リベリ:「バイエルンはバルサやマドリーより強い」
バイエルン・ミュンヘンに所属するMFフランク・リベリは、クラブの強さに自信を持っている。スペインの2強よりも力のあるチームだと信じているようだ。
リベリは過去にレアル・マドリーへの移籍が大きな話題となった。しかし、現在もバイエルンで活躍している。リベリは、そのときに移籍しなかったことを後悔していないようで、ドイツ『スポーツ・ビルト』で次のように話した。
「バルセロナとレアル・マドリーへの移籍が騒がれた時期があったけど、もう終わったことだ。バイエルンは、バルサやマドリーと同じレベルにいる。全体的なことを見れば、バイエルンの方が上だと思っているよ」
しかし、バイエルンは2シーズン連続でブンデスリーガのタイトルをボルシア・ドルトムントに譲っている。
「僕たちは、ドイツで最も大きなポテンシャルを持つチームだ。だから、今シーズンはブンデスリーガで優勝しなければいけない。ドルトムントが良いチームなのは確かだし、ライバルになった。でも、僕は自分たちの方が優れたチームだと思っている」
リベリは、バイエルンでの引退を心に決めているようだ。
「僕の考えでは、(バイエルンでの引退は)間違いない。僕の奥さんがこのクラブとミュンヘンの街について話すところを聞いてもらいたいね。自分がバイエルンで引退すると思っているよ。ここ以上の幸せはなかったはずだと確信しているんだ」
今年4月、リベリはチームメートのFWアリエン・ロッベンと衝突した。しかし、それはすでに過去のことのようだ。
「あれは間違いだった。誰がFKを蹴るとか、アシストをするとかは大事なことではない。試合を終えたときに勝ち点3を手にしていたいんだ。FCロッベンでもなければ、FCリベリでもない。ここはFCバイエルンだね。チームとして成功を収めるために、まとまる必要がある」
バイエルンは12日のDFBスーパーカップでドルトムントと対戦する。
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モウリーニョ:「他国のクラブはリーガで3位にしかなれない」
レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、同クラブとバルセロナが世界最高の2チームだと主張している。同監督は、他国リーグのクラブがリーガエスパニョーラに参戦しても、3位に終わると語った。
マドリーは昨季、勝ち点100の偉業を達成し、4年ぶりにバルセロナから覇権を奪還した。「2強オンリー」との批判も浴びるリーガだが、近年のマドリーとバルサが圧倒的な数字を残してきたのも事実だ。モウリーニョ監督は『ESPN』のインタビューで、次のように話している。
「私がいつも言っているのは、世界のどのクラブでもリーガに来れば、3位に終わるということだ。マンチェスター・シティが行っても、マンチェスター・ユナイテッドが行っても、チェルシーが行っても…あとはどこだろうね? 彼らは3位に終わる。世界最高の2チームが同じリーグにいるからだ。だから、もちろん、ほかのチームにとっては大きな違いだよ」
また、モウリーニョ監督は同じポルトガル人のマドリーFWクリスティアーノ・ロナウドと、バルセロナFWリオネル・メッシのバロンドール争いについても言及している。
「私にとって、シーズンのベストプレーヤーというのは、勝った選手だ。(C・ロナウドは)チームが大きな勝利を手にする助けとなった。バロンドールの歴史において、大きな勝利なしに選手が受賞したことはないと思う。チャンピオンズリーグに勝たず、リーガエスパニョーラに勝たず、どうしてメッシがバロンドールになるんだ?」
トッテナムMFルカ・モドリッチの獲得が注目されているマドリーだが、モウリーニョ監督はいずれにしてもチームに強い信頼を抱いている。
「このチームは本当にたくさんのタレントがいる。我々には多くの解決策があり、複数のシステム、やり方、哲学でプレーできるんだ」
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( 出典先:スポーツナビ )
ま、どっちのチームにしたって、もうちょいでの欧州制覇出来なかった点ではエエ勝負でしょっての