mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

~midnight dribbler~(ウサギ畑でつかまえて)

Intermezzo:「波乱が間奏曲に終わって人生を完走させたい男女の仲」

昨夜、Clasicoキックオフ直前に、たっふいーさん記事を見て

鬼嫁は、自分カワイイ最優先で、我欲の鬼
カカァ天下は亭主を尻に敷くけど、婚家との付き合い等やれば、亭主の顔を立てる

との考え方に立てば
怖くても、男の面子と平和が保てるでしょ




そお思わね?
紳士と亭主は育てて、男子として一丁前に成長さてやるもんでしょ
鬼嫁:権利主張だけ叩き込まれた、面倒嫌よ離婚しちゃう慰謝料はオトコが支払うもの!2ch伝説の92宇宙人
カカァ天下:辛抱という深謀遠慮する聡明さを持ち、子供にも愛され孤独死回避する清く正しい地球人
という結論に達した




Classicに於けるカカァ天下を挙げると

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1894年、シュトラウスバイロイト音楽祭で『タンホイザー』を指揮する。シュトラウスはこの時、エリザベートを歌っていたソプラノ歌手のパウリーネ・デ・アーナとたちまち恋に落ち結婚した。シュトラウス夫人となったパウリーネはその激しい性格により、恐妻家シュトラウスの「悪妻」として数々の悪評を残したが、その叱咤激励のおかげで作曲家シュトラウスの作品が多くが生まれたのも事実であろう。ちなみに後に書かれた歌劇『インテルメッツォ』と『家庭交響曲』はこの夫人との家庭生活に想を得た作品であり、『影のない女』の染物師の妻もパウリーネがモデルと言われる。パウリーネがどのような人物であったかは、マーラーが妻アルマに送った1907年1月の手紙で、マーラーがベルリンに住んでいたシュトラウスの家を訪ねた際のことを書き残している。 (以下マーラーの文章)「パウリーネは私を出迎えると自分の部屋に私を引っ張り込み、ありとあらゆるつまらぬ話を豪雨のように浴びせかけ、私に質問の矢を放つのだが、私に口を出す暇を与えないのだ。それから疲れて寝ているシュトラウスの部屋へ、私を両手で掴んで有無を言わせず引っ張って行き、金切り声で“起きてちょうだい、グスタフが来たのよ!”。シュトラウスは受難者めいた顔つきで苦笑しながら起きると、今度は3人で先程の話の蒸し返し。それからお茶を飲み、パウリーネに土曜日の昼食を一緒にすることを約束させられて、2人に宿泊先のホテルまで送ってもらった。」

Wikipediaリヒャルト・シュトラウスより引用 )





どんだけ恐ろしか嫁だったか?




カタルーニャが生んだ偉大なるチェロ奏者パブロ・カザルスによれば
シュトラウス夫妻と一緒に車に乗る時かしらね
「リヒャルト!あれ持って来て頂戴!!これして頂戴!!!」
亭主をアゴで使う嫁を見て、「あの女、殺したろか~」と内心に怒りの炎がメラメラ燃えたぎったほどだった




夫婦の日常に於いては、教育ママと受験生の世界を呈した
定時に亭主を仕事部屋に送り込み、時折おやつを差し入れながら仕事はかどってるかをチェックする
亭主が誤魔化そうにも、敵は何しろ楽譜が読めるもんで、筆が進んでいないと叱咤激励の嵐を受ける




亭主の仕事が完了したらしたで
Intermezzo(opera)


夫婦喧嘩を描いた作品の主人公が、自分をモデルにと知って発狂する勢いで激怒したという




ニッポン男児が見れば、「誰のおかげで飯食えると思ってるんだッ」?
パウリーネなら恐らく、そおね、↓のような返しする?
「この家の女主人であるアテクシが女中を指示して、アナタの好物恵んでやってるからでしょ」
「アテクシがいなければ、アナタ絶対、いまほど仕事に集中して稼げないわよ」
「アナタの名声が実力の賜物でも、アテクシの尽力もお忘れなく」




男子ってホント、ある程度、女子が掌の上のパーマン2号のように転がさないと
すぐ愚図愚図並べ、ちょっとの事で凹んで、コンビニ飯でジェラ(自堕落)太りしやすいもの
男女逆、つまり亭主関白にも言える点として
主導権握る者の頭悪けりゃ、ただのモラハラDVに堕す
カカァ天下と亭主関白、これらが成功するのは、その者が優秀を示す証明じゃん




この間、発言小町で、男女同等を訴える女性トピ主が、意外にも同性から叩かれた理由として
「男女が全く同じに作られていない以上、同等などあり得ない」
(人間として対等を目指しなさい)
「男女は同等でない以上、就労環境を一概に男社会と言えないわよ」
(男の権利を減らして女を優遇するのが、女性の権利向上とか厚顔無恥にも程がある)
…女の特性と責任を無視して甘やかされていれば女の知的水準下がるだけを、パウリーネと考え合わせてみ




インテルメッツォ主人公のクリスティーネってね
そりゃま口煩く、かなり独善的
しかし度が過ぎた際、亭主から平手打ち食らったら、しばらくポカンとした後、亭主に惚れ直すんだよ
アタシ所有のLD、1980年代の英国グラインドボーン音楽祭上演では
元来スットボケタ風情を備えるフェリシティ・ロットが、( ̄ー ̄)と嬉しそうな表情を見せる
それが例え
「アテクシが頑張って亭主を男前に躾けた甲斐あった」
都合良く考えての美味しい所取りとしてもだ
亭主が嫁への不満抱えながら尻に敷かれっぱなしの甲斐性無しじゃないは、嬉しいもんだよね




影のない女に登場する染物師バラクの女房を思い起こすべし

https://blogs.yahoo.co.jp/borussiamagdala/32230252.html

女房が孤独を打破するため亭主に求めていたのは、一個の女としての評価の他、『怒り』もあった
何言われても女房を子供のようになだめる程度のバラク、決して本心は見えない
そんな唐変木が遂に感情を爆発させたのが、女房が影を売ったを知る第二幕幕切れであった
女房はこの時恐らく、霊界の憑依を受け、自身では制御出来ない状態にあったと思うけど
浮気しただ何だの告白には笑って取り合わないバラクも、女房に影がないを見るとさすがにブチ切れ
弟どもが必死で食い止めようとするのを振り切り、女房に手をかけようとする
たまりかねた皇后が、女房に影を返してやると、女房は正気に戻り、亭主に「アタシを殺してよ」
根は善良を絵に描いたようなバラクに人殺しなんて出来んがね
夫を裏切った後悔と、夫の『父親になりたい、一個の男』を目の前にして、ようやく安心を得たの
ラク、最愛の夫。アナタが殺すというなら、喜んで殺されましょ

クリスティーネと同じ話でしょ




あ、バラクの女房も、シュトラウス大先生がパウリーネをモデルにした部分あったっけ?
何でもイイや
犬も食わない夫婦喧嘩に留まるか
ギスギスした空気が家庭内を覆う仮面夫婦続けるか
泥沼調停を経る離婚劇へと展開するか
男女が高い知的水準に於いて同等、天才&ガイジ、DQN同士のどれかによって変わるとだけ