mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

We will rock you ! その夢再び

奇跡とまで行かない、でもメッチャ嬉しい試合、それは
2017.3.9
4-0:オーバとプリシッチが決めて逆転突破

ボルシア・ドルトムントUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16でベンフィカとの第1戦を0-1で落としていたが、ホームでは4-0(前半1-0)と圧勝。クラブ史上6度目となる欧州ベスト8入りを逆転で果たした。
 
レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ
 
6万5849人の観客が詰め掛けたジグナル・イドゥナ・パルクで、ホームのBVBは立ち上がりから積極的に攻撃を展開。そして開始のわずか4分後にオーバメヤンのヘディングで均衡を破った。その後はリードを広げられず、後半開始の直後にはピンチを迎えるも、ピシュチェクが果敢なブロックでゴールを死守。するとプリシッチ(59分)、オーバメヤン(61分)が2分の間に立て続けに得点し、この日のスコアは3-0に。85分にはオーバメヤンがチームの4点目を奪い、ハットトリックを完成させた。
 

戦前の状況:
BVBは逆転突破のために2点差での勝利を必要としていた。一方、ベンフィカは引き分けでも準々決勝へ駒を進めることができた。BVBが1-0で勝利した場合は延長戦、さらにはPK戦で勝負を決めることになった。ベンフィカはこの試合まで7連勝中。その間に2失点しかしていなかった。「複雑な結果だ」とトーマス・トゥヘル監督は試合前、第1戦のスコアについて語っていた。「意欲的に攻める必要があるが、背後のカバーを万全にしてバランスを保つ必要がある。得点のチャンスをどんどんつくり、ゴールを重ねてファンを興奮させたいね」

 
 

チーム情報:
BVBではゲッツェ代謝障害)、ベンダー(靭帯損傷)、ローデ(そけい部)、ロイス(太もも)が欠場。レバークーゼンに6-2で快勝した週末のブンデスリーガの試合からスタメン2人を変更した。負傷したロイスに代わってプリシッチが入り、筋肉を痛めながらもベンチに入ったゲレイロの代役はシュメルツァーが担った。ベンフィカではフィリペ・アウグスト(足首)が負傷離脱中。背中と首を痛めていたジョナスは回復したものの、スタメンからは外れた。


戦術:
BVBは3-4-3。ウインガーのドゥルムとシュメルツァーは攻撃的にプレーし、序盤からプレスをかけ続けた。ベンフィカがBVB陣内に15~20メートル以上入り込んだ場合のみ、2人は守備に回り、5バックを形成した。アウェーのベンフィカはクラシックな4-4-2。ギリシャ人FWのミトログルが前線に張り付き、ほとんど下がらなかった一方、セルビはその背後のスペースに入ってプレーした。

 

試合の展開と分析
立ち上がりから積極的にゴールを奪いにいったBVBは、試合前から南スタンドの壮大なコレオグラフィーで雰囲気を盛り上げていたサポーターの熱狂的な応援も味方につけ、夢のスタートを切る。4分、デンベレのCKがニアポストへ。完全にフリーになっていたプリシッチが頭でつなぐと、同じくフリーのオーバメヤンが頭で押し込んだ。歓喜に沸くスタンド ― ただし、試合はまだ始まったばかりだ。

 
これで2試合合計スコアは1-1のイーブンに。しかし、BVBは突破のためにまだゴールを必要としていた。トーマス・トゥヘル監督率いるチームは攻勢を保ちつつも冷静に試合を運び、自軍のゴールからできるだけボールを遠ざけようとした。11分、オーバメヤンが先導した電光石火のカウンターから追加点のチャンスが生まれるが、デンベレのシュートはクロスバーのわずか上へ。20分を過ぎるとベンフィカも盛り返してきたが、サルビオのチャンスメークからセルビが放ったチーム最初のシュートはビュルキに難なくセーブされる(22分)。その10分後にはルイゾンがFKに合わせてエリア内からヘディングで狙うも、これもビュルキがキャッチ。前半の残り時間は激しいせめぎ合いとなり、プレーの流れはファウルで止まりがちだった。エネルギー全開でスタートしたBVBだが、後半での一層の奮起が求められた。
 
