mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

All the Kings Men. 従って、臣下は決して、裸の王様であってはならぬ

今朝フッと思い出した映画、何だと思う?





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新聞記者のジャック・バードンジョン・アイアランド)がウイリー・スターク(ブロデリック・クロフォード)と初めて会ったのは、ウイリーがメイソン州の会計主任だった頃である。彼には学校教師をしている妻ルーシー(アン・シーモア)と、一人息子のトム(ジョン・デレク)がいた。実直な下級役人だったウイリーは、メイスン市に新しく建築された小学校の校舎建設に不正を見抜き、それを激しく批難したことで、人々の注目を集め始めた。そして彼の言う通り、避難訓練の最中に、欠陥のあった壁の崩落事故があり、数百人の死者を出す大惨事が起きたため、彼の人気はますます大きくなっていった。ウイリーは、最初の州知事選に敗れたのを機に、苦難の末、弁護士になっていた。だが人々は彼を忘れなかった。「信頼できるウイリーを知事に!」の声は高まり、遂に彼はメイスン州の知事になった。選挙戦は苦しかった。中でも秘書サディ・バーグ(マーセデス・マッケンブリッジ)とジャックの活躍は目覚ましかった。ジャックは新聞記者を辞め、ウイリーの参謀となっていたのだ。そうしてウイリーが知事となって数年が過ぎ、メイスン州におけるウイリーの権力は、絶大なものとなっていた。今や彼は王の様に民衆の上に君臨していた。ウイリーがあれほど忌み嫌っていたはずの汚職、ワイロ、恐かつ等に自身の手を染め、派手な女性スキャンダルも公然と口にされるようになっていたのだ。いつの日かそれは、。そうしてついに州民から絶大な信頼を寄せられている判事が、ウイリーの政敵を支援する声明を発表した。折も折、今ではフットボールの花形プレイヤーとなった息子のトムは飲酒の上で交通事故を引き起こし、同乗していた若い女を死なせてしまった。数日後、事故死した娘の父の撲殺死体が発見されたことによって、ウイリー糾弾の声は最高潮に達した。窮地に立たされたウイリーは、まず判事を味方につけるための策略をめぐらす。判事の昔のスキャンダルを暴いて恐喝めいた条件を示して味方に引き入れようとしたが、潔癖な判事は自殺してしまった。「善は悪の上に成り立つ」というウイリーに嫌気がさしたジャックは、彼の許を離れる決心をするが、恋人のアン(ジョアン・ドルー)がウイリーの愛人であることを知り愕然とする。ジャックの友人でアンの兄であるスタントン医師(シェパード・ストラドウィック)は、ウイリーの要請でメイスン市の病院長となったことを後悔していた。そうして敬愛する判事を死に追いやり、妹の純潔を奪ったウイリーに憎しみをつのらせていった。やがて、委員会が開かれている議事堂に、2発の銃声が響き渡った。大きな悲憤に襲われたスタントン医師の射った銃弾が、ウイリーの野望を砕いた一瞬だった。

( Movie Walker:オール・ザ・キングスメン[1949年]より引用 )
1908年(明治41年)3月16日、アメリカのニューヨークで生まれる。

貧困家庭で育ち、ボクサーなどの職を転々としつつ学費を稼いでニューヨーク大学で学ぶ。卒業後、理想家肌の作風でブロードウェイの舞台演出家や脚本家として頭角を現す。この当時はアメリ共産党員としても活動していた(1945年脱党)。

ロッセンはコロムビア映画に移籍し、1947年(昭和22年)に、自らの経験を活かし、ボクシングに題材を取った『ボディ・アンド・ソウル』で監督業に進出した。2作目の『オール・ザ・キングスメン』(1949年)は批評的・興行的に成功し、第21回アカデミー賞で本命視される。授賞式直前に、彼が共産党員であった過去が下院非米活動委員会への召喚によって明らかとなり、ロッセン自身は監督賞や脚本賞を逃す。同作は作品賞・主演男優賞・助演女優賞を得て辛勝したが、これ以後ロッセンは自由な映画作りが不可能になる。

