腹が一杯でも戦は出来ぬ。満腹中枢が満腹注意報 - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

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[コパ・デル・レイ]C・ロナウド2発!バラン連発!レアルがバルサに3発完勝で決勝へ
ゲキサカ 2月27日(水)6時53分配信

コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は26日、準決勝第2戦を行い、レアル・マドリーが敵地でバルセロナを3－1で下し、2試合合計4－2として決勝進出を決めた。バルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われたクラシコは、前半13分にFWクリスティアーノ・ロナウドのPKでレアルが先制。後半12分にC・ロナウドが追加点を決めると、同23分にはDFラファエル・バランが第1戦に続くクラシコ連発で試合を決定づけた。

レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われた第1戦は1－1のドロー。第1戦で値千金の同点弾を決めるなど攻守に活躍したバランを先発起用したレアルに対し、ホームのバルセロナは立ち上がりから果敢に攻め込んだ。

前半2分、右サイドで仕掛けたFWペドロ・ロドリゲスの折り返しをニアサイドのFWリオネル・メッシが右足でシュート。角度のない位置から積極的に狙ったが、わずかにゴール左に外れた。同7分のMFセスク・ファブレガスの右足ミドルもGKがキャッチ。バルサの攻勢に耐えるレアルはワンチャンスを生かした。

前半13分、縦パスに反応したC・ロナウドがPA内に抜け出し、DFジェラール・ピケと1対1に持ち込む。縦に仕掛けたC・ロナウドに対し、わずかに遅れてピケがスライディングタックル。これがC・ロナウドの足に引っかかり、主審の笛が鳴った。PKのキッカーを務めるのは当然、C・ロナウド。落ち着いてGKの逆を突いてゴール左に流し込み、レアルが先制するとともに、2戦合計2－1と勝ち越した。

C・ロナウドのカンプ・ノウ6戦連発弾でリードを奪ったレアルは落ち着きを取り戻し、淡々と試合を進める。ボールポゼッションではバルセロナが上回るが、パスは回させてもフィニッシュまでは持ち込ませず、狙いどおりの試合展開となった。

バルセロナは前半34分、ペドロが右サイドからドリブルでPA内に切れ込み、MFシャビ・アロンソと接触し、転倒したが、ノーファウル。同35分にはMFアンドレス・イニエスタの浮き球のスルーパスに反応したメッシがスペースに抜け出そうとしたところで主審と衝突し、チャンスをふいにした。サポーターの苛立ちも募る中、前半39分、ゴールほぼ正面からメッシが直接FKを狙うが、壁の下を抜いたグラウンダーのシュートはわずかにゴール左に外れた。

1点ビハインドで前半を折り返したバルセロナは後半7分、MFセルヒオ・ブスケツのミドルシュートがGKに弾かれたボールをセスクが狙うが、ゴール上へ外れる。ボール支配率を高めてレアルを押し込んだが、逆にカウンターからの一発に沈んだ。

レアルは後半12分、自陣からのロングボールに反応したのはFWアンヘル・ディ・マリア。DFカルレス・プジョルとの1対1で勝負を仕掛け、鋭い切り返しから縦に抜け出す。プジョルは付いていけずに転倒。ディ・マリアの左足のシュートはGKが弾いたが、こぼれ球を拾ったC・ロナウドが落ち着いて左足で押し込んだ。

C・ロナウドの2ゴールで2－0。2戦合計3－1と突き放し、アウェーゴール数でも上回ったことで、バルセロナが勝ち抜くにはあと3点が必要な状況となった。完全に試合の流れをつかんだレアルは後半23分、右CKからバランが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、3－0と試合を決定づけた。第1戦に続いてクラシコ2戦連発となった19歳のバラン。本職の守備でもメッシに仕事らしい仕事をさせずにいた新星は得点後、ベンチへ一直線に走って行き、ジョゼ・モウリーニョ監督と抱き合った。

2試合合計スコアは4－1。あと4点が必要なバルセロナは崖っ縁に追い込まれた。レアルは後半34分、MFエジルに代えてDFペペをボランチに投入し、中盤の守備を強化。39分にはMFシャビ・アロンソに代わってMFエッシェンがピッチに入り、逃げ切り体勢を整えた。

バルセロナは後半44分、イニエスタの浮き球のパスに抜け出したDFジョルディ・アルバが意地の1点を返すが、反撃もここまで。カンプ・ノウで3－1の完勝をおさめたレアルが2戦合計4－2で2シーズンぶりの決勝進出を決め、バルセロナの大会連覇はならなかった。両チームは中3日で迎える3月2日のリーガ・エスパニョーラ第26節で、今度はレアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで再び相見える。

（出典先：Yahoo!ニュース）