mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

死の天使、聖なる悪魔~ブラジルへ行った少年~

…困ったわ、我慢出来ない、やっちまえ~




一昨日、アメブロ別荘から持って来た、【悪党の因果は、超時空をめぐる、御面相にも】
田舎町の郵便局員みたいな地味なアドルフ・アイヒマン
JFK暗殺後、アメリカ合衆国第36代大統領に就任したリンドン・ジョンソン
・その冷酷さから親衛隊の部下たちから「金髪の野獣(Die blonde Bestie)」と渾名されたラインハルト・ハイドリヒ
・画家くずれの鉤十字党元締め、アドルフ・ヒトラー総統閣下
上記3名に似てると書いたわね




名前挙げられた者は無論、閣下当人が聞いたらカッカと怒り出すでしょけど
暇人の間で前々からネタにされているのは




『安倍 ヒトラー
http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%AE%89%E5%80%8D+%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC&ei=UTF-8&fr=mozff
目が腐るし、当所の美観を損ねるため、亡国総理大臣は各自で検索せよ
アベちゃんはトランプと同じく、「強い国を取り戻す」という危険な扇動家の意味合いよ
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/317.html
スローガン政治に洗脳されて現実を見ようとしない反知性主義に陥っている者が占める国
「選んだのは国民じゃないか。こうなったのは君たちの責任だ」と言われたら、真っ先に騒ぐくせにね
自滅したって後悔先に立たずである




しっかしマァ何ですね




『父親はヒトラーの信奉者?俳優ケビン・スペイシーの暗い家族の歴史』
http://kaigainews.info/kevin-spaceys-dark-family-history
父親というが、実は祖父に当たるんじゃ?
彼が演じた歌手ボビー・ダーリンの方か!
年の離れた姉さんが、10代で産んだ子を手元に置くため、祖父母の子となったと聞く
何であれ、総統閣下と全然無関係なのに、似てなくもないのは気の毒な話であるが





イメージ 1

「総統閣下の愛人エヴァ・ブラウンの生き写しの妹であるグレーテル・ブラウンを代理母とし
閣下の凍結精子の人工授精で生まれた娘」
何とも意味不明な噂が飛んだ時期あったほど、メルケル婆よく似ていて、笑うしかおまへん
だって…





イメージ 2

Cloning - The Boys from Brazil
https://www.youtube.com/watch?v=0NruQRHMoc8
Gregory Peck Meets A Boy From Brazil And His Loyal Dogs (The Boys From Brazil)
https://www.youtube.com/watch?v=z7q880Sbobk

監督はフランクリン・J・シャフナー監督の‘ブラジルから来た少年
ブラジルでヒトラーのクローンを再生させようとする科学者ヨーゼフ・メンゲレ
それを阻止しようとするナチハンターのユダヤ人・リーベルマンとの葛藤を描く
1978年10月5日に公開された
日本では劇場未公開となり、翌1979年にテレビ放映された
本作品に対しては公開後、有識者より過度の遺伝子決定論的内容に対し批判が向けられためか
劇場公開時及びTV放送時は存在したラストシーンが、ヴィデオソフトでは削除されている(DVDには存在する)
ヴィデオソフトでは、ヒトラーの遺伝子を持つ子供たちを抹殺すべきと主張するユダヤ人青年に対し
主人公リーベルマンは、子供に罪は無いと言って子供のリストを焼却してしまう所で終わる
オリジナル版では、子供の一人が、自ら撮影したメンゲレの死体の写真を現像し、見て悦ぶ場面が存在する




少年が暗室で写真を現像し、「いい出来だ」と言いながらメンゲレの死を見つめる
目は冷たく光り、口には残酷な笑みが浮かぶ
…アタシが観たのはヴィデオソフトのはずなのに、何で、オリジナル版を知っている?(謎)
ともかく、ホラ話だけどさ、面白過ぎたんだわ
メンゲレ博士とリーベルマンの配役は逆だろと思うもののね
当作品の2年前、ダスティン・ホフマン主演の‘マラソンマン’に出演したローレンス・オリヴィエ
ナチ残党の歯科医が歯にドリルを突き立てて主人公を拷問する場面
どんだけ歯医者恐怖症を生んだやら(アタシも含まれる)
それが今度は、ナチハンターなんて信じられん
もっと信じられんのは、グレゴリー・ペックがメンゲレ博士を演じた事
死期間近のオードリー・ヘプバーンを、合衆国から家族のいるスイスへ送り届ける飛行機飛ばした神さんよ
クローン少年と正反対に善人が目に現れていて、「似合わん」と悩んだのを記憶する




メンゲレ博士自身は興味深い人物である

人体実験

ヨーゼフは実験対象である囚人をモルモットと呼び、加圧室に置く、有害物質や病原菌を注射する、血液を大量に抜く、熱湯に入れて麻酔なしで手術をする、様々な薬剤をテストする、死に至るまで凍らせる、生きたまま解剖するなど、囚人達に致命的外傷を与える実験を繰り返した。