1951年(昭和26年)の非米活動委員会で証言を拒否し、一旦映画界を追放された。苦悩の末に転向し、1953年(昭和28年)の委員会では多数の党員の名を証言して以後、ニューヨークやヨーロッパ、中南米を映画作りの拠点として、二度とハリウッドには戻らなかった。

Wikipediaロバート・ロッセンより引用 )





秘書を演じたマーセデス・マッケンブリッジ=悪魔パズズの声
エクソシスト’(1973年)に於ける「真の主役」よ
https://www.youtube.com/results?search_query=mercedes+mccambridge+exorcist+voice
余談を先に書いといて




主演のブロデリック・クロフォード
「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね」、‘人間の証明’(1977年)に出演してたわね

今朝思い出した理由:「ニューヨークの不動産屋に、ちょびっと似てる」
トランプよりゃ知性感じさせるけど~

引退後ボケたレーガンと対照的に、現役ボケが合衆国大統領就任とはね
世界の終末も近いのやらと感じた週末にあって
任期満了出来ない大統領の法則が当てはまるらしい?
「かれこれ40年ぶりの大統領狙撃見られるかも」と絶賛期待中である





良識ある人々の批判の的となって行く一方、無知蒙昧な庶民の支持が続くスターク
虎視眈々と当選を狙う田舎の政治家志望であっても、良心を持ち合わせていたろうに
いざ権力の座に着くと、良心が麻痺してしまい、忌み嫌っていた事すら平気となってしまう人間の弱さを示す
「善は悪の上に成り立つ」というなら、逆も然り
スタントン医師が落命する間際、民衆に「スタークの真実」を伝えるよう言い残したと記憶する
正義を求め、悪を白日の下に晒したければ、生命を賭けるしかあるめえってか




…ますますもって、21世紀初の合衆国大統領狙撃への期待が高まるぜ
人間、無教養はまだしも、それを補う知性持ってないのはアカンのに
就任式前、支持層へのインタヴューの中に、経済手腕に期待するとの白人ねーちゃん見られた
不動産転がす手腕と、世界中に影響及ぼす国率いる手腕は別物だろっての
思わず、糞フェミニズム撲滅の意味で、無能女に一切人権認めるなとトランプ支持したわ
それはさておき、トランプが当選したら、イスラエル辺りがやばい具合になるんじゃなかった?
難しい事わかんないけど、トランプの公約通りに進むと、大統領が自国民を危険に晒すんでしょ




タクシードライバー’(1976年)、40年後の現代に置き換えられる
財産守りたい中流階級は言わずもがな、労働階級の白人層にも不満が募る現代アメリカ社会
弱者、移民などの「非アメリカ人」への厚遇
支配層であるはずの白人が恵まれないと感じる空気
トランプ当選させた一因でしょね
8年間も黒人に我慢から解放されたら、次は女に我慢するなんて耐えられないもあろう
トランプ支持層というのは「異物」の差別、排除という意識より、変な正義感持っていたりするタイプであり
ロバート・デ・ニーロが演じたトラヴィスも間違いなく当てはまるものの




「我々は今、歴史の十字路に差し掛かっています
我々はあまりにも長い間、間違った道を歩んで来ました
それは我々を戦争に、貧困に、失業に、そしてインフレに導いた道でありました
我々は今、曲がり角に差し掛かったのです」
‘We Are The People.’(我々こそ真のアメリカ人)」を掲げて立候補したパランタイン上院議員
「今や自分の人生が唯一つのの目標に向かって突き進んでいるのがハッキリわかった
俺には他の道は残されていない」
正義感が別の方向へ向かえば、反トランプ系トラヴィスがいずれ出現して狙撃したりして




あ、そーだ…




大統領就任式に、ボディコン姿で登場したメラニア夫人
済まんね、トランプの嫁いうと、アタシゃまず、イヴァナを思い出すんだわ

トランプと離婚

1990年、夫ドナルドとモデルのマーラ・メイプルズとの浮気が発覚。1992年に正式に離婚するが、慰謝料を巡って裁判で泥仕合となり、衆目を集めた。正確な金額は定かでないが、彼女のこれまでの会社への貢献度を加えられ、2億ドルの現金、14億ドルの土地(コネチカット州)、フロリダ州パームビーチにある邸宅などを受け取ったとされる。マーラ・メイプルズは若い頃のイヴァナに似ているということ、離婚訴訟と並行してのドナルドの破産も大きな話題になった。