2分間で2ゴール
BVBがこの試合最初のピンチを迎えたのはハーフタイム直後。セメドが入れたクロスに対し、ピシュチェクがクリアに失敗。こぼれたボールに寄せたセルビが、絶好の位置でシュート体勢に入る。しかし、ピシュチェクが自分のミスを補おうと体を投げ出し、フィニッシュを辛うじてブロックした(47分)。これで目が覚めたBVBはカストロが2本のFKを入れるも、追加点には結び付かない。シュートを放ったのはいずれもオーバメヤンで、49分のアクロバティックなシザーズキックはポストの脇へ。4分後の至近距離からの一撃はポストの外側に当たった。
 
それでも追加点への期待が高まると、ホームチームはそれに応えて待望の2点目を奪う。オーバメヤンは至近距離からGKエデルソンを破れなかったものの、ピシュチェクが精密なスルーパスをエリア内へ供給。そこへ抜け出したプリシッチが、冷静にエデルソンの上へ浮かせたフィニッシュで2-0とした(59分)。スタジアムはわずか2分後、再び歓喜に包まれる。起点となったバイグルが鮮やかなサイドチェンジを成功させると、シュメルツァーがダイレクトでゴール前へ折り返す。これにオーバメヤンが難なく合わせ、ネットを揺らした。これでスコアは3-0となり、ベンフィカが勝ち上がるためには2点が必要になった。
 
BVBのゴールショーはこれで終わらない!カストロが66分にボレーで狙った一撃は枠をとらえ切れず、84分のCKに合わせたバルトラの強烈なヘッドはポストの外側へ。しかし85分、オーバメヤンハットトリックを完成させるとともに、BVBの4-0の勝利を締めくくった。
 
 

今後の日程:
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選は金曜日にスイスのニヨンで行われる(日本時間17日20時開始)。準々決勝の2試合は4月11/12日および同18/19日に開催。BVBの次戦は土曜日に予定されており、ヘルタBSCとのブンデスリーガのアウェーゲームに臨む(日本時間11日23時30分キックオフ)。

 

出場メンバー&ゴール
UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦

ボルシア・ドルトムント 4-0(前半1-0) SLベンフィカ

 

ボルシア・ドルトムントビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス(88分 ギンター)、バルトラ;ドゥルム、バイグル、カストロシュメルツァー;プリシッチ、デンベレ(81分 香川);オーバメヤン(86分 シュールレ
SLベンフィカエデルソン;ネウソン・セメド、ルイゾン、リンデロフ、エリゼウアウメイダ、サマリス(74分 ジブコビッチ)、ピッツィ;サルビオ(64分 ジョナス)、セルビ(82分 ヒメネス);ミトログル
ベンチ:バイデンフェラー、ゲレイロ、メリーノ、パスラック(BVB);セーザル、オルタ、カリージョ、ジャルデウ(ベンフィカ
ゴール:オーバメヤン(4分 プリシッチ)、プリシッチ(59分 ピシュチェク)、オーバメヤン(61分 シュメルツァー)、オーバメヤン(85分 ドゥルム)
CK:4-5(前半3-1) 好機:8-2(前半1-1)
主審:アトキンソンイングランド) 警告:カストロデンベレピシュチェク(BVB);サマリス(ベンフィカ
観客数:6万5849人 天候:雨、気温6度






第2戦をホームで戦えるのってやっぱ有利だ




次、何処と対戦させられるのやら
準々決勝まで来ると、メンツも絞り込まれる
まだ進出チーム全部揃ってないけど、ボチボチ悪寒働く




まさか、神さんと悪魔のどちらか、無いよね




悪魔、バイエルンは言うまでもなく、2013年ドイツ決勝のトラウマ続く


準決勝での、セスク泣かせた恨みも続く
「セスク泣かせても許されるのはな、BVBとアタシだけじゃッ」
セスク再家出する前と千載一遇の機会だっただけに
バルサ倒して欧州制覇の夢潰された怨念も当然続く
コノウラミハラサデオクベキカながら、薄らハG、もとい、トゥヘルじゃ、クロップの頃のような自信持てんやん




神さん、バルサと当たるチームは何処も命懸けとなるけど、怖過ぎる
もっともバルサは昨年、準々決勝で、長年の難敵とはいえアトレティコにやられてる
クラブ以上のクラブ倒す奇跡、それも不可能じゃない
オーバいる今季ならば、BVBにも可能???
奇跡起こしたチーム相手に奇跡起こしたら優勝同然であり、準決勝で散っても許したるわ








目下、UEFAに呪われる要素の有無を検索中
BVBの準々決勝敗退を目論むのであれば、バルサとの対戦をお願いしたい
玉砕の覚悟は持ってるし、10点もあげないくらいの自信も持ってる

神さん打ち負かして、世界中を感動させる、千載一遇の機会をクレ