mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

白と黒を巡る境界線上の駆け引き

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遠目で見ると、女王様と見間違えるドイツのメゾ歌手クリスタ・ルートヴィヒ

彼女の言葉として、ライブドアのgustavさんが

mathichen.hatenablog.com

先月亡くなった指揮者ジェームズ・レヴァイン追悼記事へのコメント返信に

ハリウッドの事情と似たようなものだったのでしょう。

♯Me Tooの運動が高まった頃に、

クリスタ・ルートヴィッヒが「劇場の歴史と同じくらい枕営業(Besetzungscouch)は昔からある」と語ったという記載もあり、

世の東西を、時代を問わず、ありがちなことであったかなと思うところもあります。

 

 

 

 

ま、クラシック界もまたドロドロした世界であり、人種差別も当然それなりを示す

黒人歌手について私見では、「男声が女声より不利」

歌劇を、男は王子や騎士、女は姫や乙女に見立て

mathichen.hatenablog.com

エロ売る不倫wの活劇映画の世界に置き換えてみ

何が見えて来るだろー(・・?

 

 

 

 

3代目007ロジャー・ムーア曰く、「危機一髪の乙女を救う騎士は昔から、ダーク系髪色で、金髪系は悪漢」

金髪碧眼ロバート・レッドフォードではダメらしい

髪や瞳の色ともかく、男は英雄HEROであり、神さん的存在であらねばならない

ja.wikipedia.org

一般世間はお肌の白い神さんや英雄を求める意味ね

 

 

 

 

ところで、オリヴィア・デ・ハヴィランド追悼記事に

MELANIE'S DEATH SCENE

ヴィヴィアン・リーともども英国系女優が、太古の米国南部淑女役に適するけど

ヴィヴィアンを人種的に生粋の白人と思う者って、多い少ない五分五分、サテどれだけなんだろー(・・?

 

 

 

 

www.elle.com

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5b9abdf1a8aa84f82d170c2dd7ec47050835859/comments 

インド美人もビックリ

一般的に、混血は美男美女を生み出す可能性が高いです。そもそも「白人」とそれ以外の境界も明確ではありません。

ヴィヴィアンに有色人種の血が、という話は聞いたことがあるが、こうして読むと結構複雑な出自を抱えていたんだね。

稀なる美しさ、見る者を圧倒する表情と輝きがあるのに、出自や愛を失った子供時代が終生つきまとう。

同世代のわがままなハリウッド女優たちと比べると、なんとも切ない人生だ。

祖父マイケルがアルメニア系(白人)なのは確かで、

争点となってるのは祖母がインド系なのかペルシャ系なのか何だったのかということですね。

つい先日、英国王室にインド人の血が流れていたとの記事を見ました。

折しもメーガンさんのインタビューによって引き起こされた波紋に呼応する様なタイミングでしたが、

この事実は現在の英国においてどの様に受け止められるんでしょうか。

こうした記事が公表されているのだから、少なくともヴィヴィアンの時代よりは寛容になっていると考えていいんでしょうかね…

 

 

 

 

アングロサクソンがそもそも、皆が皆白くないはず

またまた登場のロジャー・ムーア、彼の姓Mooreが、「ムーア人のように黒い」ような由来を持つ

白い連中が多数派となり、真っ白、ピンクっぽい白が主流となったよう

 

 

 

 

彼女の顔は美しさのバランスからいえば少し子供っぽく、いたずらっぽい。

そこにエキゾチックな雰囲気が加わったことで類い希なチャームポイントを持っている。

一目で覚え二度と忘れない魅力的な顔に心を奪われない男性はいないと思う。

完璧なバランスの顔立ちは実はあまり印象に残らない。

そこから少しずれたところに心を締め付けられ息をのむような魅力が生まれ皆が恋する。

「異国情緒漂う白人」で通る分だけ、女優としてのヴィヴィアンはには救いじゃね

 

 

 

 

 

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子供の頃には障壁高かった世界名作劇場をEn famille、家族と共に - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】


ペリーヌ物語 第1話「旅立ち」

ペリーヌの母マリはインド人だが、正確には英国の血を引く英印混血

(旧姓が英国系のスティーヴンソンで、原作ではインド系のドレサニ)

原作によると、上級カーストで裕福な家の一人娘、キリスト教改宗者としてカーストから外されている

民族衣装サリー姿なら多少色白でもインド人に見えるタイプが、ヴィヴィアンと違って難儀かも

 

 

 