Wikipediaイヴァナ・トランプより引用 )

パスポートを得るため、オーストリア人のスキー選手との結婚歴を持つ
自称・札幌五輪に於けるチェコスロヴァキアアルペンスキー補欠選手をね




現嫁は現嫁で

1970年に当時のユーゴスラビア社会主義連邦共和国(現在のスロベニア)で、スロベニア共産主義者同盟共産党)党員で国営自動車企業で働く父と子供服メーカーで働く母の家に生まれる。

リュブリャナ大学を一年で中退後、モデルとして活動していた。1990年代半ばに渡米。2001年にはアメリカの永住権を、2005年1月に90年代に知り合ったトランプと結婚し、翌年の2006年にはアメリカの国籍(市民権)を取得。結婚式にはトランプが過去10回献金してきたヒラリー・クリントンビル・クリントンクリントン夫妻が主賓で出席した。

2016年11月8日の大統領選挙で夫のドナルド・トランプが当選を果たし、ファーストレディになることが決定した。外国出身のファーストレディは旧宗主国のイギリス出身のルイーザ・アダムズに次ぐ史上2人目で190年ぶり(被植民地国以外としては史上初)である。

Wikipediaメラニア・トランプより引用 )

今年で47歳迎えるにしては若くて美人
ホントに若い頃なら、何もワザワザ、二回り年上のバツ2野郎を選ぶ必要あるまいて
大富豪と結婚すれば、永住権や市民権の獲得が早くなると計算したのかえ
…と、現在過去未来に於いて疑り続けるアタシである




トランプの移民対策
中米からの不法移民の取り締まりに積極的な姿勢を示し、シリア難民の受け入れにも反対している
移民に対するドイツのWillkommen !が厳しい状況にある時世柄、わからなくもない
ただ移民といえば、白人であろうと、何らかの制限設けたっていいよね




ロバート・レッドフォード主演の‘候補者ビル・マッケイ’(1972年)
来たる上院議員選挙に於けるカリフォルニア州選挙区の民主党候補者
前知事のジョン・J・マッケイの息子で弁護士のビル・マッケイ
優秀な選挙参謀が付いて選挙運動を展開するが
対抗馬である共和党のベテラン議員クロッカー・ジャーモンの熟練した戦術に苦戦する
当初は理想に燃えていたビル
次第に清濁混ぜ合わせて呑まなければならないという政治の現実を痛感し、否応無く歯車に巻き込まれて行く
‘What do we do now ?’(次はどうしたらいいんだ?)

ド素人が後悔したって、時すでに遅し

ま、人は痛い目を見て初めて、己の愚かさを思い知るように出来てるもんだけどね




トランプ就任式前に行われた、著名人たちによるデモ騒動
「もう決まった事」「無駄」「自分たちが決めたシステムに従えよ」「投票した者の権利は?」etc.
合衆国の実質的植民地である日本に数多く聞かれた
これもわからなくないが




「君の意見には反対だが、君が物を言う権利は死んでも守る」
意見の正否さておき、発言を許し、必要とあらば対話する
それが民主主義の基本忘れるんじゃないよっての
知名度利用して選挙出馬する、これと確固たる政治信条持たないタレント等少なからず
居酒屋やタクシー運転手でなくたって、政治・宗教・野球の話題がアウト的な世界
「人の価値観はそれぞれですから」を盾にして、発言や対話を拒否する
自画自賛、自己陶酔、美辞麗句に耽溺する基地外を見抜けず、長いものに巻かれ、右へ倣え!



  
出る杭を打ちまくり、本音隠して適当に合わせ、なあなあを善しとする国が未熟である
不利に陥ると大騒ぎする日和見主義者こそ、発言と行動の権利なんて認められない低脳なんだよ
海外新政権が決まると、親日反日か、自らの外交手腕でなく損得勘定的な判断基準だしね
https://matome.naver.jp/odai/2141400785223122501
南海トラフどころじゃないカルデラが、東京五輪開催中に発生したら、世界中が大迷惑の心配と一緒に
沈没する時は、宗主国より無残な姿で沈没する覚悟決めとけ