mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

適切な環境と経験値持てる事が、真のゆとり

水曜日の備忘録




ドイツクリスマスマーケット出た後、寺田町Margaritaへ
一番近い野田行ってみ、イケメンHYがナニ企むか知れたもんじゃないでしょが
パスタ名人Nがいて、ウダウダ話してると、寺田町常連客Yねーさん49歳登場
しばらくしてから、23歳お嬢様も加わった
若い衆って、黒い話じゃない、しかし親には話せないが年長者に聞いて欲しい事ある
2人足して98歳が、「アタシらも、こんな年齢の子供おって不思議やないな~」とばかり、傾聴ボランティアした
ちなみに、お嬢様のママン49歳、パパンに至っては46歳と聞き、アタシゃ膝砕けそうになった




一段落迎えた所で、Yねーさんが、Margaritaからすぐ近くのバー開店6周年記念へ
アタシがペペロンチーノ食べ終わった所で、お嬢様と一緒にバーへ向かった
うんにゃ、アタシがお嬢様のPTAとして同行した
昨日どーしても、お嬢様一人でバー行けない、書きたいけど後が怖いので止す事情のためよ
ま、イイ店教えてくれたので、姫様に感謝する女官という方向にしといて
バーにも、お嬢様の親世代がわんさか、今度は、お嬢様がトシヨリの知恵を傾聴する場面迎えた
記念破格で勘定安上がりだったけど、2人足して98歳は、午前様タクシー同乗しての帰還となってしもた~




「お嬢様、アナタゆとり世代といっても、ゆとり全員がダメなわけじゃない
最近では、ゆとりから下の世代が遥かに問題多いよ
ゆとりには、部活での上下関係のような連帯感理解出来るなど、改善の余地が見られる
ゆとりから下は、ダメゆとりの特徴がさらに悪化、自分以外カスみたいな悪い意味での個人主義が蔓延する
これも全員じゃないけど、人の話を聞く耳全く持たない
お嬢様は、人の話を聞くし、自分の欠点を分析する力持つし、問題無いよ
職場の49歳がお嬢様の話を聞いてくれるのも、お嬢様の長所を認めるからでしょ
お嬢様のお父様とお母様には確かに、「は?」とイミフな厳し過ぎる面ある
けど、お父様の方は、男としてはガキの部類に入る25歳以下で子供生まれ、何かと不安持っていたとはいえ
自分の未熟さを自覚して試行錯誤するだけ、他人の助言を一切受け付けないタイプの親を思えば、ホント賢いわ
ゆとりの親年代、ゆとりから下の親年代いうのは、アタシの年代とアタシより年下が普通だよね
3年B組金八先生で思春期内科や校内暴力が取り上げられたのは、アタシが中学3年の時だけど
そんな時代に成長期過ごした子供が現在49歳ならば、アタシよりずっと若い親の成長期は?
ゆとり、ゆとりから下、どちらも親自身の成育環境及び知的水準が、子供の出来不出来を左右すると思う」




ウチの汚宅通りで何年か前、隣り合わせの2軒が、ジジババ倒れたのを機に家を売却した
跡地には現在、独身者向きアパートが建ち、住人はほとんど大学生である
建った当時、アパートの両隣とも上層中流家庭を考え、「騒々しいDQN学生でなけりゃ助かるわ」
DQN階級には払えない家賃で、実際フタを開けたら、親の仕送りだけで暮らせる子ばかりなんだけど
地味な立ち居振る舞い、スーパー玉出の買い物袋下げて帰る姿、日常生活は至って堅実を見ると
「本当の意味で裕福な家庭は、学歴や経済力を抜きに、人柄という名の知的水準が代を継いで裕福だ」

木曜日の備忘録




汚宅ガレージ跡に、ゲロの跡が残っていた
ジジィが使っていた本間四畳半に、BVBレインジャケット着たまま寝ていた
というほど、目覚め悪く、「動きたくね~」の本日なれど
汚宅帰還時、郵便受けに、回覧板の他、郵便配達のオッサンから不在通知入ってたんじゃ仕方あるめえ
鬼婆とお坊っちゃまのマイナンバーを、堺東駅前にある堺郵便局まで取りに出かけた




自転車乗って出たので、宿院まで一っ走り
小島屋茶房にて、けし餅食べず、380円珈琲とタダの焙茶飲みながら、太古のおねえさまNo.2と話した
乳母様とお犬様がいらっしゃった時にお出迎えしたNo.1は、日月水金出勤とメモしといて
「人間、無病息災の時には物事を軽く考えるのがね~
まァ、追い込まれたら、出来なかろうが物覚えるもんだけどね~」
ジジババや障害者の介護は、人の命預かる以上、やむを得ない事情以外で放り出すは許されない
安易に「出来ます」と言わないのが賢明である、しかし「出来ません」ではお上が許しま宣言のニッポン現状だ
出来ないはずが出来る事もあるし、だったら、余裕ある時期にちっとは勉強しとけが言いたいの




