mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

全ての芸術文化が衰退そして「昔々、○○がありました」と記録される前に

お題「自分が年寄りだと痛感するとき」

アライグマ🦝に振り回されてる57歳の今現在だっちゅーのw

来週まで様子見であり、今日は安息日を取った

 

 

 

 

Mon coeur s'ouvre a ta voix (Samson et Dalila) - Grace Bumbry - YouTube

貴方が何色であろうと、魅惑の声に心は開く - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

St. Louis native Grace Bumbry, first Black singer at Bayreuth, dies at 86 - YouTube

訃報 〓 グレース・バンブリー(86)米国のメゾ・ソプラノ歌手 | 月刊音楽祭

「黒いヴェーヌス」が亡くなった

昨年7月にエンジェル・ブルーがアイーダに黒塗りのメーキャップをすることに反発して

ヴェローナ音楽祭へのデビューをキャンセルした際は、

「私は50年にわたるオペラ歌手生活の中で、必要な時には白い顔、必要な時には黒い顔を使うようにしてきました。

私の化粧棚には、ダーク・エジプトからトゥーランドットのチョーク・ホワイトまで、ありとあらゆるものが揃っている」

と、その判断に苦言を呈した。

Angel Blue は米国オペラ界に降り立った天よりの使者となれるか!? - 声楽特化の音楽評論~My Star Singerを称えて

黒人が黒塗り拒否るとか、黒い歌姫の白塗りアリなのに

これでもし白い歌姫の黒塗りに難癖付けようものなら、天よりの使者どころか、無駄に意識高い系の時世柄ちゅうか末世やな

アイーダエチオピア王女で黒い肌、恋敵アムネリス:エジプト王女でアイーダと比較すれば白い肌

それが、1970年代末頃、ハンブルグ国立歌劇場でだっけ

「自分もアイーダのような容姿を持てば、ラダメスが振り向いてくれる」、アムネリスが自ら黒塗りを始めた

その舞台を目にしたら発狂のあまりバタリでしょかね(-。-)y-゜゜゜

 

 

 

 

サン=サーンス歌劇『サムソンとデリラ』のアリア映像、これは1996年当時

JAMES LEVINE 25TH ANNIVERSAY GALA - PART 01 - YouTube

JAMES LEVINE 25TH ANNIVERSAY GALA - PART 02 - YouTube

JAMES LEVINE 25TH ANNIVERSAY GALA - PART 03 - YouTube

JAMES LEVINE 25TH ANNIVERSAY GALA - PART 04 - YouTube

JAMES LEVINE 25TH ANNIVERSAY GALA - PART 05 - YouTube

JAMES LEVINE 25TH ANNIVERSAY GALA - PART 06 - YouTube

BIRGIT NILSSON-Speech & Hojotoho Hommage(Levine's 25th anniversary Met Gala-27.4.1996).avi - YouTube

NHK-BSで観た

Grace Bumbry sings Dich teure Halle Gala of Stars - YouTube

Wagner Tannhauser NY 22 December 1977 Rysanek, McCracken, Bumbry, Weikl, Levine - YouTube

Grace Bumbry as Salome - YouTube

🗾ではまず入手出来ない古ーい舞台映像等に触れられるのが、動画やアカウントの削除リスク持つもYouTubeやニコ動の強味であろう

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リゴレットの件、長生きして良かったワイの意味で「自分が年寄りだと痛感するとき」であり、マジ助かったw

 

 

 

 

だからと言って、YouTube原理主義者というわけじゃない

クラシック音楽は出来る限り、TVやCD・DVDで視聴したい

 

 

 

 

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映画を観たい皆が皆、映画館利用出来るわけでないため

配信やレンタルが映画を観る選択肢にあるのは良いとして

「映画はまず、映画館で観てこそ」の原点に立ち戻る必要が大きいぞなもし

クラシック音楽も、演奏会へ行けないなら、また配信やTVも全て自分の希望通りでないなら、CD・DVDが重宝されるからね

 

 

 

 

ところで、クラシック音楽と映画の両方、衰退の危機現在進行形と感じる

映画はアカデミー賞=ポリコレミー賞、つまりハリウッドほぼオワコンもあるが

半世紀後も語り継がれる不朽の名作、劇場に足を運ぶ必要性、どちらも激減してるような(゜_゜>)

劇場に足を運ぶ必要性の激減、これクラシック音楽にも言える

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続・昔々、世界中に、劇場文化がありました - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

コロナ狂騒曲はほぼ世界的に終演を迎え、劇場の他観光地などに人が戻りつつあるものの

コロナ前と同じ状況に戻らない所もあるでしょが

どう言うか

PCやスマホといった端末さえあれば、リモートワーク、ネット通販、とにかくオンライン万能社会となり

本来アウトドアで済ませる諸々がインドアで済ませる方向へ切り替わった的生活の弊害じゃね

娯楽の選択肢が増え過ぎた結果、若年層は懐に余裕無いか、余裕あれば他にカネ使うだろしね

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クラシック音楽は概ね、経済的に余裕ある中高年層が支え、ジジババ同士の格差社会でもある

