名」の用法である。

大統領や州知事、上下院議員の家族などはこの典型であり、この場合、実質的にはVIPとの区別は消滅してしまう。

あるいはスキャンダルを起こすなどした者がcelebrity扱いされ、

その結果として映画やモデルなどの仕事を得る場合がある(パリス・ヒルトンなど)。 

「la  amante de Onassis(オナシスの愛人)」は一見、「あの有名人○○の家族・友人・代理人ect.として有名」と映るけど

カラス自身が世界的にマス・メディアや大衆に広く認知されるセレブだった、そこのトコ皆様お忘れなく

当然、🗾の勘違いセレブとは雲泥の差、いや、地球と冥王星の距離格差である

勘違いセレブの例を3つ挙げれば

①年収数千万円以上の企業経営者GETしただけで勝ち組気取り社長夫人

②ウマシカと煙は高い所に上りたがる証明であるタワマン高層階に住み、低層階主婦にマウント取るダラ奥

③社宅のボス的存在としてニラミ利かせる部長夫人

 要するに

・夫が築いたものであり自分自身が築いたものでない地位やカネに寄生虫しながら威張り腐る

・夫が離婚届という緑の神を呼び出して成立したら、朝から晩までパートに明け暮らす極貧生活に耐えるしかない

どのような定義に照らし合わせても「セレブ」適用されないアンポンタンで無能だから

例え氏名が「鴉(氏)麻里亜(名)」であろうと、マリア・カラスのようなセレブになるのは(ヾノ・∀・`)ムリムリ、ぶっちゃけ不可能w

 

 

 

 

カラスはお受験勉強以外無能と異なり、苦労人でもあったしな

【前編】毒家族に生まれて Vol.7 ~娘を女中扱いした世紀の歌姫マリア・カラスの毒親~

【後編】毒家族に生まれて Vol.7 ~世紀の歌姫マリア・カラスを女中扱いした毒親~

タカリに来た母親を「まだ若いんだから、自分で稼げ」と追い払った

1965年の『トスカ』の舞台を最後に事実上の引退状態中、何度か舞台復帰の噂も立ったが

https://www.youtube.com/results?search_query=maria+callas+pasolini+medea

Medea (1969) Original Trailer [FHD] - YouTube

王女メディア - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

変態ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の映画『王女メディア』への出演では鳴かぬカラスで

オペラ演出(『シチリアの晩鐘』)、EMIへの数曲の録音、ジュリアード音楽院マスタークラスの講師などの他

Maria Callas 'London Farewell Concert' at the Royal Festival Hall with Giuseppe di Stefano, 1973 - YouTube

Maria Callas and Giuseppe di Stefano: Interview (Tokyo, Oct. 27, 1974) - YouTube

マリア・カラス Maria Callas NHK Hall in Tokyo, Japan, 1974 - YouTube

Maria Callas Guiseppe di Stefano Tokyo 1974 complete - YouTube

Maria Callas’s Farewell Thunderous Applause (Japan, 19.10.1974) - YouTube

当時の彼氏、没落した者同士の早過ぎる敬老会を含む散発的なリサイタル活動が続いたのみであった

🗾での映像を観ると、お人好しの日本人聴衆を前に「歌えるだけで幸せよ」といった表情に泣けてくるワイは置き

1965年の『トスカ』の舞台、ロンドンで歌ったコレ本当、酷かったと当時聴いたジジババが強調した

その少し前にパリで歌ったベッリーニ『ノルマ』なんて

自意識より高い障壁をもヒラリ越える能力持てばこそ~フィオレンツァ・コッソット讃歌~ - 歌の翼に

落ち目の歌姫を見たら悪魔の囁きに負けるに決まってる、まだ30歳、上昇気流にノリノリな「ワタシが主役よ~」にしてやられた

 

 

 

 

それでも、歌姫にして「歌う女優」が、カラスにとって無比の財産として

14歳でデビュー、41歳で事実上の引退という意外と長く、同時に波乱万丈の歌手生命を支えたのはスゲーわ

彼女の声の絶頂期は10年ほどに過ぎなかった

Maria Callas Debut Concert In París December 19 1958 - YouTube

パリ・デビューと聞こえはいいけど

1958年1月2日、ローマ歌劇場が行ったベッリーニ『ノルマ』に主人公ノルマ役で出演したが、

カラスは病気のため第1幕だけで出演を放棄してしまった。

その結果、場内は怒号の渦巻く大混乱となり、この公演はさんざんな失敗に終わった。

 

