mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

美しい勝利への払うべき代償と礎に

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ブラジルを下して歓喜に沸くオランダ
2010年07月03日15時03分 / 提供:Gazzetta.it.

 2日の南アフリカ・ワールドカップ準々決勝で、ブラジルに2-1と勝利を収めたオランダ。同国のメディアは奇跡の勝利に沸いている。『デ・テレグラーフ』は、「ポートエリザベスの奇跡:オランダがブラジルを下し、セミファイナルに進出。ついにオランイェ(オランダ代表)はブラジル・シンドロームから逃れた。ベルト・ファン・マルヴァイク監督に託されたミッションの達成、つまり世界チャンピオンまでは、あと2試合だ」と報じている。

一方、国営テレビ『NOS』のサイトでは、「オランイェがブラジルを驚かした。セミファイナルに進出だ! オランダが火花散る決戦で、W杯優勝候補のチームを準決勝から追いやった。ファン・マルヴァイク監督の選手たちは、2-1で見事に勝利。オランダ人はあらゆる噴水に飛び込み、街中でクラクションを鳴らして祝っている」と伝えた。

『フットボール・インターナショナル』は、「オランイェがブラジルの好調を食い止めた。唯一無二の勝利だ。世界王者に5度輝いたブラジルが、42試合ぶりに敗北。セレソンがヨーロッパ以外の場所で最後に負けたのは、リオ・デ・ジャネイロで行われたウルグアイ戦での1-2の敗北以来だ」。『スポルトヴェレルド』は、「これでオランイェは優勝を信じることができる。オランダがベスト8でブラジルを下した。激しく、この上なく興奮する試合で、オランイェは前半にリードされながら、2-1と勝利」と試合を伝えている。

( 出典先:livedoorスポーツ )
踊りすぎて飲みすぎてズッコケるなよぉ~

…は横へ置き

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ブラジル代表のドゥンガ監督「勝者はすべてを手にし、敗者は全責任を負う」

  ワールドカップ(W杯)史上最多6度目の優勝を目指したブラジル代表は、2日に行われた準々決勝のオランダ戦で1-2の逆転負けを喫し、2大会連続の準々決勝敗退となった。

 前回のドイツ大会でフランスに敗れた翌月から、ブラジル代表の指揮を執ったドゥンガ監督は、「この仕事は4年限りだと認識していた」と述べ、退任の意向を表明するとともに敗退の全責任を一身に背負った。

「勝負の世界では、勝者はすべてを手にする一方、敗者はすべての責任を負わなければならない。練習方法、メディア対応、プレースタイルなどのあらゆる決定は、わたしの責任において下されたものだ」

 一方、同点に追いつかれるオウンゴールを献上した上に、アリエン・ロッベンを踏みつけて一発退場処分を受けたMFフェリペ・メロについては、「敗退は全員の責任だ」と同選手をかばったものの、数的不利により厳しい状況に追い込まれたことを嘆いた。

「勝利という結果を手にするために戦ったが、後半に入り、リードを保つことができなかった。10人になった時点で試合は厳しくなった。優れた選手を有するチームを相手にしていたのだからなおさらだ」

 失望の色を隠せないドゥンガ監督だったが、選手やスタッフに対しては感謝の意を表した。

「チームに対する献身と威厳を欠かさなかったメンバーとともに仕事をすることができ、誇りを感じている」

(C)MARCA.COM

( 出典先:スポーツナビ
準々決勝開始と同時にクタビレてるmathichenさんです

「王国は悲願である自国優勝準備のため早退?」

夜中には、そんな事を考えてました

フラフラ起き上がって居眠りながらの午後には
「これで一層、自国優勝へのプレッシャー強くなっちゃって…」

ブラジルVSウルグアイの会場マラカナン・スタジアムには20万人を越える観客が集まった。この試合ブラジル代表は初めて白のホームユニフォームを着て挑んだ。

後半開始2分にフリアカのゴールでブラジルが先制しブラジルの優勝が決まったかと思われた。ところがウルグアイは後半21分にスキアフィーノが同点ゴール、後半34分にギジャが逆転ゴールを決め、そのまま試合終了。この結果、ウルグアイが2度目(3大会ぶり)の優勝となった。

会場は水を打ったように静まり返り、自殺を図る者まで現れた。結局2人がその場で自殺し、2人がショック死、20人以上が失神し、ブラジルサッカー史上最大の事件となった。この事件を忘れるため、ブラジル代表はその後ユニフォームを黄色(カナリア色)に変更。以後、白いユニフォームの着用を避け続けることになる。

当時は人種差別がまだまだ激しかった。敗北したことによって観客の憎悪は出場していた3人の黒人選手に向けられ、特にGKのバルボサは死ぬまで疫病神扱いされてしまった。

Wikipedia:『マラカナンの悲劇』より引用 )

…自国開催の1950年大会優勝に自信満々だっただけに…

守護神から疫病神に転落したバルボサ…
一杯やろうと居酒屋へ入れば、店中の客が黙って席を立ち帰路に着く
1980年代、スーパーで買い物中、「あいつが国の栄誉を奪った」と子供に刷り込むバカ親に遭遇
貧しいまま昇天時には、訃報を伝える記事で「バルボサは二度死んだ」
…不遇以外の何物でもない末路を歩みました

4年後なんて、どこの代表チームも吉凶どうなってるやら
ただ王国の場合、王国であるが故の悲劇を新たに生み出さないよう、バルボサの冥福とともに祈ります