Hatenaの元Yahoo!クラシックカテゴリさんの所で、昨日になって初めて知ったコト
www.bayreuther-festspiele.deontomo-mag.com
思わず
ニーベルングの指環四部作をコラージュしてしもた
第二次世界大戦後に再開された1951年以来、延々と続いているバイロイト音楽祭
今年は祝祭劇場無けりゃただの田舎町であるバイエルン州オーバーフランケン行政管区の郡独立市の夏となる
作曲家の曾孫娘カタリーナ踏んだり蹴ったり
「なお、今年予定されていた《ニーベルングの指環》新制作は、リハーサルの都合により2022年に延期される。」
前演出が2017年に終了と、5年も空白生まれるじゃん
バイロイトには新演出の件あるから早々と中止決められた様子
ま、カタリーナも、「コロナさん有難う♪」と感謝しとけ
名前忘れた次の演出家は今年まだ30歳くらいの若さと余裕かませる
今年だと青臭い面が再来年に熟成されるの方向で~
日本の皆様もバイロイト中止に感謝しましょね
年末恒例のNHK-FM放送も中止なら、アタシが♪ジークフリート聴いて地震起きる心配が、今年は無いw
コラージュ画像が、阪神淡路大震災の元凶よ
1988~1992年まで上演されたハリー・クプファー演出の指環
途中にまさかの東西ドイツ統一なので、初年度の内容から微妙に変更加えられたようだけど、俗称「チェルノブイリ・リング」
太陽が照らない漂流教室みたいな世界を舞台に描かれる
一説では
1976~1980年に上演されたパトリス・シェロー演出の続編的演出に位置する
シェロー演出を端的に評せば、「産業革命が必ずしも幸福をもたらさなかった近代文明の終焉」
終焉の炎から逃れ、放浪を経た特権階級として現れるのが、クプファー演出のヴォータン率いる神々
原初の神々のうち、智慧の女神エルダ及びエルダの見た夢を未来として織りなす運命の女神三姉妹も現れる
何にせよ、クプファー演出では、一度滅亡した後の世界が描かれる
日本でも、1997年に♪ワルキューレ単独、2002年に四部作全曲が上演されたベルリン国立歌劇場版
これ確か「インターネット・リング」と、同工異曲ながら「チェルノブイリ・リング」から時代が進んでいる
バルセロナ・リセウ大劇場収録の映像も暗いが、NHKホールで観た時も暗い舞台だった
♪ラインの黄金幕切れ、神々が新しく手に入れた居城ヴァルハラにエレベーター乗って入城も変わりない
ヴォータン一派に決して同調しない火の神ローゲが「滅亡に向かって…アフォか」も同じ
モーリス・ベジャールのバレエ版指環は最後、ヴォータンを除く神々が解脱し、ヴォータンはまた次の世界に進む
とどのつまり、世界に「学習能力」が備わっておらず、興亡の歴史は延々と続くってか
何が言いたいかって?
本意はアタシの性格悪さを知る皆様お察しの通りw
今言いたいのは
指環の演出な、世界合計もお4個に絞ってエエんちゃう
シェロー、クプファーの新旧演出、それと
作曲家の孫息子ヴォルフガングが「ネズミ~の世界と同じで奥行きが無い」と評したが
余計なコト考えず鑑賞するのに最適な、台本ト書き通りに描かれるオットー・シェンク演出の「ピクチャーブック・リング」
これら4個を、解脱させず、延々と繰り返したら十分という結論に至った
ヴォルフガングの馬鹿娘の上級国民系鼻っ柱を完膚無きまでにヘシ折ってやりたいまで
音消したら何やってるかわからん似非インテリの自己陶酔舞台ウザイんじゃ
シェローやクプファーの舞台は音消しても指環知識を持っていれば、音楽と乖離していないがわかるもんね
あ、記事題名にある「歴史の道」
「チェルノブイリ・リング」が描かれる舞台装置からパクッタ
奥行30mくらいある長~い道よ