映画スターの場合、ルックスは重要ながら、胴長短足でも百貫体型でも個性となり得る点がラクかしら
山田花子と共に、国や地域によったら絶世の美女と崇め奉られる、気品を感じる美しさね
良妻賢母の鑑というから感動する(乳児放棄して職場復帰した武井咲とは女神様と悪魔の差である)
スポーツ選手と踊り子は本当、シビアよ
従って、スポーツ選手と踊り子を演じる映画スターは超厳しい
‘レイジング・ブル’のロバート・デ・ニーロ、先に25kg増量し、それから大減量した
生身を扱うため、言うは易し、実現は難しで、よく身体壊さなかったもんだ
30数年前のソ連映画、不世出のプリマを描いた‘アンナ・パブロワ’
パブロワを演じたのは、監督の嫁で、本職バレリーナ
技術的には全く無問題、ただしカリスマ性に欠けるのが難点だった
それくらい実在の踊り子を演じるのは難しく、そもそもバレエ映画自体が難しい
シャーリー・マクレーンとアン・バンクロフトが共演した‘愛と喝采の日々’
彼女らの子供世代を演じたのが、本職のレスリー・ブラウンとミハイル・バリシニコフよ
演技力という芸術性持てばこそ超一流に輝ける本職に演じさせるのが安全パイというか
一般の女優男優がバレエ映画出演するには、それなりの経験値と素養を持ち、年単位での準備要るわよ
クラシック演奏家役がこれまた、難儀だ
https://www.youtube.com/results?search_query=the+competition+1980
リチャード・ドレイファスとエイミー・アーヴィングが、ピアニストの卵を演じた
割り当てられた曲のレコードを何ヶ月も聴き、ピアノ演奏する仕草を完全マスターしたものの
音楽性とは別の話なので、ピアノ音源は吹き替えであった
器楽奏者役のみならず、専門職と言えるオペラ歌手役もだ
イシュトヴァーン・サボー監督の‘ミーティング・ヴィーナス’(1991年)
パリのオペラ座を舞台に、指揮者と歌手の恋と、♪タンホイザーが上演されるまでの舞台裏を描いたドラマ
♪タンホイザー上演シーンに於いて、歌唱・演奏担当者は以下のように振り分けられたものが用いられた
また、英国の作曲家デーヴィッド・ベッドフォードが映画のためにアレンジした個所もある
エリーザベト:キリ・テ・カナワ
タンホイザー:ルネ・コロ
ヴェーヌス:ヴァルトラウト・マイアー
ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ:ホーカン・ハーゲゴール
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
指揮:マレク・ヤノフスキ
…グレン・クローズから、キリさんの声が出る、と考えるだけで頭に虫湧くは置いといて
(グレン・クローズ=‘危険な情事’に於いて、不倫相手の娘の飼うウサギを鍋で煮ちゃった鬼女)
歌手役でもジャンル違えば、俳優が自前の歌声を披露したり少なくない
カントリーソングで挙げると
リース・ウィザースプーンが、ジョニー・キャッシュの嫁役でオスカー受賞している
あの顎、超生意気で大ッ嫌いなもんでほっといて
耳腐るから音源持って来ない‘クラブ・ラインストーン/今夜は最高!’
映画は、ゴールデンラズベリー賞が大喜びする、1984年最低の部類
タクシー運転手のニックがクラブ歌手のジェイクに一目惚れし、カントリー歌手を目指す話であるが
その年の最低主演男優賞と、5年後の1980年代最低主演男優賞に輝いた、シルヴェスター・スタローン
彼が、そお下手じゃないが、共演者が何しろ本職で上手いドリー・パートンと比較にならない歌を聴かせた
カントリーソングで挙げると
リース・ウィザースプーンが、ジョニー・キャッシュの嫁役でオスカー受賞している
あの顎、超生意気で大ッ嫌いなもんでほっといて
耳腐るから音源持って来ない‘クラブ・ラインストーン/今夜は最高!’
映画は、ゴールデンラズベリー賞が大喜びする、1984年最低の部類
タクシー運転手のニックがクラブ歌手のジェイクに一目惚れし、カントリー歌手を目指す話であるが
その年の最低主演男優賞と、5年後の1980年代最低主演男優賞に輝いた、シルヴェスター・スタローン
彼が、そお下手じゃないが、共演者が何しろ本職で上手いドリー・パートンと比較にならない歌を聴かせた
Robert Duvall-If You'll Hold The Ladder
https://www.youtube.com/results?search_query=tender+mercies+movie
https://www.youtube.com/results?search_query=tender+mercies+movie
‘歌え!ロレッタ愛のために’
シシー・スペイセクが、実在のカントリー歌手ロレッタ・リンの半生を演じた
30歳にして13歳を自然に演じたのも驚異的であったが、歌唱力が御本尊と遜色無い
最後に
1980年頃、おすぎさんが、映画スターの役作りについて
「日本では、長期間の激戦オーディションを勝ち残って、肉体改造に励み、などが大きな話題となるわね
驚く内容でもそれが俳優の仕事の一つなんだから、騒ぐ日本人がおかしいのよ」
同感の至り
ヴァネッサ・レッドグレイヴの坊主頭、自前よ
‘ソフィーの選択’でのメリル・ストリープは、その次の作品が決まっていたので、カツラで済ませた
そのメリルも、髪伸びるまで休めるならば剃ったと話した
ヴァネッサだって
反ユダヤじゃないが反イスラエルなので、ユダヤ人役に広範囲から批判沸いたが
彼女の主義信条を承知での依頼を、役柄も納得し、引き受けた以上
頭剃れってんなら剃ったまでの話である
プロフェッショナルとは、「冷徹に対応する」、そういう事よ