mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

いつのまにやら真夏の夜の夢現

それから5年と1日が経ちました
気がつけば、本日、開店5年6ヶ月1日目
2014年もまた、早くも1年の半分が過ぎましたか~
 
 
 
 
6月24日といえば、洗礼者ヨハネの祭日
誕生(グレゴリオ暦・修正ユリウス暦使用教会で6月24日)(ユリウス暦使用教会で7月7日)祝い
オンナ敵に回すと、オトコの首が飛ぶ、世の野郎どもメモメモと合わせてお忘れなく
 
 
 
 
 
 
David - Erwin Wohlfahrt (1932-1968) Allzu früh ging er von uns - a real "Sänger- Schauspieler".
David was his Bayreuth début.
Hans Sachs - Josef Greindl

Die Meistersinger von Nürnberg
III. Aufzug I. Bild Die Werkstatt des Hans Sachs
Bayreuth 1963
Dirigent - Thomas Schippers
Regie - Wieland Wagner
 
第3幕
第1場
ザックスの工房。前奏曲では、ザックスの「諦念の動機」が扱われる。早朝、ベックメッサーに靴を届けたダフィトが仕事場に帰ってくる。ダフィトは夕べの騒ぎの件でザックスに叱られるのではないかとびくびくするが、ザックスはどこか心ここにあらず。怪訝そうにしているダフィトを認めると、ザックスは彼にヨハネ祭を題材にした新しい歌を歌わせる。前夜のことが頭から離れないダフィトは、ベックメッサーのセレナーデの節回しで歌い始めてしまい、あわてて最初から歌い直す。
ダフィトを部屋に引き取らせたあと、ザックスは昨晩の異様な大騒動を思い起こし、人の迷いについて思いを巡らす(迷妄のモノローグ)。やがて、ザックスは「迷妄を巧みに操って、気高い行いを成し遂げよう」と心を決める。
 
 
 
 
 
 
動画アップロードした御方、第三幕後半部分もお願いね♪(第一幕と第二幕もあれば一緒に☆)
 
 
 
 
靴屋ハンス・ザックスの徒弟ダーヴィトを歌う、エルヴィン・ヴォールファルト
カラヤン&ベルリンpo.が指環録音する際、小人のミーメ役に希望したが、録音前に若死にしちゃった
その代わりとして、ショルティ&ウィーンpo.で歌ったゲアハルト・シュトルツェが起用された
シュトルツェは旧録音では、ポリオ罹患からの復活を遂げたと感じさせないだけの立派な歌唱残したものの
万全といえるのは、mathichenさんの愛する男前以上の男前ジェス・トーマスと共演したカラヤン盤でしょ
シュトルツェを継ぐ名性格歌手になるはずであったヴォールファルトも聴きたかっただけに、複雑な心境ざます
 
 
 
 
ダーヴィトといえば、ヨハネ祭の前夜
 
 
 
 
Beckmesser's (played with wonderful comedic flair by Sir Thomas Allen)
serenade being thwarted by the efforts of Hans Sachs.

Thomas Allen - Beckmesser
James Morris - Sachs
Karita Mattila - Eva
Ben Heppner - Walther
Matthew Polenzani - David
Rene Pape - Pogner
Jill Grove - Magdalene

James Levine
Metropolitan Opera Orchestra

Metropolitan Opera Chorus

2001
 
第2幕
第1場
通りに面したポークナーとザックスの家の前。夜の街角で、徒弟たちが明日の祭りの準備をしている。マクダレーネがダフィトに歌試験の結果を聞きにくるが、ヴァルターが落第したと聞くと、ダフィトに八つ当たりをして去ってしまう。徒弟たちに囃し立てられたダフィトは殴りかかろうとするが、ザックスに叱責されてともに家に入る。

第2場
ポークナーとエファが夕べの散策から戻ってくる。ポークナーは娘を賞品にする計画が正しかったのかどうか自信が持てず、歌学校でザックスが示した反応から、再度ザックスに相談しようかと迷う。しかし、エファに促されて二人ともそのまま帰宅する。