小島屋は利晶の杜から目と鼻の先にあるが、ジジィ勘当先も目と鼻の先に鎮座する
エエ意味での世話焼きオバちゃんタイプのおっさん、勘当先No.2にジジィの様子を聞いてみた
なお、勘当先現状を書くと
「相手さんのご都合で、今夜、和泉市まで面談に行きます
ウチでは、介護の度数はあくまで目安、特養入れない要介護1でも受け付けます
集団生活出来る事が入所基準なので、数字で入所拒否された方からの問い合わせが多く寄せられるんですよ」
従って、予備や予約を除き、満室状態である
開所1年5ヶ月の現在、退所者は既に出たが、素寒貧に至った経済的理由じゃない
長期入院のためであり、施設ってあまり長く空きを作れないからね
何にせよ、施設って一度入れば万事OKじゃない現実を皆様ほれメモメモと脅して




「要介護4や5のボケた方に囲まれても、そっちに影響受けない性格かも見ます」
特養入れない要介護や要支援の頭はまだ大丈夫を受け入れる場合の要注意点という
その点、ボケでも寝たきりでもないのに、昨年の夏に何故か要介護4獲得したジジィ、ボケに囲まれてどうか?




「汚宅の爺さん、不思議な方ですわ~」
何が?そりゃま、それでよう70年以上人間として通用しとるわのフシギな生命体だけどさ~
「この間ボクと漢字検定やって、魚偏の漢字を書き合ったんですがね
鯔、ボラなんて、普通読み書き難しい漢字で、爺さんとボクどちらもすぐには読めなかったのに
爺さんは一度覚えたら、その後、『ボラは?』に対し、一発で鯔を書けるんですよ
数字と歴史に強いのはわかってたけど、漢字にも強いようで~」

アタシに面倒丸投げしときながら、「暇や~」と嘆くド厚かましさを発揮した
毎日何時間も漢字書き取りやったら、そりゃ強くなるに決まっとるわ

「77歳という年齢を考えると、同年齢の奥さんと双方、頭がクリアなのも不思議というか立派ですけど
爺さんの何が不思議って、『本当に、パーキンソン病?』と思う場面です
爺さんは、体調によって動き鈍くなるあっても、前後左右移動するに支障きたしません
一口にパーキンソン病と言っても、個人差見られるものの、共通の症状は当然たくさんあって
ボクの知る限り、後方に下がる動き出来なくなるため、爺さんが不思議なんですよ
(往診に来る医者の)先生がね、爺さんボケてないから、爺さん自身に薬管理させてるんですけど
大事な薬ウッカリ飲み忘れてもピンピンしてる事多いので、先生もやはり不思議に思い
ある実験してみたら、『ひょっとすると、初動の見誤り?』と言われました」

某大病院での主治医知らんが、乗り換えた近所の主治医、あれはケッタイな奴やったからな?
「爺さんがパーキンソン病でないとしても、どこかに障害持ってはるとは思いますけどね」
アタシの見立てでは、昔は変な奴の一言で括られた発達障害のどれかやね





パーキンソン病の症状である腕と手の震え、ジジィには、鬼婆倒れた以降に現れた
数年前、亭主の病気知らんかった嫁が、「アホで打たれ弱いから、神経やられたんやろ」とバッサリ斬り捨てた
アタシゃ今日、勘当先No.2の感想を聞いて、「ひょっとして、鬼婆の目が意外と真実に近かった?」




病気の正誤はさておき
異常なまでに機械に弱い超おバカ夫婦ながらも、亭主の方は、追い込まれたら対応可能をNo.2から聞いた
冷静に思い起こすと、なるほど、ジジィも出来ないなりに出来るようになった事がゾロゾロ浮かんで来た
自分でやれる事には、「知るか~、甘ったれんなッ、ボケ!」、そして、超放置主義
アタシくらいの頭を持って強硬姿勢通すが、祖母さんと曾祖母さんの辞書に載ってなかったに加え
自信過剰もあったが、やらせるのが面倒なので自分が仕切りまくる、「亭主は育てるもの」が辞書に無かった嫁
ジジィの発達障害疑惑残るが、出来ない出来なかったのオンパレード、あれ成育環境のせいかもね
男だから、跡取りだから、上げ膳据え膳バカ殿様育ち、やっぱダメなのよね




てかさ、劣性遺伝子の類が代を継いで百発百中影響するのであれば
デカイ赤ん坊である障害お坊っちゃまが何故、施設トリオの中で一番、順応力高く賢いの?
地頭は悪くないが学校の成績悪かったアタシが何故、天才以上の天才なの??
アタシ自身に関する不思議を、誰か適切に答えられる???