mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

野獣死すべし~太陽を盗んだ男~

盛夏前に早くも夏バテまだ治らん上に、昨夜、輪を掛けた理由

mathichen.hatenablog.com

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太陽を盗んだ男 - Wikipedia

画像2枚目、伊藤雄之助爺部分の2段目左側は、古谷一行横溝正史シリーズ『夜歩く』よりを説明しといて

長谷川監督彦監督『太陽を盗んだ男』がWOWOWで放送されたコトがいくない!w

 

 

 

 

ジュリーが菅原文太に電話で「クーラー無くてι(´Д`υ)アツィー」

まるで黒澤明監督『天国と地獄』の山崎努みたいな気分、それ、TVある上階のクーラー故障したアタシにも適用される

およそ1年前のトンキン五輪開会式の夜ばりに軽く寝込んだわと絶叫しといてw

 

 

 

 

2017年Yahoo!記事に

www.youtube.com

↓見ると非常に面白い賛否両論でしかも的確だと思われる。見た事がないので今一番見たい映画のひとつ。

うわさでは国会議事堂前での撮影は許可なしのゲリラ撮影だったとか

当時でしかできない違法行為等、さらに天皇にまで話が及ぶとは...

リメイクなんて今じゃ不可能でしょう。

天皇が謁見に応じると独断で決める一介の警部ってスゴ過ぎるわw

いまでも十分に通用する、洋画に匹敵する邦画アクション作品。

深いテーマと随所に見受けられる遊び心の調和が良い。

菅原文太演じる刑事の執念と不死身さを理解できない人には面白くないだろうが、

この映画の魅力は一般的なリアリティを超えたリアリズムにあると思う。

荒唐無稽でいて観客を妙に納得させちまうんだよね

日本で原爆という存在を「娯楽」映画に持ち込んだかなり貴重な作品。

個人的には邦画でハリウッド映画に唯一勝てるレベルの娯楽作品だと思う。

40余年後現在では、ネトフリに負け気味であるハリウッドが及ばぬ創造力と思うで

今はもうこういうテーマでは映画撮れないだろうね。

良識派文化人がうるさく文句つけてきて核はすっかりタブーになってしまった。

でも現実に熱核爆弾は存在する。

乾いた、それでいて詩情とアクション、沢田研二のアンニュイ。ブンタさんも凄い。

今の邦画はどうしてこうなった。

今の俳優でリメイクして欲しくない

若年でも「本物の大人」が平成以降、絶滅気味だからな

 This movie is really good. I love it.

この映画の中でバスジャック犯の役を演じておられた伊藤雄之助さんは、最高の演技で映画の導入部を盛り立ててくれたと思う。

この人こそ名脇役であり日本の名優ですね!!!。

個人的に、日本のゲルト・フレーベ(どっちもLOVE)

いい時代だったね(^_^;)

昭和がいい時代だったというより、大人が睨み利かせられた時代だったと言えよう

復讐するは我に在り - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

「何でもありみたいな昭和から、ファブ●ーズ仕様の物喜ばれる平成へ移って以来

陰惨な物語でも小綺麗に描かれ、問題をどぎつく深く追求しなくなった」

臭いモノに蓋は昭和にも見られたが、平成以降は温室育ちで無駄に意識高い系エエ恰好しい小娘青二才が増殖して鬱陶しい

「世界で最初に原爆を完成させたのはアメリカでなくドイツ!!!」

を含め、現代もう何処の国に於いても躊躇する内容を、ドッカンドカドカ撮れたのが昭和だったね-y( ´Д`)。oO○

 

 

 

 

何でもアリの昭和とて

現在長谷川和彦は某女優に食わせてもらってる状態で、週刊誌にその「現状」が載った事があります。

 

一時雀士としてならし「世界選手権で優勝賞金一億円ゲットしたら新作を撮る」と公言してましたが、

この人の監督作は一億程度の資金じゃすまないですよね。

 

今はカルト映画化して大評判ですが、公開時は館内に閑古鳥が鳴いていた事を思い出すと「早過ぎた映画」だった気はします。

もうこういう映画は日本映画界では二度と製作できない状況になってしまいました…。

2017/4/28(金) 午前 11:07 [ 原達也 ]

>>原達也さん

髪結いの亭主的な生活は、現在進行形?

それはまァいいとして、もう70歳過ぎてるので、次回作は無いでしょうね

 

およそ40年の間に、日本映画界の見た目はそれなりの隆盛見せようと

ビル爆破するためにビル建てる、国が援助しての韓国映画界に後れを取ってると思います

「適切な時期でないものの、1979年にしか作れなかった」

太陽を盗んだ男は、早過ぎた映画にして、遅ければ遅いほど不可能な映画でしょうね

 

角川春樹のようなタイプの製作者、それも二度と現れないと…

2017/4/29(土) 午後 6:13 [ mathichen ]

早過ぎた映画にして、監督にとって日本という国が狭過ぎたに尽きよう

角川春樹が直接長谷川に脚本を交渉したが、長谷川が角川に対して無礼な物言いがあって流れたと云われる『人間の証明』の一件を見ても

妥協なんて辞書に載っておらず、欧米でも、商業主義に毒されるハリウッドでは開花出来ないタイプでしょね

1作くらいは成功収めたって、エリッヒ・フォン・シュトロハイムに近くなる末路を辿るちゅうか

 

 

 

 

当記事題名の前半について

古びた記憶が夜明けを待って蘇る金曜の一日前倒し - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

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思考力停止した21世紀現在に『太陽を盗んだ男』は撮れまいを込めて前置詞に付けたった

 

 

 

1980年頃までが、若くても「本物の大人」俳優わんさかの時代じゃね

松田優作ついでに

これでようやっと三十路だけど、平成以降の同年代に望める存在感かえ(・・?

昼と夜の顔が違う『蘇る金狼』の主人公が、タイプ異なれど『太陽を盗んだ男』の主人公に通じる 

太陽を盗んだ男』当時のジュリーもようやっと三十路だよ

 

 

 

 

ところでジュリーは俳優として

沢田研二の美しさに酔う...昭和の問題作「悪魔のようなあいつ」|芸能人・著名人のニュースサイト ホミニス

このドラマの意外と忘れがちな点に

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長谷川和彦が脚本を担当した」

監督作品が2本だけに終わらせれば「野獣死すべし」としか言えん