mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

冬来りなば、春遠からじ

最近、どんな映画が公開されてるかもよくわからない有様
でも、アタシの大好きなおねえさんの1人であったジュリー・クリスティの主演作アウェイ・フロム・ハー君を想う
認知症に侵された妻とその夫との愛情を描くオトナの世界です

新藤兼人監督の午後の遺言状に、すっかり少女のババ様と連れ立つジジ様が登場しました
新藤監督はよほどその手のテーマがお好きなのか、脚本だけ手がけた‘津軽十三湖’という単発ドラマでも、
貧しさ故に決意を固め、すっかり少女のババ様と連れ立って海へ消えていくジジ様を描いていました
釣ったサカナにエサやらぬわ、嫁が倒れてんのにパニクっとるわの多い日本では、心洗われるお話

話をジュリーおねえさんへ
ダーリングも、いまや70前に
スター女優としての活躍は、60年代半ばから10年間くらいでしたか
地道に続けた女優活動が実りを結び、スランプを脱出、ここ10年くらいはウバ桜満開
認知症であっても恋する心は忘れないババ様を見事に演じました
記憶云々といえば、ジュリーおねえさんの出演作元カレ共演最後の場面が思い出されます
新しい肉体を得て生まれ変わった男性が過去の記憶を無くすのですが、女性にデジャ・ヴを感じ、
彼女もまた、彼の目を見て、彼こそ彼女の死んだ恋人の生まれ変わりだと確信、新たな道を歩み始める、
そんな場面です(日本語字幕無しで申し訳)
2本の映画は、『肉体は衰えても(滅びても)、魂は不滅』を語りかけているのでしょうネ

…はい?何をウダウダと昔話めいた内容をダラダラとですと?
どーもスミマセンねぇ。『永遠の17歳』というのは、『時をかける少女』も兼ねとるのですよ
だもんで、大昔を平気で語り出してしまうのですな
アタシにも君を想うジジ様がいりゃ、ウバの繰り言の類はそちらにタレるのですよ。家事一切と合わせて
あぁ、アタシの冬はいつ終わり、春満開を迎えるのか。無料占いによれば、今年中らしいけど、さて?
ジタバタしても仕方ねえ話。アタシを想う彼の出現を気長にお待ちしますがね
…出来れば、「ジュリーーーーーーーーーーーーーーーーー(はあと)」くらい男前がよろしおす
(あ、またもやトシ●出し。。。)