mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

Wach auf ! Fanget an !(覚醒を始めよ)

まだ環境整備続いてる新PCの長所:「動画再生にストレス感じない」
YouTubeニコニコ生放送、ついでに、Facebook、小奴らVistaと7ではクソ重かった
Vistaなんて最期近く、音声部分が怪しかった




新品や修理後のPCって大きな更新が何回か入ってメンドクサイ
夜中にチマチマやりながら、YouTube検索し倒した結果
備忘録として、フツーの方々には理解不能で追いつかない記事をば




YouTubeっちゅうのは本当、何処に隠れてましたん言いたくなるほど映像の宝庫だよね




2014/4/26(土) 午前 6:17 【魅入られたる魂の交錯する音楽と聖地、その光と影】

2000年夏、いまは亡き≪ワルツ堂 堂島店≫内での、アタクシと日本ワーグナー協会員の会話
「mathichenさん、この間のNHK観たやろ(*‘魅入られた祝祭 ワーグナーの世紀’
傷痍軍人招いた慰安公演としてマイスタージンガー上演風景
あれは間違いなく鉤十字のプロパガンダやけど
あのライヴ録音が存在するとしたら、どこに隠されてると思う?」
「そんなもん、ソ連、ロシアに決まっとるがな。モスクワのどっかに埃かぶって半世紀以上って感じで」
「ロシアやな、やっぱ。存在しようがするまいが、ボク探しに行きたいわ~」
「ロシアは遠いで~。着いてから探す時間もかかるし、どんだけ会社休まなアカンねん」

露西亜いうたら泣く子も絶句する旧ソ連
ソ連軍が終戦直後どんだけ、美女の落花狼藉、そしてアレコレお持ち帰りを?




ソ連軍がドロボー猫した、自国のどっかに埃被ってた、いずれにせよ
例えば↓


ゲッベルス宣伝相、ゲーリング副首相、どっちも映画‘ヒトラー~最後の12日間~’のまんまの顔やね
否、んなもん、どーでもいい
2000年夏に放送されたNHK-BS2‘魅入られた祝祭 ワーグナーの世紀’
そこに取り上げられた1930年代マイスタージンガーに、ザックス演説場面が見られた
YouTubeと同じ映像か確認してないけど、それもこの際、どーでもいい
大仰な身振り手振りをもって世界に冠たるドイツの誇示やってる事に変わりない
世紀を越えた80余年後にゃ堂々たる歴史資料でしょ




一番上の音源は、鉤十字党大会に於ける総統閣下御前演奏より
一番下は、作曲家の息子ジークフリートの嫁で総統閣下Loveだったウィニフレートを取り上げている
これらだって貴重ざんしょ
党大会の演奏なんてな、CDと比較にならない高音質だぞ




…右手挙げる前に、目を覚ませ?

2016/11/15(火) 午前 1:51 【魔王(Der Unhold)~人心を魅了し、やがて食い尽くす鬼~】

乳母様への返信に
「シュレンドルフの‘魔王’東京試写会で、戦争期に10代をすごしたゲスト某女史が
『これは理屈では…体験しないと理解困難』と説明お手上げ風でした」
戦時下あるいは不穏な時代の空気を肌身に受けねば、理解困難なんでしょ

次のコンテンツは不適切な内容を含む可能性があると YouTube コミュニティが特定したものです。
ご自身の責任において閲覧してください。
ナチス党歌「旗を高く揚げよ/ホルスト・ヴェッセルの歌(Horst Wessel Lied)」 』
https://www.youtube.com/verify_controversy?next_url=/watch%3Fv%3D0lEz5R3sG_Y

右手ウズウズさせながらノリノリなってみるのも、歴史の勉強の一つだ
無論、IQが天才級、もしくは、右へ倣えしない頭の持ち主に限るけどさ




それでも目を覚ませってんなら


新しい朝でなく今日の夕方にだって目を覚ますわよ
第二次世界大戦前後からいきなり、数十年後、9・11頃のニューヨークにね
NewYorkならぬJewYorkを、総統閣下御一行様が見たら気絶?




