mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

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“不思議”だったプレミア頂上決戦。チェルシーリバプール、入れ替わったそれぞれの強み
9/30(日) 11:51配信

 現地時間29日に行われたプレミアリーグ第7節、チェルシーリバプールの一戦は1-1の引き分けに終わっている。無敗同士の対決となった同試合では、お互いがお互いの長所を消そうと様々な工夫を加えてきた。それにより、なんとも珍しい光景が生まれたのである。(文:小澤祐作)

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●まさに頂上決戦

 リーグ戦6試合で全勝のリバプールと5勝1分のチェルシー。ここまで負けなしの両者が披露した試合は、まさにプレミアリーグの頂上決戦にふさわしい内容であった。

 昨季のチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝に輝いたリバプールは、今夏の的確な補強で、より完成度の高いチームへと変貌した。最大の補強ポイントだったGKにアリソンを迎えたことで守備の強度が増し、ファビーニョやナビ・ケイタといった実力者も確保することができた。十分な戦力を揃えたリバプールは、今季のリーグ戦6試合で14得点を挙げ、失点はわずか2だ。ユルゲン・クロップ体制4年目にして、チームは完成形をみせている。

 一方のチェルシーも今季は大きくチームが変化している。新監督にマウリツィオ・サッリを迎え、それまでの堅守速攻スタイルからポゼッションサッカーへシフトチェンジを果たすと、圧倒的な強さを発揮。リーグ戦6試合を終えた段階で平均支配率は65.7%、パス成功率は88.8%を記録している。どちらも、プレミアリーグではマンチェスター・シティに次いで2番目に良い数字となっているのだ。

 そんな両者が対戦した今回の一戦には世界から大きな注目が集まったはずだ。どちらかに初黒星が付くのか、あるいは勝ち点1を分け合うのか。緊迫した空気が流れる中、スタンフォード・ブリッジに試合開始のホイッスルが鳴り響いた。

●終盤に待っていたドラマ

 前半開始からボールをキープしたのはリバプールだった。テンポの速いパス回しで相手DFをかわしていき、前線の3人へ素早い楔のパスを入れた。ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、サディオ・マネの3人はボールを引き出そうと、オフ・ザ・ボール時でも動きを止めることはなかった。相手CBとSBの間にうまく入り込み、パスを呼び込むと、果敢にゴールへ向かった。前半4分、10分とサラーが立て続けにシュートを放つなど、アウェイチームは試合開始早々から圧力をかけたのである。

 守備時には、チェルシーの崩しの核であるジョルジーニョへのパスコースをフィルミーノが限定した。これによってCBからパスを引き出すのが難しくなったチェルシーはサイドへ展開して崩しにかかったが、リバプールのハイプレスに苦しんだ。

 立ち上がりはリバプールペースで進んだものの、徐々にチェルシーがリズムを取り戻してきた。そして25分、マテオ・コバチッチのスルーパスに反応したエデン・アザールが左足でゴールへ流し込み、ホームチームが先制ゴールを奪ったのである。リーグ戦6試合5ゴール2アシストと好調のエースの一振りで流れは一気にチェルシーへ押し寄せた。

 追いつきたいリバプールは、後半に入ってもなかなかチェルシーDFを攻略できずに苦しんだ。70分に途中出場のジェルダン・シャキリに決定機が訪れるが、決め切れず。気づけば89分を経過していた。

 しかし、リバプールに今季リーグ戦初黒星が付くかに思われたその時、途中出場のダニエル・スタリッジペナルティエリア左手前からシュートを放つと、これがゴール右上に突き刺さり、土壇場でアウェイチームが同点に追いついた。

 試合はこのまま終了し、上位対決は勝ち点1を分け合う結果となった。

●お互いの長所を消したからこそ…

 試合後のスタッツを見てみると、ポゼッション率は47.2%:52.8%、パス成功率は83%:84%とほとんどの面でリバプールが上回っている。

 ポゼッションサッカーをベースとするチェルシーがこういった面で下回るのは珍しいが、リバプールのハイプレスを避けようと時折ロングボールを織り交ぜて変化を加えたり、ジョルジーニョが徹底的にマークされていたから中盤の底から組み立てるのではなく、本来はリバプールの強みであるカウンターでアザールやウィリアンを活かそうという意図があったからこその結果なのではないだろうか。そのため、この試合に関しては、チェルシーがポゼッション率で下回るのは必然だったのかもしれない。

 一方のリバプールチェルシーの最終ラインがかなり深い位置を保っていたため、ボールを奪っても相手の背後のスペースを突くことが難しく、カウンターという強みを封じられた。

 そのため、ボールキープする時間は必然的に増えていったのだ。しかし、チェルシーの強みであるポゼッションサッカーを消すために、攻撃面で自分たちがボールを持つことは案外有効な手段だったのかもしれない。相手にボールを持たせたくなければ自分たちが持てばいい。相手の隙を伺っていただけという見方ももちろんあるが、この非常にシンプルな考えが、結果論としてチェルシーの長所を消すことには成功したと見ていいだろう。