 

 

 

 

クラシック音楽の危機、これも「自分が年寄りだと痛感するとき」の1つ

レコード芸術 休刊 at DuckDuckGo

事実上の廃刊

ココ10年余り、付録のレコード・イヤーブック目的で、1月号だけ買っていた

新譜より再発盤だらけイヤーブックを見ても、音楽産業の衰退傾向が見て取れる

遂に、その日が来たか

 

 

 

 

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H田さんの言葉

「店は商売やねんから、『このCDどうでしょうか』と聞かれたら、『エエんちゃいますか』と勧めるわ

ワシかて、ド素人やし、知らん事ぎょうさんある、エラソーな顔出来へんけどな

何十年も音楽聴いてたら、ド素人なりに理解出来るようになり、批評可能になる

いちいち質問せな何買うてエエか決められん奴なんて、自分で考える頭と音楽聴く耳持ってないねん

レコード会社やオーディオメーカー太鼓持ちやってるレコ芸を真剣に読んでるタイプっちゅうこっちゃ

ま~商品わんさか買うてくれるよって、適当に話合わせるまで~」

早い話、1人2人の感想なんぞに頼ってへんけどなw

評論家なんて、レコード会社から送られて来る無料盤ばっかりで、自腹切らん輩が大半だしな

自腹切る評論家何人か知ってるけど、皆、地味で、多少のヨイショはしながらも太鼓持ちは恥とする

 

 

 

 

それでも休刊=廃刊と聞けば、CD売れなくなった音楽産業が反映され、暗澹たる思いだ

モーツァルトの時代の音楽家が王侯貴族に雇われてナンボのように

レコード文化も、富裕層の道楽になって支えられる面大きい

「レコード文化も5年後や10年後には、高齢化社会進み過ぎて滅亡する」

そんな事を、中岡さんも前々から言うてるけど

ワルツ堂から続く文化が終焉を迎えるのは、音楽文化全体の危機ちゃうかい

 

かつて新人類と呼ばれた世代が、いまや中年を迎えて旧人類と化した

人の世の定め繰り返しが、いまの若い衆にも必ずや襲いかかる

「古臭~」言うてたら、自分らの文化もエライ目を見るんやから

いまの爺さん連中が伝統を後世へ遺すためにも

昔ながらの、店員と客がシャベリながら寛げる空間が必要やわ

中岡さんとアタシが2010年代前半に予言した状況が、2023年現在、目前に迫りつつちゃうん

 

 

 

 

【Hatena版】一期一会の感性に

スマホ主義者に言いたい事として

「我慢や辛抱をしないで食べる飯が美味いか?」

「朝昼晩、食事時間決まってるから、腹も適度に減るんだよ」

「子供がゲームばっかして飯抜きの時は、親は盗み食い阻止するべく、冷蔵庫に施錠しとけ」

「解禁された時に食べる飯って、納豆ゴハン1杯でも絶品だよね」

コレ逃すと、一生会えない

危機感備え持つくらいが音楽鑑賞能力向上及び音楽作品の質を向上させると信じている

生演奏は同じ内容でも、会場や演奏者のコンディションに左右され、毎回同じ出来と決まっていない

LP、CDのプレーヤーも同じで、CDは接続ケーブルの品質ケチらず、防振マットを敷く、それだけで劇的に変わる

ところで、ネット配信は(・・?

常に高品質で一定しているとして、自分でPCなど組み立てたわけでないあてがいぶち水準が常識と考えてしまえば

映画も音楽もナマモノの要素持つ知らずで創意工夫知らずでもある感性を疑う

 

 

 

 

今一番怖い点を挙げると、「再生機の製造中止」

レコード屋で存命中のCDの他、レコード屋から姿を消したLD・VHD・VHSなどを長年売るだけ売っといて

再生機が不具合起こしたり昇天したりの時、修理も買い換えも出来へんかったら、どない責任取ってくれるねん

どんな機械でも、新機種出たから旧機種の切り捨てしたりせず、必要最小限のアフターサーヴィスに応じる保証しろやちゅうコト

 

 

 

 

ぶっちゃけ、「時代は変わったから」、CDの存続危機を鼻で笑って理解不能な奴はな

スマホ壊れたらすぐ買い換えられ、まだ使えるのに新型に乗り換えという、余裕持てる者の傲慢に満ちる

最新鋭の機械とて万能ちゃうのにな

例えば、生活に関わる全てを詰め込んだスマホが、ある日突如パタリ止まり、データ救出不可あり得るのに、アフォちゃうかw

失って初めて知れる親の有難み、困窮してから反省したって遅過ぎるという戒めよ

 

 

 

 

 

CDも、古のインク芸術作品のような永遠なる生命を保つと信じている

 

 

 

 

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