mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

Glück auf Zukunft:「埃まみれの誇りを分かち合う仲間」

時代の移り変わりを見てボケ老人気分真っ最中でやんす↓

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2018.11.21
ルール地方最後の炭鉱に別れ

ボトロップにあるルール地方最後の炭鉱が12月21日、ついに閉鎖となる。ボルシア・ドルトムントではこの機会を利用し、炭鉱夫たちがこの地域のためにしてきた功績に感謝の意を示したいと考えている。「サッカーと同様に、この地域で名を成してきたのが炭鉱だ」とハンス・ヨアヒム・バツケCEOは話した。「ルール地方の歴史あるクラブはすべて、石炭と鉄によって築かれた。我々が分かち合う文化や連帯感を語るときに欠かせないのが石炭や鉄であり、サッカー、そしてビールなのだ」

2018年最後の試合で、BVBはボルシア・メンヘングラットバッハとホームで対戦することになっているが、その試合で選手たちは“ダンケ・クンペル(仲間よ、ありがとう)”と書かれたユニフォームを身につける。メインスポンサーであるエボニック社のロゴの代わりに、そのメッセージを入れ、炭鉱文化へのサポートを示すのだ。「炭鉱の閉鎖は、ある輝かしい時代の終わりを意味する」とバツケCEOは続けた。「ルール地方を世界有数の生産性の高い工業地域にし、第二次世界大戦後のドイツを再建し、そして世界中から何百万人という人々をこの地域に平和的に融合させたもの、それが炭鉱だ。これらのどれを取っても、炭鉱なしにはあり得なかった」

“ダンケ・クンペル”運動は、“グリュックアウフ・ツークンフト(未来への希望)”と題したキャンペーンの一環として行われる。このドイツ炭鉱産業の終焉を記念し、いくつかのイベントが行われることになっており、RAG財団、RAGカンパニー、エボニック・インダストリーズ、IGBCE(鉱業化学エネルギー労組)が、ルール地方のドイツ炭鉱産業の功績や遺産やしのぶべく団結する。“グルックアウフ・ツークンフト”キャンペーンは、2018年12月21日にフランツ・ハニエル坑道で行われる最終イベントで終結する。

http://www.bvb.jp/news/%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%ab%e5%9c%b0%e6%96%b9%e6%9c%80%e5%be%8c%e3%81%ae%e7%82%ad%e9%89%b1%e3%81%ab%e5%88%a5%e3%82%8c/




現代の社会科教科書にも、ルール工業地帯の記載あるの?

アタシが習った40年前後昔のルール工業地帯はね、メッチャ現役!





ルール地方を世界有数の生産性の高い工業地域にし
第二次世界大戦後のドイツを再建し
そして世界中から何百万人という人々をこの地域に平和的に融合させたもの
それが炭鉱だ
これらのどれを取っても、炭鉱なしにはあり得なかった」




30年前、NHK総合放送での海外ドキュメンタリーに、移民労働者差別問題番組が取り上げられた
不況下の西ドイツに於いて、トルコ系が標的となったのよ
好景気で調子こいてる時期に、Willkommen♪貢献して頂けたら弾むもん弾みまっせ☆、何処の国やねんな
親がドイツ語不得手なままやったら、子供というドイツで生まれ育った通訳要るやろぉ
(日韓W杯で人気沸騰したイルハンがまさしくそれに当てはまり、親が銀行に用ある時など同行したそう)




という具合に
世界中から何百万人という人々が集まる地域に何の軋轢起きなかったわけじゃないが
mathichenさんのドルトムント、糞シャルケゲルゼンキルヒェン他、炭鉱町が移民に支えられ
町の数だけサッカークラブと歌劇場が存在するドイツだもんで
当然、炭鉱町含む労働者階級町からサッカー選手が輩出され

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自国W杯では、↑は大会前のアメリカ戦招集メンバーだけど、ヒゲの総統閣下気絶する多国籍軍にまで至った
白人だってさ、クローゼとポドルスキは、ポーランド系移民じゃん
本大会に招集されたノイヴィルも、フランス系スイス人だ
ついでに、カーン、見る目が見ればバルト三国系の顔がわかる
(事実、父方の祖母ちゃんがラトヴィア美女)
黒人選手も
http://www.bvb.jp/news/%E3%82%AA%E3%83%9C%E3%83%A2%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%81%8C%E5%86%8D%E3%81%B3bvb%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AB/
オボモイエラ、それと、本大会に招集されたオドンコール
この2名は父親がアフリカ系移民労働者であり、そっちでの代表選択可能なのに、母親の国を選択した
トルコ系で言えば、エジルケディラなどね
日韓世代のトルコ系は、ドイツ選択する意思持っていても、上がつかえていたり他により厳しく、トルコ選択
2006以降、エジルvsシャヒンつまりトルコ選択の諍い起きるくらい、ドイツ選択しやすくなった




ドイツには現在も尚、右手挙げる石頭といったキナ臭い輩の問題が多いながら
国の心臓部と言えるルール工業地帯が、バツケCEOの指摘通り、多種多様な人々を融和させたんだよね
ルール地方から炭鉱町が消滅するなんて寂し過ぎる




都市国家の名残り持つ国や地域って、おらが町対決、何とかダービーが盛り上がるでしょ
時代が移り変わったって熱気まで変わらないけど
工場労働者のあんちゃんが薄給からチケット代やりくりし、週末に怪気炎上げる世界が好きなのよ
英国で言えば、リヴァプールvsマンチェスター・ユナイテッドのナショナル・ダービーかね
ドイツなら、BVBと糞シャルケのルール・ダービーに決まってる
バイエルンとは?
BVBと糞シャルケ共に、乙に澄ました王国には
ドルトムントの前置詞、ボルシア、これはプロイセンを意味する」
カタルーニャvsカスティーリャバルサvsレアル、そっちの意味で血が騒ぐと説明して




世界に誇れる歴史を築いたルール地方から炭鉱町消滅後も
団結と連帯の意識を保ち、血の雨降らん程度のおらが町対抗戦を続けて欲しいもんだ




最後に、どーでもイイけど


ダービーで、守護神がヘディング決めて、そんだけで笑えるものを
ミラン経由とはいえ、隣町守護神になるとか、レーマン頭湧いてたのやら
味方サポーターから死ぬほど野次浴びせられたものの、血祭りに上げられるまで行かずヨカッタね




というより




1997年の旧UEFA杯決勝、そこでもレー様がインテル相手に得点決めた
UEFAスーパーカップが、1999年でなく1997年に、CL覇者vs現EL覇者に変更されていれば?
欧州戦線でのルール・ダービーが実現していた
もしも、そこでまたまたレー様がであれば?
BVBサポーターも相当頭湧いてるから、想像するだけでおぞましい惨劇が起きたかも
BVBがカップウィナーズカップ覇者に負けたおかげ様により世の平和が保たれたと言えよう
尚、BVB泣かせたのは他ならぬクラブ以上のクラブ、さようバルサであった