 お互いがお互いの長所を消し、相手の強みを自分たちのスタイルに盛り込むというなんとも不思議なゲームでもあった今回の直接対決。プレー強度、プレースピードとすべてにおいて高レベルだった両者は、今後も白熱した優勝争いを繰り広げるだろう。

 シーズン終了後に笑っているのは、どのクラブになるのだろうか。

(文:小澤祐作)


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リバプールチェルシーは仲良し~?】
それは、レッズおばさんの記念すべき、いまは亡きスポナビ様デビュー記事題名と述懐して
ジルーはスタメンなのに、セスクはベンチ温めてたねと薄笑い浮かべて
スターリッジが、地上の最強の男前に見え
エデン・アザール→エデンを去る→チェルシーエデンの園を去ると変換した
「シーズン終了後に笑っているのは、どのクラブになるのだろうか」
…得失点差でレッズを上回る首位、青い方のマンチェスターだったりして
(赤い方のマンチェスターの試合も眺めたら、ウエストハムに負け、10位だね
モウさん、そろそろ?
目下お暇なジダンが英語特訓中という噂飛んでるし)




レッズが今季こそ悲願のPL制覇果たさなけりゃ、アタシゃ脳出血起こして赤い激流に溺れるけど
どーしても青いチームが笑うんだったら、イタリア人監督でなく、ペップの方でお願いね




そのペップ古巣バルサも、昨夜、ビルバオと引き分けだ
遠目にはバルサに見える青赤東京は、監督の古巣に負けた
勝利収めたのは
2018.9.30
「この圧巻の逆転劇は強さの証明」

「常に自分を信じる必要がある。ゴール1つですべてが変わる」。2点をリードされながらも4-2の逆転勝利を収めた試合のあと、ルシアン・ファブレ監督はこのようにコメント。キャプテンのマルコ・ロイスは「この圧巻の逆転劇は強さの証明」と仲間たちを称えた。

ルシアン・ファブレ監督:
「失点はいずれも不必要なものだった。最初の失点では、あまりにも多くのミスが出てしまった。あんなことがあってはならない。次の失点はコーナーからのもので、クリアしたあとの相手の2次攻撃を予測できていなかった。結果的に2点を失ってしまった。ただ、常に自分を信じる必要がある。ゴール1つですべてが変わる。この試合でもチームは闘志を見せてくれた。最後は本当に興奮したよ。0-2のビハインドから4-2で勝つというのは格別な気分だ。レバークーゼンには3点目を奪うチャンスもあったが、後半は我々がゲームを支配し、相手よりいいサッカーをしていた。首位に立つというのは気分がいいものだね。今シーズンはいいスタートを切ることができたよ」

マルコ・ロイス「ハーフタイムに監督が多くを語る必要はなかった。僕らは試合前にしっかりウォーミングアップすることができず、前半がああなってしまったのは当然とも言える。後半に奮起が求められたのは明らかで、それができなければまったく違う結果になっていただろうね。今日の試合でも大勢の若手がプレーし、レバークーゼンで2点をリードされるという厳しい状況を経験した。この圧巻の逆転劇は強さの証明。水曜日のチャンピオンリーグでさらに上の試合ができれば、いいシーズンのスタートということになる。けど、いいサッカーを今日のように45分間だけではなく、90分間続ける必要がある」

ロマン・ビュルキ:「首位に立てていい気分だ。嬉しいけど、シーズンはまだ始まったばかり。大事なのは今の勢いを今後の試合でも保っていくことだ。今日はドレッシングルームが少しの間だけ騒がしくなったけど、これまでもたびたび逆転してきた。後半にいいスタートを切るしかなかった。早めにゴールを奪えば、レバークーゼンは焦ると思った。前半は最終ラインから組み立てるのが難しかった。レバークーゼンがどんどんプレスをかけてきたからね。相手がリードしたのは妥当だったけど、後半はまったく違う展開になった。僕らは耐え続け、ここぞという時にゴールを重ねることができた」

ハイコ・ヘルリッヒ監督(レバークーゼン):「我々にはリードをさらに広げるチャンスが2度訪れた。その直後に相手の1点目が生まれ、さらに同点にされてしまった。実力のあるドルトムントは絶対にギアを上げてくると思っていた」

ユリアン・ブラント(レバークーゼン):ドルトムントは1点を返して2-1にしてから巻き返し、僕らは自分たちのサッカーができなくなってしまった。それによってドルトムントは自信を深めた。彼らはスーパーなチームで、チャンスを確実にものにした。ドルトムントが後半になって活気づいたのは明らかだった」

編集:クリスティーナ・ラインケ

 

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ヘタレな首都チーム、やない、ヘルタ・ベルリンが、バイエルンに勝利収め、王国に土を
バイエルンとヘルタが得失点差による2位と3位
mathichenさんのドルトムントが、無敗を守り、単独首位
次節にゃわからんものの、レッズ指揮官の前職場にも今季こそ期待してイイ?




笑いが止まらん日曜日である
どんだけ浮かれてるか?
次記事で判明する




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