mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

自分で自分がわからない?恐れないで、愛しい人よ。ああ、この瞬間だけでも

副題として、【岩のように動かず。やっと待ってた時が来た。不毛の悩みは遠ざかり。偉大な魂、高貴な心を】




CD、DVDを最後に買ったの、いつだっけ?
昨夜聴いたのは、かれこれ四半世紀前に買ったものだった




ブラームスのヴァイオリン協奏曲:ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)、クラウディオ・アッバード指揮ベルリンpo.
https://www.youtube.com/watch?v=6hej7zpulR8
NHK-BS放送されたものと同じ、1992年サントリーホールLive録音
ムローヴァ自身快心の出来とかにより、阿蘭陀PhilipsからCD発売された




続いて、英国Decca二大黒歴史歌姫の一人を聴いた




ちなみに
エレナ・スリオティス Elena Souliotis (1943年~2004年)、現在手元に無いので聴けない、誰か買ってよ
https://search.yahoo.co.jp/video/search?ei=UTF-8&rkf=4&p=Elena+Souliotis&fr=link_highlight_sch
1971年NHKイタリア歌劇団公演、ベッリーニの♪ノルマに出演した際、絶不調で咳き込んだ
おかげで、ココぞとばかり、共演者のメゾ・ソプラノ、目立ちたがり屋フィオレンツァ・コッソットが張り切った
コッソットといえば、その数年前、パリ・オペラ座でのノルマに於いて、絶不調マリア・カラス苛め…だし
ま、カラス、スリオティスの両方、若くしてドラマティコ・ダジリタが災いしたと言えよう
野太い声質がコロラトゥーラ駆使するとあって、キャリア短命の歌手多いのさ




昨夜聴いたシャシュ・シルヴィア(Sass Sylvia)も、ドラマティコ・ダジリタ
https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=Sass+Sylvia&ei=UTF-8&fr=mozff
1977年頃、日本でもレコード芸術、音楽の友、ステレオ芸術等の音楽雑誌によって紹介され
マリア・カラスの再来」として注目された
当時は、シルヴィア・シャーシュまたはシルヴィア・シャス等の表記がなされた
ハンガリー人だから、日本人と同じく、本来は姓→名である
1971年、ハンガリー国立オペラで♪カルメンのフラスキータ役にてデビュー
その後、(ブルガリア首都)ソフィア国立オペラでの♪椿姫にヴィオレッタ役で出演後
1974~1975年のシーズンには、ザルツブルク音楽祭期間中のコンサートでモーツァルトを歌う
ヴェルディではマクベス夫人など初期物を、他の作曲家では、ノルマ、トスカ、サロメ辺りをよく歌った
1951年生まれのため、20代のうちに声の酷使やらかしちまった感が強い
現在は、オペラの第一線を退いている
母国ハンガリーでマスター・クラスに於ける後進の指導、絵画制作や本の執筆など、多方面で活躍が救いね




だもんで、Decaって若手歌姫と相性いくない?と思った時期あった
シルヴィアおねえさんの録音担当したプロデューサー、クリストファー・レイバーン
彼が10数年後手掛けたメゾ・ソプラノ台頭時、レコ芸読者の声として「シルヴィア・シャシュの再来か」
縁起いくない!事言うな~と、レコ芸を床に叩きつけたもんだ





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渋谷のBunkamuraオーチャードホール、モーストリーモーツァルト、いまでもやってんの?
アタシゃ、1993年のに行ったんだよ
8月29日のチケット画像だけ貼ったけど、31日も行った
バルトリちゃん目当てでね
Frederica von Stade - "Non so più" - Nozze di Figaro Met '85
離婚調停泥沼化のためキャンセルし、急遽に近いバルトリちゃん登場
ぶっちゃけ、その日オーチャードに行けた者全員、「50前BBAよか嬉しいわ♪☆」
その後ダイエットしようとジョギング中に捻挫するほど、イタリア娘らしく肥えてたものの(同伴したマンマも)
その後改善された、装飾歌唱の部分で首前後に振るのが玉に瑕だったものの
オーチャード楽屋口に押し寄せた者全員、手を握りに行く熱気に溢れ返ったのは説明までもあるめえ




