ι(´Д`υ)アツィーとグ~タラしながら、今日もオペラ歌手について考察していた
カラヤン、流石、中身は空やん爺さん
録音用とはいえ、リューが守備範囲であるカティア・リッチャレッリに、超ドラマティックなトゥ-ランドット歌わせた
叙情性を重要視したんだろうけど、声があまりにも軽過ぎ、何の歌よ?と言いたいほど、本来と全く異なる聴こえ方となっちまった
これはマァ、腐っても帝王に逆らえないDeutsche Grammophonに大きな責任無いか
商業主義に走り、録音の品質に何の疑問抱かないDGがアタオカ揃いと思うのは
Anna Netrebko – Wagner: Tristan und Isolde: Mild und Leise (Liebestod) - YouTube
コメント欄を見ると、讃美者もいるが大多数の声が「ネトレプコは、ワグネリアンじゃない」
歌っても
『ローエングリン』エルザ止まりの歌手だ
やはりワーグナー歌手でなく、あくまで録音用、とにかく声軽過ぎて異質なマーガレット・プライス以下とまでw
いや個人的には、プライスの起用が21世紀現在も尚謎過ぎる
異質なりに良いイゾルデであり、優れた歌手だが、ネトレプコのような華のあるスター歌手じゃなかったのに、何故(・・?
カルロス・クライバー指揮『トリスタンとイゾルデ』は1980~1982年の録音
その時代で浮かんで来るイゾルデ歌手と言えば、まず、ヒルデガルト・ベーレンス
ただベーレンスは
Richard Wagner • Tristan und Isolde (konzertant, komplette Aufführung, 1981) - YouTube
第一幕が天国的にスローテンポのレナード・バースタイン盤と時期が近い
Catarina Ligendza Tristan und Isolde full opera (1973 live) - YouTube
Conductor Carlos Kleiber - 1973(LI)
Orchestra - Wiener Staatsoper
Tristan und Isolde(Bayreuth, 1976) - YouTube
Conductor-Carlos Kleiber
何故、リゲンツァを起用しなかったの(・・?
1988年に51歳で引退するも、その前年に
🗾で『ニーベルングの指環』全曲初演、それと
Wagner: Götterdämmerung - Finale - Ligendza; Oper Frankfurt/Gielen (1987) - YouTube
バイロイト音楽祭では
Catarina Ligendza sings Liebestod (Bayreuth 1987) - YouTube
Wagner - Tristan and Isolde - Full Opera (English Subtitles) (Barenboim, Ponnelle, 1983) - YouTube
第三幕途中から「イゾルデ愛の死」が終わるまで、死にゆくトリスタンの見る夢想というジャン=ピエール・ポネル演出
映像収録後、歌手が何人か変わった再演時に歌っている
Tristan und Isolde (Bayreuth 1986) - Daniel Barenboim - YouTube
ペーター・ホフマンとジャニーヌ・アルトマイアー、かつてのパトリス・シェロー演出『ワルキューレ』双子兄妹の翌年
リゲンツァが久々にバイロイトで歌っている
つまり、声壊すなど無縁のまま、「生涯ワーグナー歌手」のまま、引退を迎えたわけ
43~45歳とまだまだ現役バリバリの頃に、何が悪くてクライバー盤に起用されなかったのか、誰か教えてクレw
1987年と言えば、カラヤンが最初で最後のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの指揮台に立った
Voices of Spring (Frühlingsstimmen) Karajan - Kathleen Battle - YouTube
ニューイヤーコンサートに歌手登場も最初で最後となっている
これは
ザルツブルグは終了ベルリンフィルは再開。CAMIの終焉 : クラシックおっかけ日記
神ならぬCAMI、クラシック界を牛耳る強欲なエージェントがカラヤンと抱き合わせで押し込んだと云われる
早い話、歌手も政治力やコネの有無が少なからずキャリアに影響及ぼす意味よ
その辺りがリゲンツァにもの所為で、大手レコード会社に録音ほとんど無い?
