mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

受難の金曜日と復活の日曜日の間には、答えの無い質問に煩悶の土曜日

「今日が、聖金曜日じゃねーか」
が、酒飲んでそのまま寝ちまったもんで、昨日観るつもりだったLDorDVDを、今日YouTubeで↓


The Good Friday Music. Parsifal by Richard Wagner.
Daniel Barenboim / Harry Kupfer production.
My favourite Parsifal on video.
(English subtitles, Deutsche Untertitel, sous-titres Français, subtítulos en Español)

I do rather like this 1992 Berlin Staatsoper production Parsifal.
Sir John Tomlinson is brilliant as Gurnemanz;
he sings beautifullyand subtly captures Gunemanz's misreading of every situation.
The acting of Poul Elming and Waltraud Meier (Parsifal and Kundry) is also wonderful;
Kundry has no lines durring the "Good Friday Spell" & yet I find the understanding,
that seems to pass between the two, very moving.

And though he is not in this scene,
I also enjoyed Falk Struckmann's very physical Amfortas.




Sir John Tomlinson is brilliant as Gurnemanz;
he sings beautifullyand subtly captures Gunemanz's misreading of every situation.
5年後と22年後の東京でも、そーだった
1997年の時は、NHKホール3階列最前列真ん中で聴いた
1階3列目で聴いた日本ワーグナー協会会員は
「本調子やなかったとかで、トムリンソン赤い顔してたやろ
いつ倒れるか、ボク怖かったわ~」
アタシゃ、2014年の新国立劇場行くまでが、怖かった
「トムリンソンもお68歳やん、46歳時点で厳しかった部分、ちゃんと歌えるやろか」


立派に歌えてました、ゴメンナサイと謝罪しといて




I also enjoyed Falk Struckmann's very physical Amfortas. ?
それが、第三幕大詰めの↓を指すなら


別の意味で、Me too !
正確には、↑YouTube続き場面だ
Parsifal - Barenboim - Kupfer - Acto III - Subtitulado español
パルジファル第三幕全曲を1時間ほど早回しして観てみ
「足滑らせて、ハG頭から転落しろ」
ツッコミ入れたくならんかね
性格悪い?
綺麗なおねえさんが大好きで、ワーグナーも大好きなら、理解出来る!
聖金曜日場面YouTubeに登場するヴァルトラウト・マイアーが演じるクンドリは
救世主を嘲った報いとして、笑う事は出来るが泣く事は出来なくなり、1000年ほど生きてる絶世の美女
クンドリは不老不死じゃなく原初の記憶持ったまま転生繰り返してる、それはアタシの私見と置き
台本の指定では、聖杯からの天恵に浴し、ようやっと死ねる
40年ばかり前のバイロイト音楽祭、作曲家の孫ヴォルフガング・ワーグナー演出辺りから
何故か死なない演出が増え、2014年東京演出を手掛けたハリー・クプファーの1992年ベルリン版でもだ
「解釈どうあれ、美人長命がサイコーよね、代わりにアンフォルタスが逝け~」
と、1993年暮れにNHK-BSで観た時、TVの前でツッコンダラ
本当に、クンドリが息絶える場面で、アンフォルタスが仆れたもんで、死ぬほどワロタんよ




…嘲ると、呪われる
四半世紀後の本日、実感した理由↓


Neuinszenierung der berühmten Oper "Parsifal" von Richard Wagner an der Staatsoper Berlin.
Premiere am 28.3.2015.
Regie: Dmitri Tcherniakov.
Musikalische Leitung: Daniel Barenboim.
Es singen: Wolfgang Koch (Amfortas)
René Pape (Gurnemanz)
Andreas Schager (Parsifal)
Tomas Thomassen (Klingsor)
Anja Kampe (Kundry)

ベルリン国立歌劇場が2015年春に上演したドミトリ・チェルニアコフ新演出より




以前

パルジファルが聖杯城に迷い込むのは、時間軸を無視すれば
「クンドリ、アンフォルタスの救済求める魂が引き寄せた=罪深い父母が
純潔な息子による救済を必要とした」
という解釈が成り立つんだけど
クンドリとアンフォルタスの関係について
ワーグナーは留保条件付きで、『アダムとイヴ』と見ており
つまり、創世記、『原罪』の要素まで取り入れたわけ?
とすれば、終幕後、聖杯城という名のエデンの園出る?
だったら、死を迎えない事になるクンドリは?
やがてパルジファルと共に聖杯城に舞い戻り、ローエングリンの母親かよ?

と書いた
アンフォルタスが脇腹に深い傷を負うのは、魔法のせいとはいえクンドリの誘惑が原因であり
悔悛したクンドリをアンフォルタスが赦すというのはいい
クンドリとアンフォルタスの熱烈抱擁なんて、初めて見たぞ
何でやねん( ´∀`)Σ⊂(゚Д゚ )
どっちが死ぬ?あ、その前に、YouTube終わった!( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)
肝心要の場面YouTube見つかれへん
…DVD買い求め、確認してようやっと、アタシの復活祭ってかい…