チェチーリア・バルトリCecilia Bartoli, 1966年6月4日 - )は、イタリア人のメゾソプラノ歌手。人気のあるオペラ歌手であり、コンサート歌手である。モーツァルトロッシーニのオペラの役で有名だが、マイナーなバロック音楽の上演でも知られている。声質は「リリコ・ドラマティコ・コロラトゥーラ」と考えられる。

ほとんどのオペラ歌手とは違って、バルトリは20代はじめで名声を得た。通常は声の成熟は30代になって達成されると言われるが、例外的である。1985年、19歳のときにバルトリはイタリアのテレビのタレントショーに出演した。指揮者のリッカルド・ムーティは、彼女を見てスカラ座のオーディションに招いた。数年後、ヘルベルト・フォン・カラヤンは1990年のザルツブルクイースター祭に彼女を招いたが、カラヤンが死去したため実現しなかった。同じ時期に、フランスのテレビでマリア・カラスに捧げた番組に出演したバルトリを見て、ダニエル・バレンボイムも彼女に注目している。

1996年、バルトリコジ・ファン・トゥッテのデスピーナ役メトロポリタン歌劇場へのデビューを果たし、翌年には同劇場でチェネレントラの主役を歌った。洞窟のようなメトロポリタン歌劇場は世界最大のオペラハウスであり、バルトリが声量を上げるために密かにマイクを仕込んだのではないかという憶測が広がったが、劇場の支配人はそうした噂を断固として否定した。出演が絶賛を受けた結果、チェネレントラの役はバルトリと結び付けられて語られるようになった。

バルトリは自分の声にふさわしいレパートリーを広げてきた。モーツァルトロッシーニに加えて、グルック、ヴィヴァルディ、ハイドンサリエリのようなバロックや初期の古典派音楽にも注力するようになった。2005年はじめ、ヘンデルジュリオ・チェーザレでコロラトゥーラ・ソプラノの役であるクレオパトラを歌った。バルトリの声は円熟するにつれ、これまで欠けていると非難されてきた豊かさと広さを獲得するようになった。バルトリは現役のメゾソプラノ歌手の中で最高の一人と広く見なされている。

2011年にスイスのバリトン Oliver Widmerと結婚し、スイスに暮らしている。

Wikipediaチェチーリア・バルトリより引用 )





亭主がスイス人と聞いて、チューリヒ歌劇場常連の理由わかったわと納得して
赤い太字の役柄の他に、フィガロの結婚ではスザンナを歌い、近年はノルマまで手掛ける
スザンナの場合、アリアに、ソプラノには超低音に下がる箇所あるし
モーツァルトの役柄が大体、いまほど声域が細かく分化されていないため、そっちでのソプラノ役はわかる
経年劣化始まるアラフォー前に潰れず、51歳現在まだ衰え見せず、声域クロスオーヴァーとは驚愕だわ




軽量級、重量級、どちらとも時間をジックリ掛け、自分の声と声質に合った役柄を育てる
これ、言うは易し、行うは難しよ
・マスメディアやネットの鳴らす笛太鼓に踊らされない
・飛行機で簡単に移動時代なればこそ、陸路と海路の時代同様の負担少ないスケジュールを組む
バリキャリ築こうと思ったら、頭良くないとダメいう事ね
もう引退したキリ・テ・カナワによれば
1992年BBCプロムナードコンサート最終夜に登場、それが10年ぶりに受けた夏季の仕事だった
スーツケース片手に、一年の大半をホテルで過ごすなんて、年を追う毎に嫌気さして来る
夏は家族と過ごすため、ずっと仕事断ってたんだって
キリさん以外にも、育児のため引退、10年以上家庭専念、家庭最優先活動、そういう女性歌手も大勢いる
バルトリちゃんに子供いないけど、無駄に離婚したくなければ、スイス優先でしょ
やっぱ、立身出世果たすオンナは、カネ稼ぐにしか価値認めない因業と違って、節制を知り、有能で頭イイわ
オンナに限らず50歳過ぎて1億総活躍したければ、真に大人の判断出来るか否か、そーいう話ね




記事題名:「モーツァルトの曲名より」
https://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%89~%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%9B%86-%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AA-%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2/dp/B000091LD9
http://www.billboard-japan.com/goods/detail/202603