白人要素薄い英印混血では

最近逝去されたフィリップ殿下の愛人の一人で、

ヴィヴィアン・リーと同じ時期にハリウッドで活躍したインド生まれの女優マール・・オベロンも、

プロフィールは行った事も無いオーストラリアのでタスマニア島生まれと偽装工作をしていたりで、

プライベートでいつも側にいる母親はお手伝いさんという設定で、

オリーブ色の濃い肌をドーランで真っ白に塗りたくって徹底してインド系で有ることを隠していたのを思い出した。

まぁ途中から重度の肌のトラブルで、白いドーランを塗りたくるのは断念したり、

女優を半分引退しメキシコの大富豪の妻になったあとは、最上流階級の人になって

フィリップ殿下の愛人として一時期過ごしたりして、差別から逃れた感じになった。

ヴィヴィアンも世界的なスターになって、差別から逃れたように思う。

エヴァ・ガードナーも、黒人の血が入っているし、

エリザベス・テイラーもアラブ系の血が入っている、と聞いたことがある。

2人とも、この世のものとは思えないほど美しい顔をしている。

独特の妖艶な美貌を持ったマール・オベロンも、お母さんを人前で母とは呼べず、気の毒だなと思う。

 

白人と有色人種の混血にしか生まれない、独特の美貌だな、としか、日本人の自分は思わないのだけど。

 

人種差別ってつくづく根強いんだね。最近のアメリカ事情など見ていても、本当に怖いことだと思う。

 

 

 

 

エヴァについては言われてみればだけど、リズは前々からずーっとそおじゃねかと感じていた

ja.wikipedia.org

レバノン人、エジプト人ユダヤ人、イタリア人、ギリシャ人の血を引く美しき諍い女

本来のブルネットに戻し、クレオパトラの扮装させてみ、リズっぽくなるよ

顔全体はアヌーク・エーメつまりユダヤ系の特徴に基づくが、眉から目の下辺りまでが特に、エジプト系も濃い

ただベアールはもちろん、エヴァとリズは黙って立ってりゃ白人そのものだね 

 

 

 

 

 

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アタシの持ってる1970年代資料には、エロ売る不倫と同じタスマニア出身と記載されている 

父はインド駐在の英国軍人、母はインド人

父と母は正式に結婚したわけではなく、娘は母親に育てられた

本名が、Estelle Merle O'Brien Thompson

名前はパパから貰ったのか

白黒で見ると、微妙ながら白人で通る

色彩で見ると、若い頃の白塗りが凄まじ過ぎる

30歳前には化粧品中毒とサルファ剤によるアレルギー反応を引き起こし皮膚専門医に治療を受けるようになったも無理からぬ話だ

本来の肌色に戻ったら、白人的風貌のインド人ね

 

 

 

  

マール・オベロンいうたら、ジェットセッターとして有名で、大富豪やプレイボーイとの華やかな恋愛遍歴で知られた

4回の結婚歴があり、養子に迎えた息子と娘が1人ずついる

アレクサンダー・コルダ (1939-1945)

ルシアン・バラード (1945-1949)

ブルーノ・パリアイ (1957-1973)

ロバート・ウォルダース (1975-1979)

3番目のパリアイが大富豪で、10個下のフィリップ殿下へと繋がった

最上流階級時代にガッツリ、一生遊んで暮らせるだけの財産を確保したんでしょ

半引退状態で、無理しなくて済むようになりの余裕が、オリーブ色の表情に現れている

  

 

 

 

一つ気になる点:「オベロンの出自を知る者は、少なからずいた?」

女優としてデビューしてから、彼女は英印混血であるという出自をひた隠しにし

出身地を「オーストラリアのタスマニア島」とし、サリーを身に着ける母を、知人に「使用人」と偽っていた

それって、知人や世間一般程度と、素顔見せないで済む範囲にだけ通じるんじゃないの

旦那や彼氏、映画撮影現場での化粧係などは当然、オリーブ色を知ってるでしょ

オベロンの白塗りは役柄の制限受けないようにであって

映画界でのインド人差別はあるとして、完全に門前払いとしない向きもあったというのかね

その辺りが知りたかったりする

 

 

 

 

ついでに書いとくと

en.wikipedia.org

オベロンは1979年、4番目のウォルダース、オランダ人TV俳優で25個下の彼に看取られた

このウォルダース、結婚こそオベロンとだけだが、その後

1980年~1993年:オードリー・ヘプバーン(死別)

1994年~1995年:レスリー・キャロン

1995年~2018年:ヘンリー・フォンダ未亡人シャーリー・フォンダ

年上のBBA専であり、81歳での最期は自分がBBAに看取られた様子

女のカネ狙うなら、茶飲み婚で常駐介護士として就職するのが賢いちゅうか

甲斐性も無いくせに小猫ちゃん飼いたがる加齢臭どもが腰抜けに見える漢だw