昨日記事から外した件の備忘録をば
ご都合主義の塊である大映テレビの過酷な演出が2000年代に流行する韓国ドラマへ多大な影響を与えた赤いシリーズ
現実にはまず(ヾノ・∀・`)ナイナイ設定オンパレードの中で、強引な箇所を除けば「起き得る」作品とは(・・?
大島茂は妻・敏江との間に、17歳になる娘・幸子を持つ大学助教授
フランスには舞台演出家として活躍する妹の大島理恵がいる
実は、その理恵こそが幸子の本当の母親であり、幸子は大島家の実の娘では無かった
パリに住む理恵が日本に来るという日、父・茂を空港に連れて行くために大学にやって来た幸子は、
学内の爆発事故に巻き込まれ、放射線療法用コバルト60が放出する放射線に大量被曝してしまう。
その時、幸子を助けたのが、相良光夫という医大生だった。
しかし幸子は、白血病になってしまい闘病生活を送ることになる。
茂は、それまで幸子と実の母親の理恵を極力会わせないようにしていたが、
生い先短い命の幸子の願いであった憧れの街パリに一緒に赴くことにし、
さらに理恵と共に白血病治療の手掛かりのために現地の病院をいくつもあたった。
その間、幸子は、父と母の秘密、そして、互いにひかれあったはずの光夫との、本当の関係(実は異母兄妹だった)を知っていく。
異母or異父の半血兄妹or姉弟がお互いそれと知らず、出会い、恋に落ちる
離婚だの再婚だの不倫だの略奪だのゲップ出そーなくらい退廃した現代にゃ、親の因果が子に巡りアルアル
大学生の息子が家に連れて来た同級生カノジョが実は同年齢の叔母さんだった実例なども聞かれる
人間関係希薄でもヘーキな時代だけど
夫婦が離婚後に完全な絶縁してしまい、子供が父方ないし母方の情報を知らないでいると、禁断の組み合わせが起き得るよ
あと、自由恋愛主義の行き着く先には、血縁関係持たないけどマズイ組み合わせが生まれたりする
例えば
息子が連れて来たカノジョの顔をまじまじと見た母親が「○○にソックリ」と慄いた
○○というのは母親が若い頃勤務していた職場の同僚で、1人のオトコを巡ってスッタモンダ繰り広げた恋敵
そして1人のオトコというのが、現在の夫で、息子の父親
夫と○○は深い仲まで至らなかったが、母親は略奪っぽい感じで夫と結婚した
だもんで、子供同士が結婚してみ、気まずい姻戚関係となる罠
とりわけ、○○に勝ったつもりでいた母親がね
個人の自由や多様性を盾に安易な野合関係結ぶ
これ、昨日取り上げた「取り違え」もまた、取り違えに気づていなければ防ぎよう無いもののリスク孕むんじゃね
実親家庭の同父母兄弟姉妹と恋仲になる可能性を誰が否定出来る?
大真面目な話、「だから、今の時代こそ、好いたハレタの自由恋愛より、釣書と仲人が介在する見合い結婚が安全安心」
そりゃま見合い結婚とて、成婚後に相手や相手の家がトンデモナイ産業廃棄物知れる例は多々ある
けど、男女双方、徹底的な身体検査を経てくっつくのが最善と思うぞなもし
親の「止めとけ」押し切って結婚した男女の少なからず、相手が自分の描いた夢を裏切り、尾羽打ち枯らして実家出戻りするじゃん
「略奪するなら最後まで、何事も自己責任とし、泣き言並べるな」と言った者いるけど
個人の自由だからみたいに啖呵切って家を出ておきながら、いざ困ると「家族でしょ!」とSOSとかフザケんじゃねー