mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

【Hatena版】手渡す言葉も、何も無いけど、人として人と出会い、人として人と迷い

昨日記事の続きをば

 

 

 

 

 

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ブロマイド持ってる理由は↓まで

手渡す言葉も、何も無いけど、人として人と出会い、人として人と迷い - 時空と想念の交錯

 

 

 

 

  

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https://www.youtube.com/watch?v=Nw_CClMpBOY

 

 

 

 

金八シリーズは、1979年~2011年までの32年間、断続的に制作・放送された

41年前のTBSに全くやる気無く、金曜8時だからの金八らしいw

日テレ『太陽にほえろ!』の裏番組と言えばわかるでしょ

フタを開けたら、当時画期的だった「十五才の母」が注目を浴び、桜中学シリーズが始まった

ちょいと調べてみると

他局で高校を舞台にした学園ドラマが多く、日テレでは小学校を舞台にした『熱中時代』のため、消去法での中学校が舞台

金八役の第一候補としてハGの谷村新司にオファーが行き

次に岸田智史に行ったが、モ~ニング モ~ニング きみの朝だよ♪で多忙となり

急遽決定したのが、非映像極まる馬面の武田鉄矢とのこと

尚、金八の後番組が『1年B組新八先生』で、これに主演したのが岸田智史

新八の後に、金八第二シリーズが続いた

 

 

 

 

ところで、一体どれだけの視聴者が、第三シリーズを正しく認識してるのやら

https://www.youtube.com/watch?v=GJozO-cEpJY&list=PLPhlfHdwJdugslb4mUfGIBLPwbMZeXbY0

桜中学から松ヶ崎中学に舞台を移しての、1988年10月~12月に放送されたシリーズよ

金八が転校してるせいで忘れがちながら、浅野忠信が3B生徒という黒歴史を誇るシリーズであるw

第一と第二のスペシャル版を除くと、シリーズに7年の空白が生まれた

 

 

 

 

第三の後も7年の空白が生まれ、第四が放送されたのは1995年~1996年

https://www.youtube.com/watch?v=8ZdbJdFagO4&list=PLPhlfHdwJdujlFy8p08-k_h6st-Zkw6mT

教育委員会からか現場教師に復帰した金八の3Bに、第一で誕生した宮沢歩が在籍しており

(1980年早生まれなので、1995年には高校1年だけど、細かいコトは抜きで)

当然、元十五才の両親・保と雪乃も登場する

「腐ったミカンなんかじゃねえ!」の加藤君が、ハG気味ながら地味でも堅実に暮らしているの近況報告したりする

という具合に、第三がバブル期真っ最中に対し、第四はポストバブルと、時代の変遷が見られるに加え

一見平和に見える学校生活に潜むイジメ・不登校の問題が以前より深刻化しているが描かれた

 

 

 

 

そこから4年後、1999年~2000年に放送されたのが、風間俊介の演じる兼末健次郎登場する第五シリーズよ

学級崩壊や校内暴力を大きなテーマとして描く一方

優等生の仮面を被りつつも卑劣な行いを繰り返す生徒について激動的な物語が展開された

健次郎が、影の3B支配者ね

ワルが金八の知る所となった際、もう怖いもの無しとばかりクラス中から吊し上げ状態食らった

健次郎は真摯に謝罪するが、健次郎の家庭環境わかってるドラマ視聴者の眼には複雑だ

根っからのワルじゃなく、パラヒキニート兄ちゃんと過保護な母親が原因でストレス満載の健次郎なんだよね

(追記)

大好きだった優しいお姉ちゃんを性犯罪に奪われた(殺された)トラウマも背負っている

優等生の仮面剥がれて以降も、家では、母親刺してしまう展開まで追いつめられる

少年院送りとなるも、出所後は普通に暮らし、大学卒業もしたのか

 

 

 

 

放送当時、武田鉄矢がテレバル誌で

「20年前の問題児は、目に見えた

今の問題児は、目に見えない」

1980年頃の問題児というのは所謂「ツッパリ」で、服装や言動から見て取れた

第一では山田麗子(三原順子)、第二では加藤優(直江喜一

健次郎のような「普通の子」が心の闇抱える問題児は自爆でもしないと仮面を被り続けられる

そこらを指摘したわけ

 

 

 

 

健次郎世代は現在、35歳と36歳

未婚既婚問わず、仮面被り続けていれば?

ニッポン列島津々浦々の全世代、怖く感じるんだけど…