mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

蝶のように舞い、蜂のように刺す

攻撃的に出て3点勝利は結構なんですけどね
 
日テレの実況解説が、将来へのどーたら。あれが気になる
ここまでの大会結果が結局、根本的改革必要な諸々を覆い隠してしまいそうな
勝てば官軍的発想が一朝一夕で変わるはずもなしでは
激戦のF組、試合巧者パラグアイとの決勝T1回戦、それに見事敗れたとしてもねぇ?
FC2で書いたように、『がんばれニッポン』体質に輪をかけないか?
マスメディア、サポーター双方に
 
勝利と敗北について考えていたら…
 
 
ジョージ・フォアマンは、41戦目でのキャリア初黒星
モハメッド・アリを倒すことに疑い持たず豪語していただけに、精神的打撃を受け
3年後に最終回12Rにダウンを喫して判定負け、引退、宣教師になった
10年後、青少年の更生施設の建設費用捻出のため現役復帰
苦難の後、1994年11月5日、10ラウンドKO勝利で最年長世界ヘヴィー級王者に輝いた
その3年後の秋、12R判定負けして再引退するも…
同年春、オスカー授賞式に躓きの石であるアリと並んで壇上に登場した時
ドン底まで落ち、自分自身を見つめ直し、勝敗の意義を知った者だけが知る
そんな穏やかな表情でしたわ
 
思えば、勝者アリも…
 
 
アトランタ五輪開会式での聖火点火場面
パーキンソン病の震える手、自分に点火せんかハラハラものは横へ置き
VIPであるヘヴィー級王者なればこその役割ながらも
ヴェトナム徴兵拒否で散々叩かれた禍根である「何で非国民が!」のヤカラあり
 
…勝つも負けるも、それくらい厳しいものを秘めてるのよっての
ハエがどーのと言ってた迷監督、それだけの覚悟あるのか?
オシムの言う殺し屋感覚、そりゃ日記題名に借りたアリの形容詞を知らんとの世界観