mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

瓦格納でもダメ(・・?

「最悪や」帰省客ら嘆き…17日も混乱の新大阪駅 新幹線ダイヤ乱れ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

平常の仕事で利用する予定だった人が文句を言うならまだしも。

台風が来ると分かっていて、運行に影響が出うると分かっていて、

わざわざ自分たちの都合で帰省した「帰省客」にごちゃごちゃいう資格はない。

嫌なら日程を変えればよかった、何かのせいにして変えなかったのに、

また他人のせいにするとは(それも懸命に対応にあたってくれている人達に!)。と思ってしまいます。

帰省する故郷を持つを換言すると、地元生活なんて面倒嫌よ他所へ逃げてやる宇宙人予備軍

今夏の帰省諦める選択肢あったのにワガママ並べるな~とツッコミ入れといてw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bayreuth 1934 - YouTube

ヒトラー総統閣下を転がしまくってバイロイト音楽祭を存続させた若後家さんヴィニフレート・ワーグナー、よくやったw

独裁者の原点…聴く者を惑わせる魔性の音楽家ワーグナー【ワーグナー】 - YouTube

戦後しばらく世界各地でワーグナー作品演奏が敬遠されたと言うけど

この動画では作品や音楽自体に関しては語られていない。

皆さんは歴史だけで印象を持たず、作品自体にもぜひ触れてほしい。

戦後の優れたユダヤ人指揮者たちもワーグナーの音楽を愛し、演奏してきた。

結局、近年緩和されつつあるが、歌劇場やコンサートホールで長年演奏禁止としてきたイスラエルが極端過ぎただけと思う

完全禁止にしてしまうと矛盾が生まれるしね

聖なる愚か者 - 映画、音楽、文学

ユダヤ人であり、イスラエルフィルの指揮台によく立つバレンボイム

鉤十字に悪用されたワーグナーが同国で演奏禁止について、次のように語っています

ホロコースト生存者に聴けと強制しない。聴く聴かないは個人の選択。聴きたい人の権利を守りたい」

「演奏禁止は、ナチスの主張を是認、彼らの勝利を認める事になる」

イスラエル建国によってもはや少数民族でない、過去と未来を分けて歴史を考えたい、そうも語る彼は、

昨年(2008年)、人道的支援を評価され、パレスチナ名誉市民権を与えられました

演奏禁止はあくまで不特定多数を対象とする公開演奏であり、個人がレコードや映像の視聴まで禁じていないのが救い

 

 

 

 

あと、ワーグナーに関するものは絶対NGならば同胞差別にも繋がる

ja.wikipedia.org

ヴィニフレートから見て次男ヴォルフガングの長男で、バイロイト音楽祭の現在の芸術監督・運営理事長カタリーナの29個上の異母兄

ローエングリン』のエルザ姫の弟と同じ名前ね

その彼が、昔々、イスラエル訪問した折1人の老婦人から「ワタクシの名前はね、イゾルデというのですよ」

敢えて説明するまでもなく、ゴットフリートの曾祖父作品『トリスタンとイゾルデ』に因んだ名前

彼女はドイツ系ユダヤ人で、父親がワグネリアンであり、娘もまたワグネリアン

そもそもドイツ系ユダヤ人は、正統派(黒服ユダヤ教)などを除けば、ほぼ「ドイツ化」されていた

オットー・クレンペラー - Wikipedia

Wagner - Der Fliegende Holländer + Presentation (Theo Adam - reference recording : Otto Klemperer) - YouTube

戦後にも活躍した戦前世代のユダヤ人指揮者もいたしね

第三帝国真っ盛りのドイツ生まれだって例外じゃないかも(゜_゜)が

ジークフリート・イェルザレム - Wikipedia

https://www.youtube.com/results?search_query=siegfried+jerusalem

ウクライナユダヤ人移民2世であるレナード・バーンスタインと、若い頃から似てる似てる、年取るとますますw

あ”、バーンスタインでは

Leonard Bernstein conducts Wagner's Die Walküre Act 1 - YouTube

ともかく、「ユダヤ人は皆ワーグナー嫌い」と十把一絡げに扱うべからず

ワーグナー関連からユダヤ人を排除しようものなら、ワーグナー芸術が成立しなくなるぞなもし

 