その後、イタリアでのスキャンダルから逃れるようにフランスのパリオペラ座と契約。

1958年12月19日オペラ座にておこなわれたデビューコンサートは

第一部がコンサート形式によるヴェルディベッリーニなどオペラアリア、

第二部はスカルピアにティート・ゴッビを迎えトスカの第2幕のみを舞台上演というもので(レジオンドヌール協会へのチャリティ)、

ルネ・コティフランス大統領臨席の下で大成功を収める。

このコンサートはフランス国営テレビで生放送され、

後にほぼテレビ番組そのままを映画化(『マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ』)される。 

主要歌劇場からお座敷掛からなくなりつつあった時期よ

早い話、まだ35歳の若さにして、スキャンダラスで、歌手として没落が始まっていた

声の衰えがさほど気にならないのは「歌う女優」なればこそだよ

 第二幕を歌ったプッチーニ『トスカ』と言えば

Maria Callas & George London Tosca in New York 25th November 1956 in color!!! - YouTube

生まれ故郷ニューヨークにて、『エド・サリヴァン・ショー』に出演した時の映像だが

32歳でノルマを歌ってメトロポリタン歌劇場デビューし、センセーショナルな成功を収めた頃だから、歌手としてまだ絶頂期である

 カメラのアップに耐えられる演技力でもある

 鳴かぬカラスの『王女メディア』を、彼女が誰か知らずに観れば、映画女優で通るに違いない

 

 

 

 

オペラ界には「第二のマリア・カラス」といった歌姫が何人も現れた

声楽 - Wikipedia

ソプラノ・ドラマティコ・ダジリタ 

ドラマティコの声でありながら、アジリタの卓越した技巧を駆使してコロラトゥーラの速く細かい音符を歌うことができる声。

マリア・カラスがこの声である。 

この声質は稀少に加え、好不調の波が激しい傾向にある

Elena Souliotis - Wikipedia

Elena Souliotis's Thrilling Assoluta Voice as Abigaille (Lisboa, 1965) - YouTube

弱冠22歳で絶頂期を迎えた数年後に

Elena Souliotis and Fiorenza Cossotto "NORMA" - video exc. from Norma/Adalgisa duo - Tokyo, 1971 - YouTube

時々咳き込んだと風邪気味もあったが、彼女もコッソットの犠牲者となったほど下降期を迎えていた

他にもう1人挙げると

Sylvia Sass - Wikipedia

"Nel dì della vittoria..." - SYLVIA SASS - 1977 - YouTube

絶頂期の26歳

Sylvia Sass - Vissi d'arte - YouTube

🗾に来た28歳では、不調が多く、卓越した演技力頼りに近い

地味なりに細く長く続く歌手いるけど

「第二のマリア・カラス」みたいに脚光を浴びると、散々使い回され、御本尊との格差が否めないまま

キャリア下降線を辿りがちで、下手すりゃ忘れられたり引退を余儀なくされたりする

二匹目や三匹目の泥鰌と比較すれば

若い頃から美声でないダミ声に輪が掛かってますねというほど、キャリア最晩年のカラスの存在感はマジ偉大過ぎる

 

 

 

 

 それだけに

Angelina Jolie to Play Maria Callas in Next Biopic from Pablo Larraín | THR News - YouTube

アカデミー助演女優賞受賞者それがどーした

アカデミー主演女優賞受賞者ニコール・キッドマンと同じ道と思うで

キッドマン、それと元チャーリーズエンジェル、TVサイズに留まるシェリル・ラッドのどちらも、グレース・ケリーを演じたけど

素顔は股ゆるクソBitch気味だが天性の気品は持っていた御本尊に勝てんかった罠

同じようなコトが、アンジェリーナ・ジョリーにもちゃうのん(・・?

容姿似せるは可能でも、中から滲み出るモノ、御本尊ならではのオーラ、「20世紀最高の歌姫」なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ

30代(・・?、とにかく貫録も50歳近いジョリーより遥かに若くして地球と冥王星の距離格差やんけw

 

 

 

 

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