第3場
ザックスが夜なべ仕事のために外に出てくる。セイヨウニワトコの花の香りが漂う中、ザックスはヴァルターの歌が頭から離れず、「感じるが、理解できない」、「古い響き、それでいて新しい響き」[22]とその捉えがたい魅力を歌う(ニワトコのモノローグ)。

第4場
父親の前では平静を装っていたものの、ヴァルターのことが気になるエファは、ザックスのところへ歌試験の結果を探りにくる。妻を亡くして男やもめとなっているザックスに対し、エファは密かにザックスを慕い続けていたことを仄めかし、明日の歌合戦への参加を促す。ザックスは心中狼狽するものの、エファの心を見定めようと、わざとはぐらかした受け答えをする。ヴァルターの歌試験に話が及び、ザックスは「騎士殿はどこに行ってもマイスターの資格を得られないだろう」と言う。ヴァルターの天賦の才を認めつつも、それを受け入れない組合の偏狭さを批判した述懐だったが、ザックスの本心を見抜けないエファはこの言葉に失望し、憤然として立ち去る。これでザックスはエファのヴァルターへの想いを確信する。一方、エファは迎えに出ていたマクダレーネから、今夜ベックメッサーがエファの部屋の窓辺でセレナーデを歌うつもりであることを知る。エファはマクダレーネを身代わりにして部屋にやり、自分は家を出る。

第5場
エファはヴァルターと出会い、二重唱となる。ヴァルターはエファへの情熱とマイスターたちへの怒りから、エファとこのまま駆け落ちしようとする。しかし、店の戸の下で二人の会話を聞いていたザックスが行く手の路上に灯りをさしかけ、靴の仕事を始める(「ザックスの靴作りの歌」)。歌に暗に非難を込めながら二人を阻むザックス。

第6場
そこへリュートを持ったベックメッサーが登場し、退路も塞がれた恋人たちは菩提樹の木蔭に隠れる。ベックメッサーは部屋の窓辺に座っているマクダレーネをエファだと信じて、リュートをかき鳴らしてセレナーデを歌おうとするが、すぐ近くで金槌を叩き、声を張り上げているザックスが邪魔になる。ベックメッサーの抗議から、ザックスは記録係の仕事を学ぶために、ベックメッサーの靴を作りながら槌を打って歌を審査するという珍妙な妥協が成立する。こうして、ベックメッサーは第1幕とは逆に、審査される立場となる。
ベックメッサーが歌い始める(ベックメッサーのセレナーデ)と、たちまちザックスが槌を打ちまくって「採点」する。苦り切りながらも負けまいとして大声で歌い続けるベックメッサー。やがて、この騒ぎに近所の人々が起き出してくる。

第7場
エファの部屋にいるのがマクダレーネだと気がついたダフィトが、ベックメッサーがマクダレーネに言い寄っていると思い込み、ベックメッサーを殴りつける。これがきっかけとなり、町中の人間が大げんかを始める(殴り合いの場)。騒動はますます大きくなり、女房たちは窓辺から水を浴びせかける。そのとき夜警の角笛が響き、とたんに人々は一斉に家に引っ込む。混乱のさなか、ザックスはエファをポークナーに引き渡し、ヴァルターとダフィトを自宅に引きずり込む。静寂の中、夜警が11時を知らせて幕。
 
 
 
 
 
 
ちょっとッ、サル顔でも男前のトーマス・アレン大好きなんだから、あんまりイジメないでよぉ~じゃなくて
エファの部屋の窓辺に立つのが、変装してるとはいえ、最愛のレーネ姐さんとすぐ気づくとは
まだ小僧の身なのに、乳母桜のシワもオンナの装飾品と思える男前とあって素晴らしい~
ベックメッサーさん、mathichenさんより度のキツイ眼鏡かけるのがよろしかろ
 
 
 
 
この場面で一番面白いのは、夜闇のドサクサまぎれに、ニュルンベルク市民の皆様が迷妄現す所だけどね
翌朝、「迷妄を巧みに操って、気高い行いを成し遂げよう」と心を決めるザックスであるが
騎士ヴァルター作曲の歌ドロボーを見逃す格好で罠に嵌めるんだから、靴屋アンタが一番迷妄まみれッ!?