mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

メッチェン(乙女)の祈り


ワーグナーの聖地バイロイト音楽祭で、1989年初演のプロダクションを1998年に収録したものの幕切れです
クラシカジャパンでは何回も放送されてるのに、DVDは待てど暮らせど発売されません
トリスタンとイゾルデ(1995年)、♪神々の黄昏(1997年)と先に収録されたものと、
ニュルンベルクのマイスタージンガー(1999年)と後に収録されたものは、とうに発売済み
はよ出せ
出してくんないよって、てめえんちにYouTubeペタリしたので我慢するしかねえやんか

ところで、欧州の音楽祭では、一部を除き、やはりお出かけの服装はそれなりに気を使うようで

バイロイトと聞くと、2003年の♪タンホイザーに、シュレーダーのおっさんから招待された小泉の純ちゃんが、
猛暑にかかわらず三つ揃えでキメてきたので、他の日本人のお客からクスクス笑いされたそうな
それはちとカワイソウやないですかねぇ。一応の礼儀を守られたんですぞ

↑の♪パルシファルの年、キャミソール姿で訪れたおネエちゃんよりゃ。。。
むしろ下着姿以上に恥ずかしいと思いますが、どーなんでしょ
単にTPO知らんだけにしても、街中で「おネエちゃん、ナンボや」と聞かれたら、どーするんでしょ

パルシファル第2幕には、花の乙女なるおネエちゃんたちが歌い踊る場面があります
いざという時は、賑やかしに役立つ…はありませんな、やはり
題名役のテナーがオンナ好きであれば、そちらの方面では需要あるかもしれませんけど
事実、舞台上では花の乙女の誘惑にピクリともせんかったパルシファルが、
舞台裏では口説き嫁にしたという話が2件あるのです

ナニ言いたいんや?
「社交の場であっても、いえ社交の場であるからこそ、紳士の皮をかぶったオオカミがいるかも」ですかね

日本にも音楽祭はワサワサあるものの、オトナが楽しむための環境整備は未だし故なのです。でしょうか?