カリタ・マッティラが、映像で観られる史上最強のエーファよと主張して
アニヤ・シリヤと言いたい所だけど、全曲は残ってないはずだから対象外)




メトロポリタン歌劇場のオットー・シェンク演出が、、古典的で安心する
現代風演出がすべて悪いと思わないものの、大抵、旬過ぎると飽きちゃうんだよ




音楽鳴ってなけりゃ何の舞台かわからんのがお嫌いな方々には、↓もどお?

musikalische Leitung - Otmar Suitner
Walther von Stolzing - Reiner Goldberg
David - Peter Schreier
Hans Sachs - Theo Adam
beckmesser - SiegfriedLorenz
Magdalena - Uta Priew
Eva - Magdalena Falewics
5. April 1987 - Tokyo

1988年に教育テレビで放送された、その前年に行われたベルリン国立歌劇場日本公演よ




ベルリンの壁ぶっ壊れる前の東ドイツ時代を記録する貴重な映像である
当時の劇場が全力で揃えられるメンツによる公演としてもだ




というのも


3年後の日本公演では、他に、♪ばらの騎士も上演した
東が損する格好でのドイツ統一の混乱が見て取れ、ショボかったの
マイスタージンガーが、国が威信を賭けてドイツ芸術の出張させる事が余裕で出来た時代の象徴という意味ね




ベルリン国立歌劇場はこの2年後か、良く言えば改革、悪く言えばリストラを迎えた
東時代から生き残った座付歌手と楽団員も少なくない片方では、西側勢力が活性化の面も大きい




それがよーくわかったのが、1997年の日本公演だ
アタシが花のお江戸まで♪パルジファルと♪ワルキューレに飛んだ時でやんす
神奈川県民ホールでの♪ヴォツェック行けなかったのが残念無念と嘆いて

歌手陣は微妙に地味

着目すべきは指揮者、ダニエル・バレンボイムだよ





東時代から生き残った座付歌手と楽団員は、良く言えば改革、悪く言えばリストラを乗り切れたわけ
とにかくバレンボイムの振った大鉈は厳しかった
資金力唸るユダヤ勢力が後ろ盾とあって、劇場にとっては救世主で有難やに尽きるわな
いつの間にやら西側のベルリン・ドイツ・オペラと勢い逆転してしもたくらいなので、正解だったね




鉤十字御一行様が見れば、これまた湯蛸真っ赤ッかみたいに沸騰して気絶モノであろう
気絶してクレクレ
ワーグナー反ユダヤ主義だからって、鉤十字総統閣下がワーグナーお好きだからって
主義主張だけ槍玉に挙げたり芸術を悪利用したりの正当な理由にならない
敢えて変える必要無いものは保守を、変えるべき点は反体制を、中道で心掛ければいいんだよ




そもそもマイスタージンガー自体、ワーグナーは自身は意識してなくても、中道の要素を持ってるぞ
終幕大詰めのザックス大演説、ドイツの芸術どーたら聴けば排外主義的
しかしザックスが貴族出身のヴァルターを誰よりも先に認め、市民社会に受け入れるを見れば?
マイスター芸術がいつの間にやら形骸化しているのに
親方連中は貴族化し、それでいて庶民意識は無駄に高い系と堕している
ザックス唯一人このままでは形骸化した芸術がますます衰退を辿り消滅する懸念を抱いており
型破りだが生命力と想像力に溢れるヴァルターに、芸術の活性化と明るい未来を託すという事ね




ちゃう?




さて、今夜は、久々に聴くか
何を?







6(月) 午後 3:34 【粋に生き、ウィーン、夢の街へ音楽と美食の旅に行きたい】

思い起こせば、mathichenさんのCD-ROMで歌ってる騎士ヴァルター、歌手が違う
公演開始前、劇場総支配人が客席にテナーの不調を断った上で、予定通りのペーター・ザイフェルトが出演した
ま、ザイフェルトが歌おうが、ボータが歌おうが、ずんぐりむっくり体型には変わりないは置いといて
2:06、2:32で、耳をダンボにしましょう。靴屋の声が裏返る、どんなド素人でも聴き取れます
ともども、いまとなっちゃ、初日の録音も貴重ですかね
 
 


上段の文字リンク動画は現在再生出来ないため、皆様には


「オペラ界の伏魔殿中の伏魔殿である場所柄もあってか、ハプニングの連続
不調などでキャンセル・代役もいれば途中交代も
数回の公演で万全であったのは一度もなく、DVD化されたものは編集の魔術でしょう」
2時間早回しして、編集というか改竄というかの恐ろしさを歴史認識に適用するべからずとして貰って




アタシゃ現在、DVD持ってるけど
「風邪引いてから鬘でハG頭の防寒したって無駄だよん」
とケケケ笑いしながら、CD-ROMの2:06、2:32で、耳をダンボにするわ~