 

 

 

ところで、YouTubeのおかげ様で、ソフト化されていない音源の『ニーベルングの指環』四部作が完成してワロタ

Wagner: Das Rheingold (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner: Die Walküre - Act I (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner: Die Walküre - Act II (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner: Die Walküre - Act III (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner: Siegfried - Act I (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner: Siegfried - Act II (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner: Siegfried - Act III (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner - Götterdämmerung: Prologue and Act I (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner - Götterdämmerung: Act II (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Wagner - Götterdämmerung: Act III (Covent Garden, 1978, Colin Davis) - YouTube

Broadcast of live performance, 1978, Royal Opera House, Covent Garden, London.

英国ロイヤルオペラ公演だから、BBC音源やろな

歌手陣はバイロイト出演歴持つ一部を除き、日本人の目には地味な顔触れかね

尚、『ワルキューレ』第一幕について

The picture is however shows Marita Napier, Rene Kollo and Haugland who featured in the 1976 revival of this production

(この作品の1976年の再演に出演したマリタ・ネピア、ルネ・コロ、オーゲ・ハウグランドが写ってまっせ~

そっちの音源は無いのやら

1987年のベルリン・ドイツ・オペラによる指環全曲日本初演、やはりゲッツ・フリードリヒ演出のジークフリートが、ルネ・コロ

ジークムントに適役だったのに、あまり歌わず、正式録音も無いので放送録音あれば貴重やぞ

 

 

 

 

1978年『ワルキューレ』で残念なのは、ジークリンデ役のヘルガ・デルネシュ

Wagner: Die Walküre - Act 1 (finale) - Wieland Wagner, Osaka, 1967 (colourised) - YouTube

色着いた男前ジェス・トーマスから離れろやは置きw、『ワルキューレ日本初演時のジークリンデな

大阪では歌手陣の中で一番拍手喝采受けたというが、まだ弱冠28歳だった1967年が全盛期でしょね

音声障害を起こし、ソプラノからメゾに転向する直前の1978年音声は痛々しく感じられる

最初から重量級の声それは間違いないものの

劇場の奥まで大砲ぶっ放す勢いは持たず、要するに「声量不足で通らない声」なのが難点

中身は空やんのカラヤンに重宝された歌手だが

https://www.youtube.com/results?search_query=helga+dernesch+wagner

Helga Dernesch: Wagner - Tristan und Isolde, 'Liebestod' - YouTube

ゾルデをザルツブルク祝祭大劇場という大空間で歌った時なんて遠くからモヤが掛かって聴こえる感じだったという

Jess Thomas & Helga Dernesch: "Ewig war ich" (Wagner's "Siegfried") - YouTube

幕切れの高音、スタジオ録音ではジークフリートと互角だが、Liveでは完敗やんけ

ま、後年の高音障害は、本質的にはメゾの声質に無理させたカラヤンが悪いという方向にしてあるw

 

 

 

 

つか、トーマスのジークフリート

https://www.youtube.com/results?search_query=jess+thomas+siegfried+

Forging Scene Act 1 SIEGFRIED - Bayreuth 1969 - JESS THOMAS - YouTube

ココではリズム音痴っぽくないはず

※当記事に引用した『ジークフリートYouTubeは全て、耳を塞ぎながら探した

アタシが『ジークフリート』を、それも17日に聴くと、地震発生率高いジンクスの発動が怖いためよw

バイロイトで歌ったジークフリートは、音楽祭100周年の1976年、パトリス・シェロー演出初年度が最後

当時NHK-FMで聴いたワーグナー師匠格によると、『ジークフリート』第一幕の鍛冶屋場面のリズムがどうもおかしかったという

1976年にはまだ50歳、アチコチ痛んで老け込む年でもないのに哀しいワイ

録音がYouTubeにあれば、地震覚悟で聴くけどw

 

 

 

 

当記事題名の意味について

ワ-グナーを漢字で書くと「瓦格納」、中国から伝わった宛字外来語である

ところで、Wagner

ドイツ語での発音はヴァーグナー、日本ではワーグナー 、ワグネルという呼び方・表記がされることも多い

…「ワグネル」の表記

www.nikkei.com

時世柄、演奏禁止になりそーなとしかw

 

 

 

 

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