舞台と映画仕立て問わずオペラ映像は結構あるはず
Elektra (Music By Richard Strauss) English Subtitles - YouTube
妹クリソテミスを歌い演じている
その少し後に、シュトゥットガルト州立歌劇場で上演されたウェーバー『魔弾の射手』アガーテを歌う映像もある
未確認だが、『さまよえるオランダ人』ゼンタ、『ローエングリン』エルザの映像も存在する
なのに、ワーグナーのヒロインをレコード用にスタジオ録音したのは
Wagner: Die Meistersinger von Nürnberg / Act 3 - "Selig, wie die Sonne" - YouTube
ドラマティック・ソプラノでなくても歌えるエーファだけなんて泣けてくるワイ
Wagner: Lohengrin Domingo, Rysanek, Ligendza, Becht, Schneider Vienna 4 January 1985 - YouTube
ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ロイヤルオペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場など
欧米主要歌劇場からお座敷掛かるクラスなのに、謎過ぎるというより理不尽に尽きる
ま、海外さておき、🗾ではジジババ辺りに知られているのが救いかしらん
青年老い易く、されど才人は円熟し、名声を得る - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
このYahoo!記事に名前挙がるグラディス・クフタとベリト・リンドホルム
2023年現在憶えてるのはほぼ後期高齢者に限られるが
https://www.youtube.com/results?search_query=ute+vinzing
R. Strauss: Die Frau ohne Schatten - YouTube
R・シュトラウス『影のない女』初のノーカット版録音で染物師の妻を歌ってるけど、後期高齢者ですら皆知らないか忘れてるよね
https://www.youtube.com/results?search_query=roberta+knie
Jon Vickers Hans Sotin Roberta Knie Mignon Dunn Tristan und Isolde full opera (1979 live) - YouTube
1976年カナダでの上演で題名役と指揮者が同じ映像持ってるアタシ以外、やはり皆知らないか忘れてるよね
何故か知ってる57歳アタシですら腰抜かした音声なんて、当然誰しも、少なくともジジババどもが腰抜かすよね
Roberta Knie as Brünnhilde in Götterdämmerung ( Bayreuth 1976) - YouTube
Siegfried - Jess Thomas
Brünnhilde - Roberta Knie
Hagen - Bengt Rundgren
Alberich - Zoltán Kéléman
Gunther - Jerker Arvidson
Gutrune - Irja Auroora
Waltraute - Yvonne Minton
Woglinde - Yoko Kawahara
Wellgunde - Ilse Gramatzki
Floßhilde - Adelheid Krauss
First Norn - Ortrun Wenkel
Second Norn - Dagmar Trabert
Third Norn - Hannelore Bode
Bayreuth Festival Chorus and Orchestra
Pierre Boulez, conductor
Norbert Balatsch, chorus master
In-house recording from Bayreuth Festspielhaus
August 9, 1976
バイロイト100周年記念『ニーベルングの指環』初年度の音声だよ
思った通りド派手なブーイング出た~は置いといて、上記歌手陣がオリジナルメンバーか?
(1つの役を複数人の歌手が交替で歌うことあるので、愛してやまぬジェス・トーマス以外が不明)
何であれ 、🗾では無名の歌手がバイロイト、それも100周年と節目の年に、「ふぁ?」という反応が普通でしょね
ちなみに、ヴォルフガング・ワーグナーによる旧演出では、リンドホルムの他
Selige Öde auf wonniger Höh!...(Richard Wagner, Siegfried, act III, Bayreuth-1972) - YouTube
Ursula Schröder-Feinen - Wikipedia
Ursula Schröder-Feinen sings an excerpt from the final scene of Wagner's Siegfried - YouTube
リゲンツァ、ニーと同じ1930年代生まれ歌手が占めている
男女双方、往年の大歌手達が去ったか去りつつある過渡期のバイロイト音楽祭を支えた若い世代である
小粒感が否めないが故に、後世から等閑視されがち?
な~んか、生まれた時代の巡り合わせが悪くて貧乏クジ引いてる感受ける
正直な感想、「21世紀現在だって 似たり寄ったりじゃね」でもある
一部のスター歌手に群がるクラシック界及びファンを見てみな
主要歌劇場からお座敷掛からない無名の逸材いるかも知れないの意味だよ
良くない傾向と思うぞなもし
Stephen Gould - the heroic tenor singing in Bayreuth - YouTube
今日日なら平気な顔して歌える61歳が、つい先日、健康上の理由により引退を発表した
んで、ボケ気味の頭に浮かんだのが
Ben Heppner, star tenor, announces retirement from singing - YouTube
やはり健康上を理由に引退した、2015年当時還暦手前
コロナ狂騒曲開幕以降、オペラ界も大混乱を極めた
歌劇場の希望する歌手陣がなかなか揃わない
とりわけ、元々稀少なヘルデン・テノール
作品によるけど、フルマラソン完走必須の世界だからw
ただ、稀少と言っても、世界に10人以下というわけじゃない
引く手あまたの売れっ子は極々限られるが、売れっ子の陰に隠れ、大劇場からお座敷掛からない歌手わんさかいる
ヘルデンが稀少というより、業界そして聴衆が売れっ子頼りで、幅広い育成や起用が手薄となり
とどのつまり、売れっ子に負担強いるという悪循環かも知れんがな
あまり早いうち、30代から、トリスタン、ジークフリート、タンホイザー といった最重量級役柄は歌うべきじゃないのは事実よ
1970年代のバイロイトでトリスタンとタンホイザーを歌っていた歌手だが
後年、ワーグナーを視野に入れている若手中堅に「俺みたいにボロボロになりたくなければ、40歳前には止めとけ」
早くから既にタンホイザーとトリスタンを頻繁に歌ったツケが、50何歳以降にドッと出たんだってよ
それだけ最重量級役柄を歌える ヘルデンがなかなかいないわけだけど
消費主義的な商業主義が、ワーグナー上演そしてオペラ歌手を殺す懸念だよね
賭けに等しい部分あるも、脱商業主義により、無名を積極的に起用して、売れっ子の負担減らすことが
長ーい目で見れば、末永ーいワーグナー上演のために役立つと考えるわ