彼はナチズムの信奉者であったが、ユダヤ人に関してはアドルフ・ヒトラーや他の信奉者とは全く違った見解を持っていた。一般的なナチズムの信奉者は社会ダーウィン主義に基づき劣等民族であると考えていたが、彼の主張はエリート層にユダヤ人が多いことから「世界で最も優れた民族はドイツ人とユダヤ人であり、どちらかが世界を支配する。しかしユダヤ人が支配することを私は望まない」という極めて変わったものだった[1]。ただ後年、息子ヘルマンが著したノンフィクション『Vati』の中では、野生生物の優勝劣敗の掟をたとえに挙げて、ヒトラーたちとさほど変わらない優生学選民思想を説いていたという。

メンゲレはまた、双子に特別な興味を持っていた。双子に対する実験は1944年に始まり、メンゲレの助手はプラットフォームに立ち「双子はいないか、双子はいないか」と叫び何千もの実験対象を集め、特別室に収容した。実験のほとんどは倫理を無視したものだった。(後略)

人物


現在一般的に知られるメンゲレの写真は異常性を引き立てるためにやや醜悪に写ったものが使われているが、妻をはじめとして本人をよく知る人物は、メンゲレは背が高くハンサムで親切な人物であったと評している[誰?] 。このことについては実験体となった被害者も認めており、南米の同僚に至っては、アウシュヴィッツでの行為について「彼がやったとは思えない。やったとしたら命令でしたのだろう」と発言している。

戦後ついに死ぬまで逃げ果せた著名な戦犯の一人である。モサドは彼の目撃情報をつかむたびに迅速に動いたが、そのたびにメンゲレは跡形もなく消えていた。これにはナチハンターのサイモン・ヴィーゼンタールも「あと2年もあれば彼を捕まえられたのだが」と舌を巻いた。
存命中に息子をブラジルへ招待しており、当時の写真は現在も残っている。このことについて息子は「警察に引き渡すなんてできなかった」と語っている。息子が人体実験について父メンゲレに質したところ「息子よ、お前も新聞に書かれていることを信じるのか。全て嘘だ。お前の母に誓って言おう。決して人に危害をかけたことなどない」と答えたという。

Wikipediaヨーゼフ・メンゲレより引用 )

ちなみに、サイモン・ヴィーゼンタールが、リーベルマンのモデルと思われると記しといて




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[NHD'09] Josef Mengele: Angel of Death
https://www.youtube.com/verify_controversy?next_url=/watch%3Fv%3DT-DK2RVy21s
双子マニアっぷりたるや、夜寝られないくらい怖さと同時に
「メンゲレは背が高くハンサムで親切な人物であったと評している」、[誰?]とな?
では、メンゲレの秘話を二つから、各自で推測して頂戴





イメージ 3

アンネ・フランク 最後の七カ月’(ウィリー・リントヴェル著)
隠れ家での逮捕後、ベルゲン・ベルゼンでの死まで、アンネに何らかの形で関わった6人の女性
『6人のアンネ』の証言と自分史を編纂した本




6人目のアンネ、ロニー・ファン・クレーフによれば




ビルケナウ収容所の病人バラック
両親をすでに殺された8歳くらいのポーランド少女は恐らく、全生涯をゲットーか収容所で過ごしており
自分の運命を知っていた…やがて火葬場送りになる、それは避けられない事だを
病人バラックで看護婦として働いていたポーランド女性たちが何とか助けようと試みるも
賄賂も何も通じず、メンゲレ博士は少女を選別リストに載せてしまったのみならず
選別した者をドイツの軍用自動車に乗せる時、少女を高く抱き上げ、キスをして車に乗せた






ビルケナウ女子音楽隊生存者の一人であるファニア・フェヌロン回想録によれば




音楽室に入って来たメンゲレの姿を見て、思わず身繕いする隊員がいた




楽団指揮者であった、高名なヴァイオリン奏者にして作曲家マーラーの姪であるアルマ・ロゼ
1944年、食中毒とも収容者による毒殺とも取れる死を、37歳の若さで遂げた
アルマはユダヤ人収容者ながら、SS親衛隊からも一目置かれ(尊敬され?)
アウシュヴィッツの町中から集めたかの多くの花に飾られた告別式が設けられた
音楽棟を訪れたメンゲレ博士に至っては
音楽室の壁にアルマの腕章と指揮棒を掛け、「死者へのはなむけに」




‘マイ・ファーザー 死の天使’(2003年)
http://movie.walkerplus.com/mv35236/
https://www.youtube.com/watch?v=k6pQKM7sQ8w
「人殺し!父親が人殺しなら息子も同罪だ!」
ドイツから遠く離れた地に身を隠す父親と接触を持たずに育った
父親は、ヘルマンの想像を遥かに超える有名人であった
メンゲレの居場所を知っていながら警察に通報しなかった事に非難の声が集中した
学校で壮絶ないじめに遭うほど、ヘルマン自身は父親の名前が十字架となっている
真実を知る事で、血の繋がった父親を理解したいと望む息子に対し
自分は決して間違った事はしていないと主張する父親
父子の対話は平行線を辿る一方で、ヘルマンの心は次第に絶望へと変わって行く




蛙の子は蛙なれど、家族や民族の血統が絶対じゃないのは救いだよね