mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

銀のスプーンをくわえて生まれて来ても、後天性が命運を握る

まず、督促状として

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光と影の弧を描き分ける一球(後篇) - 時空と想念の交錯

昭和町の哲平ちゃん、堺東勤務時代だから、もお6年以上前に貸したね

早く返せ~(今日困ってるのは我慢しとく)

ついでに、シンちゃんをセレッソが回収したれw👇

負傷者続出のバイエルン、独紙提案の"補強策"に香川真司も… 「ドルトムントの元ヒーロー」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

 

 

 

 

今日困ってる理由:「確認出来へん」

何の確認出来へんか、それは後回しにして

 

 

 

 

本間三畳半横の汚納戸からいつでも取り出せるモノから

👇

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ガラスの仮面』、第10章【冬の星座】、「ふたりの王女」編ね

 

 

 

 

「ふたりの王女」というのは、オリゲルドとアルディス

オリゲルド:母であるラストニア王妃が反乱軍に加担していたという無実の罪により死刑に処され、自らも幽閉を強いられている

アルディス:新しい王妃を母に持ち、幼い頃から蝶よ花よと育てられ、まるで天使を心の中に住まわせているかのように美しい娘

オリゲルド=北島マヤ、アルディス=姫川亜弓、当人らが「演(や)れるわ!」いうくらいであったのに

両者とも自分自身の境遇と真逆の役柄を振られ、どう役作りするか?

 

 

 

 

ある夜の稽古帰り、繁華街を二人で歩いている時、亜弓が「お腹空いたわね、ハンバーガーでも買って来ましょうか」

「亜弓さんが!」と驚くマヤに、「そうよ、どうして?」と亜弓が尋ねると

マヤは「亜弓さんがハンバーガーかじるなんて想像出来なくって」「何だか似つかわしくないんだもの」

そして、マヤがアルディス役をまだ掴めないでいる理由として

蝶よ花よと扱われたことが無い・環境が人間を作る・アルディスの環境を理解出来なきゃダメと友人から指摘されたを話す

「環境が人間を作る」に閃いたのが、亜弓で、互いの生活を交換する提案をした

自宅に電話し、指示を与え、タクシーに乗って姫川邸までマヤを連れて行き

アルディスに似つかわしい、誰かに命令して用を足す環境を見せ

亜弓自身はマヤが自分一人の稽古場として使っている地下劇場を借り

スーパーで缶詰などを買い込み、オリゲルドのよう冷たい部屋で独り、コンクリの上に寝て、暗~く過ごし始める

 

 

 

 

配役は当初、マヤがオリゲルド、亜弓がアルディスであったのを、皇太后役を演じる月影先生の提案により変更された

演出家で劇団オンディーヌ理事→理事長の小野寺が「耄碌されましたね」と嘲笑するが、黙れ明きMEKURA

月影先生「未知標が見える眼」の持ち主なんだよ

皆、マヤと亜弓の当人らも含め、マヤと亜弓の表面に誤魔化されている

マヤにはアルディスを演じるに相応しい才能、亜弓にはオリゲルドを演じるに相応しい才能が備わっている

予想外の配役が一層面白く素晴らしい舞台にもなる

と、「ふたりの王女」の演出を担当する風魔他を納得させ

予想外の配役にした方が舞台制作上、宣伝効果もあるので、月影先生の提案が受け入れられた

 

 

 

 

あとは、マヤが往年のアルディス女優からの指南で「感覚の再現」など

マヤは蝶よ花よの環境、亜弓は暗い地下劇場生活以外にも街のスケバンとやり合ったりが功を奏し

美人過ぎるマヤを見て小野寺が客席で腰抜かす名舞台が繰り広げられるわけだけど

 

 

 

 

中華料理屋の住み込み母子家庭育ちのマヤ

大物の映画監督と女優を両親に持つ演劇界のサラブレッド・亜弓

それは、姫に生まれたくて姫に生まれたわけじゃない誰かと同じく

たまたまそう生まれついただけで、異なる環境に生まれ育っていれば、性格や教養などの点も異なる環境に応じるのでは?

 

 

 

 

それを『ガラスの仮面』 以外で考えたのが、記憶に間違いなけりゃ、当記事冒頭の『北朝鮮絶望収容所』を読んだ時よ

 完全統制区域の収容所は生きて出られない性質上、目撃者少ない

 著者がエリート側、警備兵で外へ出られる身分であり、収容者側の生活ぶりも知るなど、複眼観察も出来よう

 読んだ夜に悪夢見たほどエグイ内容は控えといて

 

 

 

 

収容者が看守や幹部に土下座しながら「先生様」

建前では身分制度が存在しないとされる社会主義体制を採っているが

出身成分 - Wikipedia

細か過ぎて覚えられない多くの階層に分類が全てを決める国だ

どの階層に属するかが決め手なら、同じ階層同士は別として、年功序列無関係となるね

親世代が子供世代に平身低頭する場面も生まれる

時には、50何歳や還暦辺りの男性収容者が、幹部の子供かしら、学校行くか行かないかの幼児に土下座しながら「先生様」

…理不尽というか不条理というか

 

 

 

 

 物心つく前から「○○様」と呼ばれて育つ

呼ぶ方の本音ともかく、便宜上、0歳児でも敬称付き必須があるのは当然と認めて

 

 

 

 

子は親の背中を見て育つ、 子は親の鏡

親やジジババが、謙虚、エラソー、どちら次第で子供の人生を決めると思う

上流階級が使用人を通じて用を足す時、職員の苗字や名前を呼び捨てにしても

「如月、コレコレを頼む」「セバスチャン、白パン無いなら黒パンで構わなくてよ」

上から目線でなかったら腹立たないよね

腹立つのは、出身成分だけなら自分より遥か雲の上の王室職員に指パッチン鳴らしてのMMかw

主人と使用人が同等や対等は無いけど

主人が、気配り出来るか、キ~キ~怒鳴りつけるばっかりか、その違いが、子や孫の人格形成に影響及ぼすと見ている

キ~キ~を見て育った子や孫が「○○様」なら最悪でしょね

「自分達は偉いから何しても許される」となるじゃん

最悪中の最悪は、アレかいな、確か「○○様」資格無いのにそう呼ばれてるらしい子供ね(誰とは言わない)