mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

さすらいの後悔

イメージ 1

隣通りだが水路挟んで真裏のオバちゃんが持って来てくれた来年カレンダー




オバちゃんちは昔、ワ~♪キャ~☆賑やかだった三世帯同居
現在、普段は静まり返ってる理由:「息子が横浜在住であり、オバちゃんの独居だから」
オバちゃんち玄関から見て筋向いには、ジジババ二人暮らし家庭
アタシの小中学同級女子実家で、看護師となった娘はマンション暮らしするおひとり様
…パパンママン非常事態発生時どーするのか気になるわ
ちなみに、やはり看護師でマンション買った、丁目の違いで何番は同じ子の場合
40代での初婚前に、実家にパパン一人で、その後実家処分されており
亭主が嫁名義に転がり込む形でなけりゃ、離婚しても住む場所確保と言える




オバちゃんとはお互い、「家の中で倒れて、干からびた遺体で発見されたくないわな」
2019年を考えてみ
見かけの繁栄に騙されるな
現代ニッポンは全て、アベちゃんが主催する虚栄の市
消費税10%が決定済みに加え、詳細書きたくないほどアベちゃんの外道ぶりが炸裂だらけの予定よ
長生きするのも大変だね~と意見一致した




長生き、ね




【意味怖】うらしま
「浦島」と漢字で書けば、話の中身わかるでしょ
【解説】

語り手は溺れてしまったことにより、

植物人間となってしまった。

そして、目が覚めた時には

すでに20年ほど年が経っていた。

『見知らぬおばあさん』

はお母さん。

20年も植物人間になっていても通い続けるお母さんの愛…
ママンの愛?
自己満足という見方も出来るぞなもし
死へと向かう漂流みたいな長い航海で、一度開始したら簡単には下船出来ないのに
看病や介護はある意味、される側の意向より、する側の自己満足が優先の面持つでしょ
植物人間的な場合、意向を聞くとか無理とはいえ
だからこそ、条件と制限を設けた上での安楽死選択要るんじゃないかね
江戸川乱歩の‘芋虫‘みたいに、意識だけ正常というのは地獄やぞ




…亀の甲より年の劫
思い立ったら、検索したり、写メ撮ったり、すぐ調子に乗るもおじき53歳だからねw↓

イメージ 2

イメージ 3

ウディ・アレンが日本のテレビCM出演したの知ってる?じゃなくて
Loliだった彼の4番目にして莫大な遺産貰った29個下嫁のリン・フレデリック

イメージ 4

熱愛 A Long Returnning (1975年)

小さなコンサート会場でアナ(リン・フレデリック)は、思慮深げにおちついた雰囲気の中にどこか寂しげな影のあるデビッド(マーク・バーンズ)に出会う。そして、アナの若さは彼に近づく事をそんなにためらわなかった。デビッドを建築家と知ったアナは、祖父より譲られた地中海の入江を見おろす土地に別荘を建てることを思いついた。そんなアナの心を知らず、出かけていったデビッドは、仕事先でこの事情を初めて知り、土地持ち娘のわがままと誤解して傷つく。だが、一途に彼を想うアナの瞳にいつしか心はなごみ、やがて2人は愛しあい結婚式をあげた。幸せな新婚旅行、しかし不吉な影がさしはじめる。近ごろ物忘れが激しくなったアナは、ある雨の晩、昏睡状態に陥った。神経組織をおかされて、植物人間として生き続ければならないアナ。でも彼女を愛するデビッドの献身は続いた。40年の歳月が流れた。老いたデビッドの前に突然目ざめた昔のままのアナ。ようやく2人の幸せが訪れた。愛を確かめ合う2人。しかし、運命は皮肉だった。デビッドが老衰で死んだのだ。何のための人生?涙ぐむアナは、やがて涙をぬぐい力強く生き抜く決心をするのだった。

https://movie.walkerplus.com/mv11569/




スクリーン誌で採点した双葉十三郎爺さんの評を思い起こすと
・男は老いる一方、女は少なくともお目覚めになるまで若いまま
眠れる美女がパッチリ開けたお目々の前に、亭主とはいえ未知との遭遇であるヨレた爺さん
・爺さんが老衰で逝くのを見計らったみたいなタイミングでのお目覚め
・哀悼の意を紅涙で表すものの、「次行こう、次」「アテクシまだ超若いし、若いイケメンを~」が感じられるような
不老不死の秘薬が存在し、男女揃って若いままならいざ知らず
結局、男の自己満足に終わるてな話じゃん



1935年~1975年で考えてみたって、世界史どんだけ動いて変わった?
40年も寝てたら空白期間埋めるだけで骨折るんじゃないのと余計お世話して




当記事題名のネタ元、リンちゃんファンだったら即わかるよね


‘さすらいの航海’(1976年)をヒネった
 
 
 
 
元弁護士夫妻の娘アンナと恋仲になった船長付きスチュワートのマックス(マルコム・マクダウェル)が
鉤十字ドイツから国外放逐されたはずの船がハンブルグに戻っている事を、乗客に知らせた
ドイツに送り返されたら、ユダヤ人全員の強制収容所送りが見えている
マックスも実はユダヤ人で、絶望し、アンナと共に命を絶つ
 
 
 
 
この映画が実話に基づく事は以前に書いてるね
アンナとマックスは、架空の人物だ




が、彼らと似た若者が、この世に全く実在しないと言い切れまい
 
 
 
 
ドイツ客船SSセントルイス号の乗客数、937
ユダヤ人でない乗客も少数ながらいた
英国に入国を許された後
ベルギーに214人、オランダに181人、英国に287人、フランスに224人が保護される
乗客数と合わないのは、保護された乗客がユダヤ人を指すためだろね
英国で下船した者以外、やがてナチスが進める「最終的解決」の犠牲者になるが
正確な数わからないものの、生還果たした者は少なくない
 
 
 
 
筆者忘れたけどスクリーン誌に、アンナとマックスが早まったという指摘が見られた
アンナとマックスが実在の人物であったとしても、戦後まで生き延びる可能性あったと言いたいんだよ
老若男女の誰が逝って良い悪いなんてのは無いがね
20歳そこらの若さが、生き残る可能性と意味合いを考えず、希望捨てるのは勿体無い
逝った後、船の行く末をあの世のアンナとマックスが知れば、当記事題名通りじゃないかい