mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

生徒諸君!の段階で、幅広い社会経験値が備わる場所

どっかの先生、御返しは来年までお預けよ(理由は自分の胸に手を当て考えてみよ)




今朝横になりながらタブレットで読んだ記事に
『中学受験しないで良かった?大人になってわかる公立中学に通うメリット』
https://www.moneypost.jp/248845
時々、文化人が「自動車免許試験場には、普段接することがないようなありとあらゆる種類の人がいる」みたいなことを言います。それこそ金持ちも貧乏人もホワイトカラーもブルーカラーも無職も社長も誰もが集う珍しい場所、という意味でしょう。

確かにいろんな店にしても、なんとなく似たようなクラスタの人が集う店というのはあるわけで、居酒屋やバーひとつとってもなんとなくそこに来る人々の種類は分かれている。試験場はそういった無意識の内に作られる「分断」がないという意味ですね。

大学に行く者は私の時代では多分全体の20~25%、多くが高校卒業後に働き始め、20歳ぐらいで中学時代の同級生と結婚したり、というのもあります。

20歳を過ぎると通常は同じような境遇の人しか合わなくなるものです。現在私が属するITやマスコミの業界については、多くが「大卒」「東京都心の生活に慣れている」「私服で仕事をする」「ちゃらい」「稼ぎはそこそこ」「新しもの好き」となります。だから、打ち合わせをしても案外似たような企画が出てきて、結果的に繰り出す企画もどこか似たような発想のものになりがち。

もしかしたらとんでもなく全体から考えれば的外れなものになっているかもしれない。「世の中には多種多様な人がいる」という当たり前のことを普段の仕事をしていると忘れがちです。

もしかしたらお子さんが中学受験に失敗し、地元の公立中学に行くことになるかもしれません。でも、公立中学に行くと様々な家庭環境を見ることができますし、それこそ「運転免許試験場」以上に多種多様な人と日常的に接することになります。そうすることによって「人間」を理解できるようになるのは、人生にとって必ずプラスになります。長い目で見れば公立中学は悪い選択ではないと今になってしみじみと感じます。
抜粋してみた
本当の意味で頭の良い書き手だね




とある医者先生がアタシに、公立と私立の授業内容格差を嘆きながらも、息子を公立に行かせてると語った
私立選択する絶対的な目的と事情無いのだったら、ジジババから借金してまで行かせる必要あるまい
イイ学校に拘る親ほど、豚児の成績悪いと、学校の責任として騒ぐモンペと相場決まってる
高学歴高収入母親が、専業主婦に集中出来る本物セレブママ連中に圧倒されて凹んでるという話もある
夜遅くまで仕事しての帰りに寄る居酒屋で、「イイ学校でないと」、如何にも頭悪いダミ声主婦に聞かせたいわ




公立中学に通うメリット
それで思い出したのが↓
https://blogs.yahoo.co.jp/borussiamagdala/archive/2015/10/04





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ナッキーが青森から東京の聖美第四中学校への転校何日目かに、医者の跡取り息子・田村君を凹ます場面よ
都内でもそれなりに高度で授業も進んでる学校なのに、田舎者が、学級委員長より優秀な成績収める
ナッキーが毎日急ぎ足で下校する事を、何人も家庭教師つけてガリ勉してるんだろとの嫌味に
・世の中自分一人で回ってると思うな
・勉強なんてやりたきゃ何処でも出来る
井の中の蛙に何人も家庭教師つけたって無駄
たかが中坊の短慮を喝破した




田村君にはこの後、体育祭前、医者になるのだったらひ弱じゃダメと大説教される場面が見られる
真摯な表情で迫るナッキーには

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あやとり得意な姉さんいるのはわかっているが

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急いで下校といい、秘密がいろいろ隠されるよう
最大の謎と言える場面が、授業参観日だった
お抱え運転手が扉を開く外車から現われる上流婦人に、ナッキーが、「おーい母ちゃん」
ナッキーって、お嬢様なの!?」、田村君含む悪たれ団ワケワカメ唖然呆然
ナッキーの住所がわかったので、ナッキー以外の悪たれ団揃って偵察に行った結果

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病院の息子:家族は6部屋
酒屋の息子:店入れて5部屋
洋装店の娘:小さい店であり、部屋なんて4つ
国鉄社員の娘:3DKの社宅
と、ウサギ小屋庶民の溜め息出るばかりの豪邸住まいの模様
そこへ「あなたたち、だあれ」と現われたのが、お嬢様姿の「ナッキー!?」
「やっと呼んでくれた」と上方からの声に悪たれ団が見上げると、見慣れたナッキーに、皆ズドン!





