ここ数年、映画館に行っておりません
アカデミー賞授賞式は、過去2年VHS録画したものホコリ状態、今年の録画も同じ末路の予定
( * 昔々、「英国俳優って皆シェークスピア暗誦出来ると思ってる。アタシなんかダメよね~」 )
とまぁ、早い話、近年の作品には浦島太郎というワケ
作品賞の‘アーティイスト’、白黒の無声映画ですか
サイレント映画いうたら
‘ニーベルンゲン第一部~ジークフリート~’
‘ニーベルンゲン第二部~クリームヒルトの復讐~’
現代の目で見ると、撮影のセットもカメラワークも稚拙で、俳優陣は揃ってクサイ大芝居に映るでしょう
でも考えてみて下され
‘フランケンシュタインの花嫁’(1935年)。これは、トーキー映画ですけど
「我々には到達し得ない創造の勝利。再現不可能だよ
学校出たてのデジタル坊やなんて、ケツ青く洒落クサイ、話にならん」
ハリウッド最先端技術者が驚嘆する。どれだけの芸術性よっての
サイレント俳優の場合、言葉に頼れない分、全身に全霊込めて表現しなければ、観客の心をつかめませんしね
やたら物ブッ壊れる、MTV状態で騒々しい、3時のおやつも逃げ出す甘ったるさ
てな感じの現代映画に食傷気味の方々、お口直しにどーざんしょ
なお、恥をさらすと
なのですがね
それを読んだ当時12歳のmathichenさん、天才少女にしてはどこかネジゆるんでいたせいか
叙事詩‘ニーベルンゲンの歌’、楽劇‘ニーベルングの指環’、どう異なるか?各自で調べて下さいまし
説明し出したら、5000文字制限内でおさまらないどころか、指環並みの時間を要しますから
あ、‘ニーベルングの指環 (松本零士)’もオマケに(里中満智子版を久々に読んだろかしらん)