翼を繕い直した天使

ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスの一番優れている所

 

40代前半で華やかなオペラの舞台から地味なリサイタル活動へ

にもかかわらず、50代後半にして“カルメン”を演奏会形式でデビュー

それも、欧州でなくアメリカ南部で

その理由というのが…

 

ダウン症の息子のため

彼に不自由させたくない

アメリカさんは出演料はずんでくれる

 

約30年前の米国オペラ界はまだまだ評価低い

安請け合いは矜持にかかわる

 

でも、『天使』、思い切って…