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スゴイお部屋に招き入れられた悪たれ団
お庭で会った子はと尋ねる所へ、当人がお部屋の扉から顔を出した
ナッキーからこっちへおいでよと誘われると、「いいの?」、ニコニコしながらナッキーの隣の椅子に座った
髪型同じだったらナッキーと見分けつかない
「だってウチら双子だもの」(ナッキー
「ん」ナッキーもどき)
ナッキーが姉に見えるけど、ナッキーもどきが姉で、真理子、愛称マ-ル
マールは悪たれ団がナッキーの友達と聞き、「じゃあ、あたしともお友達になってくれるかしら」
異論無しに了承され、ウワァ♪と嬉しそうな表情見せるマールであった




お母様が登場し、お薬の時間であるマールが席を外している間に判明した事として
・医者の要らなかった時が無かったくらい、虚弱なマール
・学校へは行ってない
後にナッキーの回想場面として
・姉妹が初めて御対面時、大人だけに囲まれて育ったマールは怯えていた
2年後、マールを亡くしたお母様の脳裏を走馬灯の如くの回想場面として
・発熱したマールの枕元に始終付き添うお母様
・元気な時にも、一人で着替え上手く行かず「ウエ~ン」と泣くマール
・マールは虚弱な上に、発語も遅かった
・腕に抱きかかえる幼いマールから「おんも(表)には、なにがあるの?」に、「表には何も無いのよ」
・お母様が娘の自宅学習しても、ひらがな書くのが精一杯の学力




要するに、マールは、豪邸から一歩も出た経験が無い超箱入り娘だった
ナッキーが唯一の友達で、そのため、ナッキーは毎日終礼後急いで下校していた
ナッキーの学校行事で初めて、お母様同伴で外出し、人わんさかと大きな建物(ビルディング等)に驚嘆する
学校って楽しそう、マールも行きたいなと言い出すけど
ひらがな書くのが精一杯の学力といえば、ごく軽度ながら知的障害者なので
普通学校は無理だし、そもそも虚弱のため養護学校にも日常的に通えないと、無理な相談である




そんなマールでも
ナッキーが多種多様な友達を運んで来てくれ、外の世界と繋がれる
利き腕に障害負った飛島先輩の機能訓練として、「マールが字を教えてあげるよ」と申し出た結果
せっかちでないマールと一緒にならば、飛島先輩も焦らず訓練出来るよとナッキーが同意し
得意芸はあやとりだけというマールが、人の役に立つ事がわかった




これらはひとえに、ナッキーが、生まれながらのお嬢様じゃなかったおかげ様でしょ




大学では、教授?から、卒業後も大学で研究分野の職業に進んではと勧められる
これは、ホテル王令嬢が世間並みの就職希望しても真剣に雇う会社なんて無いを意味していた
青森の田畑地域を走り回って育ったからといって
東京に呼び戻されれば、世界的なホテル王の娘に相応しい厳選された教育環境が、一般世間の常識である
しかし何故か、ホテル王令嬢が酒屋の次男坊と机並べる学校に転入した




公立への転入理由わからないものの、お父様がごく普通のおっさんだからでは?
娘がまだ大学在籍中にわんさか押し寄せる見合い話なんて
成金タイプ親父だったらホイホイ喜び、娘張り倒してでも卒業=政略結婚を敢行するだろう
ナッキーのお父様はそうじゃなかった
14年間も妻の実家に預けていた負い目あるにせよ
娘が運転免許取得したら事故る心配ばっかりするが、他は、娘の意思に任せる
思うに、お父様自身
公立に通うフツーの生まれ育ちから、一代で叩き上げた苦労人
あるいは、真の上流階級、つまり身分に相応しい高い知性と教養を備え、広い視野を持つ人格者
とにかく同じ階層とだけつるんでいては、人の価値観はそれぞれですから~など言えないを知ってると思うわよ
私立学校には村社会の要素強く、選民意識に支配されるリスクもね




だから教師志望の娘が、生身を相手にする教壇に立たなければ意味が無いと、母校に就職すると見た
モンペもいれば、地味な商店街のガキんちょもいて、ちびまるこの花輪君的御曹司と共存させる公立にね
教師編ではどうやら、様々な苦労するようだけど
ま、社会経験無しで先生と呼ばれるのは、無駄に意識高い系どころか宇宙人の温床だ
苦労は喜んで買っとけという方向で