YouTubeのLINE動画を観てると、1人の👩声優が何人もの老若男女を演じ分けるコト多い
変幻自在の女声のうち、一体どれだけ
心に響く音を届ける匠の技 活動弁士の沢登翠さん - YouTube
澤登翠女史と聞けば
ニーベルンゲン/ジークフリート - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
ニーベルンゲン/クリームヒルトの復讐 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
https://www.youtube.com/results?search_query=die+nibelungen+siegfried+1924
https://www.youtube.com/results?search_query=die+nibelungen+kriemhilds+rache+1924
フリッツ・ラング監督の無声映画、『ドクトル・マブゼ』の後『メトロポリス』の前に撮った『ニーベルンゲン』が浮かぶ
手持ちのレーザーディスク、NHK-BSでの放映どちらも、澤女史の活弁だからね
考えてみりゃ、『ジークフリート』ともかく、『クリームヒルトの復讐』は21世紀基準に照らし合わせれば
上映・放映・ソフト化全部、ノー問題なん(・・?
漫画は池田理代子『オルフェウスの窓』第3巻【カーニバルの出来事】より
音楽学校の演劇で上演されるのが
普段は男装のユリウスが女装して演じた
エッツェルと言えば
アッティラ(Attila、406年? - 453年)は、フン族とその諸侯の王。
中世ドイツの『ニーベルンゲンの歌』などの叙事詩にはエツェル(Etzel)の名で登場する。
現在のロシア・東欧・ドイツを結ぶ大帝国を築き上げ、西方世界の「大王」を自称した。
ローマ帝政末期に広がっていたキリスト教の信者からは、
「神の災い」や「神の鞭」、「大進撃(The Great Ride)」と言われ恐れられた。
出自についてはフン族自体と同様、詳しくは分かっていないが、
名前や風貌の伝承などからテュルク・モンゴル系民族に属すると思われる。...
早い話、アジア系ね
今から1世紀前のラング映画ではフン族の扱いが🐒っぽく、「ちょ、それ、21世紀だと苦情押し寄せるど」、かなりヤバいよーなw
夫ジークフリートを実家であるブルグント国の王家により殺され未亡人となったクリームヒルト
フン族の武力を利用してブルグント国を滅ぼし、ジークフリートの仇を討つために、早い話ATMを得るために、エッツェルと再婚した
数年後、エッツェルの弟ブレーデリンを買収し、歓迎の宴に出席した使節団を襲撃させる
騙し討ちに気づいたハゲネが刀を抜き、宴席にいた幼い王子、エッツェルとクリームヒルトの間に生まれた息子を斬り殺す
王子殺害を皮切りに開幕するクリームヒルトの凄惨な復讐劇場面は正直、いささか冗長ながらも
1世紀前の限られた技術を考えたら、創造性の面に於いて、最新のデジタルが総出で挑戦しても太刀打ち出来ないと思うけどね
あ”、クリームヒルトは地下牢に拘束されたハゲネに、ジークフリートの遺したニーベルンゲンの財宝を渡すなら命を助けると言うが
ハゲネは「グンテル王が生きている限り、財宝のありかは話せない」と拒絶するなど忠義無双だ
チュートン人とはドイツ人を指しているのですか。 - チュートンとは、紀元... - Yahoo!知恵袋
チュートン人の忠義無双ぶりたるや、クリームヒルトの凄惨な復讐=亡きジークフリートに忠義無双を見ればわかるよねw
何はともあれ、どちら様もゲームやってる暇あるなら
映画芸術はドイツ表現主義時代に完成していて、その後は延長線上に展開されるに過ぎない
撮影技術(魔術)や台詞に頼れない無声映画時代が故に、舞台俳優に通じる大袈裟なりに高い演技力を備える俳優陣
『ニーベルンゲン』をこの夏休みに観て学びましょね
最後に
クリームヒルトの復讐ならぬクリームヒルトに復讐したいであろう者とは?
Götterdämmerung Act 1 Sc 2 - YouTube
ワーグナー『神々の黄昏』より、豪族ギービヒ家のグンター&グートルーネ兄妹そして彼らの異父弟ハーゲンの場面
演劇畑のパトリス・シェローが演出しただけあって皆顔似てるが、グートルーネは兄や弟の娘に見えるどは置いといてw
『エッダ』『ヴォルスンガ・サガ』など北欧神話の物語を軸にしつつ
ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』を始めとするドイツ英雄伝説やワーグナー独自の重層的・多義的な世界が構築されている
『神々の黄昏』はこのうち『北欧神話』によるところが多い
直接引用されてはいないがギリシア神話の影響も見られる
という具合に、 『ニーベルングの指環』四部作はマァ、ワーグナーのオリジナル作品と言える
従って、グンター、グートルーネ、ハーゲンは、『ニーベルンゲンの歌』のグンテル、クリームヒルト、ハゲネとは別物である
結果、グートルーネが貧乏クジを引いた
『ニーベルンゲンの歌』で言えば、女主人公クリームヒルトに該当するのに
脇役であるブリュンヒルドに該当する『神々の黄昏』のブリュンヒルデに美味しい所取りされた格好なのね
皆がハーゲンの奸計に嵌る中、本来ならグートルーネがジークフリートの死を悲しむべき場面で
ブリュンヒルデから「ジークフリートは、ワタシの夫」「アナタは所詮、愛人よ」、腹立てへんか?w
『ニーベルンゲンの歌』に於けるジークフリートの死には、クリームヒルトvs.ブリュンヒルドの見苦しい亭主自慢も一因とあって
グートルーネにすれば、「クリームヒルトは勿論、ワーグナーにも復讐したいわッ」w